AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
越川慎司(著)
/ディスカヴァー・トゥエンティワン
作品情報
「働き方改革」がはじまり、・残業できない・仕事が終わらない・休みたいけど、休める状況ではない・・・・・・など、ネガティブな思いを抱いている人も多いのではないでしょうか。本書は、そんなビジネスパーソンに、「効率よく成果を出す方法」を紹介する1冊です。著者の越川氏は、IT企業、米マイクロソフトの執行役員などを経て、現在、働き方改革の支援をする会社の代表を務めています。その仕事の中で、クライアントの困りごとである・残業できない・人を増やせない・でも仕事量は変わらないという3大課題を解決するために、確立したのが本書で紹介する「トップ5%社員の習慣」です。 トップ5%社員は、特別な能力や才能に長けているというよりは、「仕事が早く終わるツボ」を心得ている人です。そのため、本書で紹介する仕事術は、誰でもできるもの。・常に時間に追われているのに仕事が終わらず、努力だけでは限界を感じている人・働き方改革やテレワーク導入を機に働き方を見直したいと思っている人必読の1冊です。トップ5%社員の五原則1 「目的」のことだけを考える2 「弱み」を見せる3 「挑戦」を「実践」だと捉える4 「意識変革」はしない5 常に「ギャップ」から考える
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商品情報
- シリーズ
- AI分析でわかったトップ5%社員の習慣
- 著者
- 越川慎司
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 書籍発売日
- 2020.09.25
- Reader Store発売日
- 2020.09.25
- ファイルサイズ
- 5.4MB
- ページ数
- 256ページ
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この作品のレビュー
平均 3.6 (207件のレビュー)
-
【感想】
あらゆる企業のTOP営業にインタビューし、その中で共通事項を見出してまとめた1冊。
月並みなタイトルの本ですが、内容はとても良かったです!
正直なところ、下記「5%社員の5原則」という項目…に、本著の要点がすべて詰まっておりました。
・結果を重視し、プロセスでの評価を求めない。
・自分の弱さや未熟さを自任し、飽くなき探求心、好奇心をもって貪欲に学ぶ。
・失敗を恐れずに挑戦を繰り返し、そこから修正していく
などなど・・・
口では簡単に言えることですが、これを愚直に実行し続けることができるのがやはりTOPたる所以なのかもしれません。
「5%社員の5原則」以外では、「フィードバックはプレゼント」という項目が僕には刺さりました。
恥ずかしながら僕は、他人からのフィードバックがあまり好きではありません・・・
なぜなら僕は、他人からのフィードバックを「ダメ出し」と受け取るフシが強く、自分を否定された気になってしまうからでしょう。
それは一種の承認欲求なのかもしれませんが、やはり自分の行動を改善するためには、他人からのフィードバック(=アドバイス)は欠かせません。
一時的な承認欲求を取るのか、より長期的な自身の成長のためにフィードバックを頂くのか。
この点が一流とそれ以外の分岐点なのかもしれません。
これからは、この習慣を模倣して、積極的にフィードバックして頂くように行動したいと思います。
細かい点も多く書いてありましたが、5%社員とその他社員の大きな違いは、やはり"行動力"そして"実行力"に尽きると思います。
沢山トライ&エラーを繰り返した先に、1つの成功が待っているのでしょうね。
些か精神的な議論になりますが、やはりバイタリティとモチベーションは何をするにおいても必須のスキルだと思いました。
【抜粋】
1.5%社員の5原則
・目的の事だけを考える
⇒過程よりも結果を重視。チェックポイントとしてプロセスも重視するが、それを逃げ口上に使わない。
・「弱み」を見せる
⇒「自分に分からないことがある」「まだ学べていないことがある」という前提に立ち、謙虚で、さらに質の高い知識を習得しようと貪欲。
また、自分の弱い部分をあえて見せて、相手に対してマウンティングを取らないようにする。
・挑戦を実験と捉える
⇒全ては学び。失敗を責任転嫁せずに改善の材料と捉え、次の行動を修正する。
・意識変革はしない
⇒意識を変える前に行動する。意識を変えて行動するのではなく、行動を変えることによって意識が変わる。
・常にギャップから考える
⇒逆算思考。目標設定を適切に行い、そこからブレイクダウンして「今月やるべきこと」「今週やるべきこと」「いまやるべきこと」を明確にしていく。
またそこに時間をかけず、とにかく行動!そして途中で内省・振り返りで修正し、早くゴールに到達する。
2.フィードバックはプレゼント
「フィードバック=ダメ出し」というネガティブな印象は捨てて、積極的に求めましょう。
5%社員は積極的に他者のフィードバックを得ているのに対して、作業充実感に浸る一般社員は他者から意見をもらうことの必要性をあまり感じていません。
尚、5%社員は、成功した場合でさえ相手に改善点を聞きます。
成果を残した時であっても、今後もその成果を継続させるため、さらに上を目指すために、改善点を探しているのです。
3.アウトプットする習慣を持っている
意見や学習成果を披露する機会を意図的に作り、社内外でインパクトを残す。
また、アウトプットにより自身のモチベーション維持を心掛けている。
4.1番多い発言は「今ちょっといい?」
相手に関心を持ち、カジュアルにコミュニケーションをとる。
相手の様子を伺って、少し余裕があるタイミングで「今ちょっといい?」と声をかけている。
社会的動物である人間は、本能として他人から認められたいのです。
他人への「承認」「感謝」「尊敬」は、ポーズではなく本音で!!
