システムを作らせる技術 エンジニアではないあなたへ
白川克(著)
,濵本佳史(著)
/日本経済新聞出版
作品情報
SEじゃないあなたのためのDX推進の教科書! 企業のDX推進でシステムを「作らせる技術」の重要性は増しています。 プログラマーやSEのような専門家だけがシステムについて考えればよいのではなく、「自分では作れなくとも、思い通りのシステムを『作ってもらうノウハウ』」が必須の時代になったということです。 そのためには、・「こんなシステムがあればいいのに」を構想し、・「A機能とB機能、どちらを優先すべきか」を判断し、・これを作るのにいくらまで投資する価値があるか?を見極め、・作ってくれる人(社内の情報システム部門、または社外の専門ベンダー)を探し出し適切に依頼し、・構築プロジェクトで沸き起こる様々な課題を解決 していかなければなりません。 本書はシステムに詳しくない業務担当者が、新しいビジネスを立ち上げるために、または既存の業務を改革するために、すべきこと/陥りやすい落とし穴を余すことなく書きます。 著者が20年以上にわたり支援してきた多くのプロジェクトでの事例やエピソードを詰め込んだ、実務家のための教科書です。
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この作品のレビュー
平均 4.4 (30件のレビュー)
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良書 業務面から、すぐれた情報システムを構築するためにはどうすればいいのかが、利用者、導入企業の目によって描かれている書です。
システム、業務内容、スキル、進捗状況などなど、見えないづくしのシステム作…りを可視化し、評価し、計画を立てるためのノウハウが集約されています。
もっと早く出会いたかったし、プログラマーなど、システム構築に関わる方にとって視野がひろがる内容だとおもいました。システム関連の方に是非ご一読をお勧めします。
過去、システム構築のトラブルに見舞われ、責任を負わされ、大切な友人、知人を自殺や病気で失い、職場から去っていった方も多くありました。
そんな難易度の高い仕事に、利用者目線でものさしを当ててもらっているのが本書だとおもいます。
使う人と作る人との役割や、責任が明確にされていること、各工程で作成される、成果物などが細かく解説されているのもいいと思います。
プロジェクトの成功の秘訣は、情報システムに明確な目的をもつこと、
要求定義は、使う人が主体で用意するもの、作る人はそのための支援をする
要件定義は、使う人と作る人が共同で行うもの
設計以降は、作る人が主体で行うもの
システム構築を8つのカテゴリーに分けて解説をしています
ゴール明確化 C章
現状調査分析 D
構想策定 E
要求定義 F~M
パートナ・製品選定 N~R
プロト検証 S
設計・開発・テスト T~W
導入 X
システムの導入は、Why ⇒ How ⇒ What で考えよ
全体をつらぬく重要なドキュメントがでてきます。
それは、FM:機能一覧
FS:機能詳細(機能ごとにその概要を記述したドキュメント)
この2つのドキュメントが、プロジェクト全体で活用されています。
データ移行の難易度、費用は想像以上の大きいこと
・現行システムの知識が必要
・新システムの知識が必要
・業務知識が必要
この3つを全てもっている人はどこの会社にもいない
ヘルプデスク、保守、運用については、一部非機能要件の項目にあったぐらいで別の書を参考にされたほうがいいと思います。
目次は、以下です。
A章 作る前に知っておくべきこと
B章 プロジェクト全体の進め方
C章 ゴール(Why)を明らかにする
D章 現状の棚卸しをする
E章 将来像(How)を明らかにする
F章 システム要求(What)を決めるプロセス
G章 機能を洗い出す7つの方法
H章 要求をFMにまとめる
I章 要求の詳細をFSに表現する
J章 優先順位の基準を決める
K章 作る機能を決める
L章 FMがシステム構築を成功に導く
M章 機能以外の要求を定義する
N章 パートナーの1次選定
O章 提案を依頼する
P章 パートナーを決定する
Q章 稼働までの計画を立てる
R章 プロジェクトの投資決裁を得る
S章 課題を先出しする
T章 開発チームの立ち上げ
U章 キーチャート
V章 開発中の関与
W章 データ移行
X章 いよいよ新システムの稼働
Y章 (補足)ベンチャーでのシステム構築
Z章 (補足)FMをシステム構築以外に応用する続きを読む投稿日:2022.07.28
たしかに本書の通りに
・whyhow#whatを明確にして
・関係者を適切に巻き込み
・会社と部署の垣根を超えてワンチームで取り組めば
不毛なプロジェクトを減らせるであろうと思える一冊。
システム開発…に関わる人には必読の書と思う。
とくに、ユーザ企業や一時受けになるITベンダ向け。続きを読む投稿日:2023.12.12
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