家族間殺人
阿部恭子(著)
/幻冬舎新書
作品情報
家族に悩まされた経験を持つ人は少なくないだろう。配偶者のモラハラや支配的な親きょうだいの言動に「いっそのこと・・・・・・」と思ったことはないだろうか。実際、日本の殺人事件の半数は家族間で起きている。家族の悩みは他人に相談しにくく、押さえ込んだ感情がいつ爆発するかわからない。傍から幸せそうに見える家族ほど、実は問題を抱えていることも多い。子どもへの度を超えた躾、仮面夫婦や夫と姑の確執、きょうだい間の嫉妬による殺人など理由はさまざまだが、そこに至る背景には一体何があるのか? 多くの事例から検証し、家族が抱える闇をあぶり出す。
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商品情報
- シリーズ
- 家族間殺人
- 著者
- 阿部恭子
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 幻冬舎
- 掲載誌・レーベル
- 幻冬舎新書
- 書籍発売日
- 2021.09.29
- Reader Store発売日
- 2021.09.29
- ファイルサイズ
- 0.4MB
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この作品のレビュー
平均 2.7 (3件のレビュー)
-
犯罪加害者家族を支援するNPOの理事長である阿部恭子さんの著書。活動に興味があったので読んでみた。
これまでの経験を元に書かれているのだが、文章が冗長で、構成もよくない。繰り返しが多く読みにくい。
↑…これは完全に編集が悪い。
他の方のご感想にもある通り、結論の飛躍や少ないデータでの一般化が目立ち、そのせいで非常に説得力に欠ける。
また、参考文献8冊の内7冊がご本人の著書とは…。
「息子が人を殺しました」などキャッチーなタイトルが多いが、単なる焼き直しでなく本ごとに主題を絞って述べて欲しい。
活動されている内容は大変素晴らしいと思うので、もっと多くの人に響く本を届けてほしい。続きを読む投稿日:2021.10.20
このレビューはネタバレを含みます
加害者家族の支援活動に携わる著者ならではの視点が新鮮。野田市児童虐待死事件についても詳しくレポート。犯人はなぜ家族に暴力を振るってはならないか、何が虐待か理解できないまま裁判、判決に至ったことが残念で…、それでは再犯、または逮捕に至らないまでも類似の暴力を出所後起こす可能性が高いので、プログラムが必要と云う問題提起。そしてこの著書のテーマの家族間の事件では犯人家族が被害者家族でもあるので、犯人の妹の言葉も詳細に取り上げ、ネットでは自分を兄がいじめていたなんて書き立てられたが事実無根であるとのこと。この辺りは、私は信じてしまっていた、というよりどうせ他人事の野次馬の視点だと「そっちのほうがストーリーとして座りのいいもってこいのエピソード」なので信じたがっていた。それはあさましいことであると思い至った。その一方で、章としてはかなり犯人家族に寄り添い過ぎていて、被害者母、つまり犯人の妻を悪しざまに書き過ぎているところがある。まさにそこもいわゆるメンヘラ女性の「理解のある彼君」としての身内による犯人擁護の物語になっていて、この本もまた鵜呑みにはできないな、という印象だ。
レビューの続きを読む
さらに、終章の「純」さんのエピソードはできすぎた話では…?これは、プライバシーの観点から、いくつかの事件をつないだりフェイクを混ぜたりした弊害か?まるで小説みたいですね?と読み進んでいたら、不意打ちで私の活動に影響を与えた人物でほかの著書でも登場した、とあり、その著書私読んでないからな~と戸惑っていたら、海外に行くと云ってたが自殺したかもしれないと思っている、なんてあって、そんなこと言っちゃっていいの?生きてたら失礼では?いや実在するのほんとに???と急にすべて信じられなくなってしまった。
しかし、家族を神聖化してはいけないとか、加害者家族の過度のバッシングは良くないとか、親子の世代によって価値観が乖離(男女差等)してしまうことによる悲劇、などの著者の問題提起は真摯であったと思いたい。続きを読む投稿日:2021.10.24
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