【引用】
シンプルな行動と思考のルールを掴んでしまえば、それは再現できる可能性が充分にある。
・5%社員の5原則
1.目的の事だけを考える
2.「弱み」を見せる
3.挑戦を実験と捉える
4.意識変革はしない
5.常にギャップから考える
p16★
・目的のことだけを考える
過程よりも結果を重視する。
結果のためのチェックポイントとしてプロセスも重視するが、それを逃げ口上に使ってはいけないことを知っている。
失敗をそれで終わらせず、失敗の発生原因を突き止めるチャンスだと捉えて、次の行動で修正する。
p18
・自分で目標設定して達成を目指す
5%社員は設定された目標以上の高い目標を自ら設定し、それをクリアしようと努める。
背伸びしてギリギリ届くような目標を自身で設定した上で、それを達成するための努力を自主的に行い、実際にクリアする。
彼らが大切にしているのは達成感。
作業時間で充実感を覚えない。
p23★
・弱みを見せる
「自分に分からないことがある」「まだ学べていないことがある」という前提に立ち、謙虚で、さらに質の高い知識を習得しようと貪欲。
また、自分の弱い部分をあえて見せて、相手に対してマウンティングを取らないようにする。
そのことで、相手との距離感を縮めて良好な関係を築くことにつながる。
p30★
・挑戦を実験と捉える
全ては学びだと考えている。
失敗を責任転嫁していてはスキルアップにつながらない。それを改善の材料と捉え、次の行動を修正していくこと。
p35★
・意識変革はしない
意識を変える前に行動する。
意識を変えて行動するのではなく、行動を変えることによって意識が変わる。
p40★
・常にギャップから考える
逆算思考は、優秀な人が漏れなくやっている方法。
目標設定を適切に行い、そこからブレイクダウンして「今月やるべきこと」「今週やるべきこと」「いまやるべきこと」を明確にしていく。
そこに時間をかけず、途中で内省・振り返りで修正していき、早くゴールに到達する。
p50
・フィードバックはプレゼント
5%社員は積極的に他者のフィードバックを得ているのに対して、作業充実感に浸る一般社員は他者から意見をもらうことの必要性をあまり感じていません。
尚、5%社員は、成功した場合でさえ相手に改善点を聞きます。
成果を残した時であっても、今後もその成果を継続させるため、さらに上を目指すために、改善点を探しているのです。
「フィードバック=ダメ出し」というネガティブな印象は捨てて、積極的に求めましょう。
そうすれば、「フィードバック=成功のタネ」に変わるはず!
p98
・100%の情報は集められない
完璧主義すぎると、行動力が落ちる。
はじめから完璧を目指すのではなく、途中で修正しながら進んでいくほうが成果を残しやすい。
はじめにある程度の精度と時間を決めて、効率的に情報収集をする。
p107★
・止まって考える時間を設けている
定期的に仕事を振り返り、改善点を見つけ出す。
なぜ忙しいのか、何かやめるべき事はないか、何に無駄な時間を費やしてしまったのか、などの内省を定期的に行い、その気づきや学びを次の行動に活かす。
振り返って学びや反省を元に、同じ間違いをしないように行動を変えることで、自ずと成果が改善していき、その自分のモチベーションも他者からの評価につながる。
p120★
・アウトプットする習慣を持っている
意見や学習成果を披露する機会を意図的に作り、社内外でインパクトを残す。
また、アウトプットにより自身のモチベーション維持を心掛けている。
p140★
・1番多い発言は「今ちょっといい?」
相手に関心を持ち、カジュアルにコミュニケーションをとる。
相手の様子を伺って、少し余裕があるタイミングで「今ちょっといい?」と声をかけている。
社会的動物である人間は、本能として他人から認められたいのです。
他人への「承認」「感謝」「尊敬」は、ポーズではなく本音で!!
p192★
・新たな経験を好む
常に新しい情報をキャッチしようという意識が強い傾向にあり、好奇心旺盛で新しいもの好き。
新たな挑戦には必ずデメリットがあるが、デメリットよりメリットが大きければ挑戦すべき。
そのため躊躇なく今の自分にない情報やスキルに興味を持ち、その習得に熱心になる。
p246
・ランチで「ヨコの人脈」を構築する
1人ランチはやめよう。
仕事の円滑さへの影響のために、積極的にランチで人脈作りをしよう。
仲が良く、心の許せる人たちとリラックスしながら食事するのも良いですが、変化への対応力や人を巻き込む能力を養うために、あえて異質な社内メンバーと食事を共にして打ち解けあうこと。続きを読む投稿日:2021.09.07
20:80の法則にあたる20の社員の共通項。
・完成度6〜7割でまずは完成させる
フィードバックにより補完
・目的・意義を考えてから取り組む
・行動量が圧倒的に多い
・ショートカットキーの習得を惜…しまない
シフト+スペース(半角スペース)
オルト+N+X(テキストボックス)
Windows+V
トップ5%社員の定義については疑問が残る部分があるが、記載内容はどれも原則といえるものばかり。続きを読む投稿日:2023.03.20
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