オンラインでも好かれる人・信頼される人の話し方
桑野麻衣(著)
/クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
作品情報
あなたは、人に「好かれる・信頼される」コミュケーションができていますか?
社内コミュニケーション・会議・営業・プレゼン・面接・セミナー・・・・・・本当に成果につながっていますか?
相手から良い反応を引き出せているでしょうか?
外出自粛によりますます浸透したテレワーク。
Zoom等で画面越しにコミュニケーションをとる機会もグッと増えたのではないでしょうか。
オンラインツールは便利な一方で、
「ちゃんと伝えたいことが届いているか、不安になる」
「相手の本音を察しづらく、話を進めづらい」
「プレゼンやミーティングが盛り上がらない」
「全く反応してくれない人や、逆に話しすぎる人がいる」
そんな悩みの声も聞こえてきます。
しかし、実はそんなオンライン時代こそ、「真のコミュニケーション力」を磨く大チャンス。
これを機に、コミュニケーションを見つめ直してみませんか?
オンもオフも関係なく●伝えたいことが伝わる
●相手の思いや考えが理解できる
●お互いにもっと気持ちのよいコミュケーションができる
話し方は、ちょっとした工夫で実現できます。
コミュニケーションにかかる時間やコストが下がれば、より自由な時間が手に入り、仕事や人生の可能性が広がります。
新しい時代のコミュニケーション術で、今日から人生を変えていきましょう!
【目次】
序章 オンラインとオフラインで変わること、変わらないこと
第1章 どんな状況でも好かれる・信頼される、よい関係を築く話し方
第2章 ひと目で好かれる・信頼される、印象をよくする話し方
第3章 はっきり言っても好かれる・信頼される、上手に伝える話し方
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この作品のレビュー
平均 3.8 (7件のレビュー)
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話し方、コミュニケーション力を磨くための本です。オンライン会議が日常に定着しつつあります。私もそうですが、リアルとの違いに戸惑っている方も多いと思われます。まず、オンラインでもリアルでも変わらないこと…は、「好かれる+信頼される人」になることが重要なことを教えてくれます。その上で、オンラインだからこそ気をつけたいことを教えてくれるのです。オンラインでうまくコミュニケーションを取りたいと思っている方はもちろん、そもそもコミュニケーションに不安を抱える方にとっても、いろいろな気づきを得られる1冊ではないかと感じました。
【特に覚えておきたいフレーズ】
「オンラインかリアルかは、あくまで手段の話。目の前の相手と気持ちの良いコミュニケーションを心掛け、信頼関係を構築することが目的であることを忘れないこと。『好かれる』と『信頼される』の両立を目指したコミュニケーションを心掛ける。組織の中での自分の強みや役割も見つかり、ずっと結果を出し続けるビジネスパーソンになれる。」
「自己開示ができると、『好かれる』と『信頼される』の両方の印象が得られる。好かれると『この人と仲良くなりたい・この人をよく知りたい』と思われ、信頼されると『この人から買いたい・長き関係性を築きたい』と思ってもらえる。自己開示の目的はあくまで相手の警戒心を取り去り、『この人は安心・安全な人だ』と思ってもらうこと。オンラインでは空気を読みにくいので、感情や本音を表に出すことは効果がある。行動を変化させるには、まず心を動かす必要がある。」
「一流の人は、話す表情よりも聞く表情が生き生きしている。聞く表情を磨くだけでも、差別化できる。オンラインでも、画面をオフにせず、聞く表情を見せることは大事。」
→オンラインでもリアルでも、好かれる+信頼される人になる上で重要なのは「自己開示」と「聞く表情」だと感じました。相手を安心させる、ということにつながるのだと思います。
【もう少し詳しい内容の抽出】
・日本人は「察する」「空気を読む」コミュニケーションが得意な人は多いが、「表現する」コミュニケーションが苦手な人は多い。結果的に、人間関係で悩む人が増え続ける。オンライン化を「表現する」コミュニケーションを磨くきっかけと捉えてみる。オフラインでもコミュニケーション力が向上し、人間関係の悩みが減るかもしれない。
〇オンラインとオフラインで変わることと変わらないこと
・オンラインかリアルかは、あくまで手段の話。目の前の相手と気持ちの良いコミュニケーションを心掛け、信頼関係を構築することが目的であることを忘れないこと。「好かれる」と「信頼される」の両立を目指したコミュニケーションを心掛ける。組織の中での自分の強みや役割も見つかり、ずっと結果を出し続けるビジネスパーソンになれる。
・無理に関わる必要はないが、「自分と違う相手と向き合う」ことがコミュニケーション力向上には必要不可欠。プライベートな場面や、SNSツールを使うところから始めてもよい。
・「自己開示」と「(他人からの)フィードバック」の2つの行動習慣を心掛け、繰り返していくことで、コミュニケーション力向上だけでなく、新たな自分の発見にもつながる。
・相手の反応は、自分のコミュニケーションの成果である。自責の念を持つことはビジネスパーソンに必要なこと。あと1つできるとしたら何か、と考えてみる。
〇どんな状況でも好かれる・信頼される、良い関係を築く話し方
・対面での会議や打ち合わせなら、あまり発言しなくても参加者として成り立つが、オンラインだと消極的に見えることがある。自分の意見を言うほかに、他のメンバーから意見を引き出す、話の流れを整理するといった「場を回すファシリテーション力」が求められるようになった。ファシリテーションは大きく分けて2つのステップがある。ステップ1は、一体感のある場作り(発散)。①冒頭で一体感を作り、②その集まりのゴールを明確にし、③メンバー1人ひとりに目を配り、意見を引き出す。ステップ2は、ゴールに向かって導く(収束)。①引き出した意見を掘り下げる、②話を整理し、まとめる。
・自己開示ができると、「好かれる」と「信頼される」の両方の印象が得られる。好かれると「この人と仲良くなりたい・この人をよく知りたい」と思われ、信頼されると「この人から買いたい・長き関係性を築きたい」と思ってもらえる。自己開示の目的はあくまで相手の警戒心を取り去り、「この人は安心・安全な人だ」と思ってもらうこと。オンラインでは空気を読みにくいので、感情や本音を表に出すことは効果がある。行動を変化させるには、まず心を動かす必要がある。
・「嫌い」というネガティブな感情から得られるものは多い。その嫌悪感が、自分のどのような価値観から生まれているかを考えると、自分と真剣に向き合い、自分自身を知ることができる。信頼できる人であれば、「嫌い」であることを伝えることも効果がある。
〇ひと目で好かれる・信頼される、印象をよくする話し方
・コミュニケーションを取る前からオンラインでの印象が変わるポイントは、①画面の明るさ、②画面上に映る範囲の顔の大きさ、③目線の高さ、④背景の重要性、の4つ。好みもあるので正解は1つではないが、意識する。
・一流の人は、話す表情よりも聞く表情が生き生きしている。聞く表情を磨くだけでも、差別化できる。オンラインでも、画面をオフにせず、聞く表情を見せることは大事。
・言葉が、勉強不足で無意識に崩れていないかを注意する。TPOに合わせて意図的に崩すのとは違う。相手から信頼されたいと願うのなら、正しい言葉を使うことで、自分自身を信頼できる人物として表現できる。
・オンラインコミュニケーションこそ、わかりやすい「間」が必要。「間」は、目の前にいる聞き手のための時間。相手に考えてもらう時間や、相手の心を解きほぐす時間が作れる。「間」を入れる理由を明確にしておく。強調、問いかけ、整理など、使う理由や場面をイメージしておくとよい。
〇はっきり言っても好かれる・信頼される、上手に使える話し方
・はっきりものを言っても嫌われないためには、まずは相手を理解する姿勢を表現する。相手をまずはよく観察し、相手の話を聞いて理解することから始める。相手に対し敬意があれば、相手のことをよく知らないのに否定したり、自分の意見を押し付けることはなくなる。必要なのは、自己主張を快く聴いてもらえる関係を築くこと。
・アサーション力(相手を尊重した上での自己主張)を向上させるには、①自分にとっても相手にとってもwin-winである関係を目指す、②自分の気持ちをいったん自分の中で言語化する、③相手の話をよく聞く(相手の話の腰を折らない)、④相手を尊重した上で自己主張する、というステップが重要。
・臨場感のある話し方ができる人の言葉や、読者がその世界に入り込める文章には、「五感表現」がよく使われる。五感を使った表現を取り入れると、情報がイメージしやすい。どの五感がよく使われるかは人による。使う頻度を分析し、低いものを中心に表現力を磨いてみる。続きを読む投稿日:2021.01.29
オンラインでの話し方だけでなく、相手も自分も気持ちよく会話をするためのコツや考え方がたくさん書かれていました。深く解説するというより、たくさんの考え方を紹介してもらってる感覚でした。自分でさらに調べて…みようと思います!
内容もどれもわかりやすいのはもちろんのこと、読みやすく、著者の細やかなお人柄が出ている本でした。たくさんメモ取りました!続きを読む投稿日:2023.02.04
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