死を受け入れること 生と死をめぐる対話
小堀鴎一郎(著)
,養老孟司(著)
/祥伝社
作品情報
「どこで死にたい」と予め考えていても、自分は変わります。こういう風にすればいいという人はいますが、教科書通りにいくはずがない。誰も自分の死体を見ることはできません。だから何も心配することはないんです。(養老孟司)外科医のときは患者をどうやって生かそうかと考えていました。今は、患者をどうやって死なせようかと考えるのが仕事です。「その人らしい死に方とは何か」「あるべき終わりがあるのではないか」と考えるようになったんです。(小堀鴎一郎)
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 死を受け入れること 生と死をめぐる対話
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 祥伝社
- 書籍発売日
- 2020.07.10
- Reader Store発売日
- 2020.09.11
- ファイルサイズ
- 9.1MB
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.5 (9件のレビュー)
-
養老孟子氏と小堀鷗一郎氏の対談形式の一冊。テーマは『死』です。
対談形式の書籍としては珍しく(?)読みやすい本で、3時間前後で一気読みしてしまいました。
重たいテーマを選んでいるのに、お二人の…会話が悲惨さを滲ませないのは、既にお二人が正と死について向き合い、「実際にどうなるかは分からないから今を生きよう」という認識のもと人生を謳歌しているからではないかな、と感じました。
養老氏の著書は何冊か読んでみたことがあるので、いつもの養老ワールドだなという感じ。
一方の小堀氏については私は一切事前情報を得ていなかったため、「森鷗外」という名が出てきた時には驚いてひっくり返りそうになりました(笑)
要はお二人ともが、家柄も良ければ頭脳も良い、一流エリートなのです。
主に、養老氏は解剖学医として死体の解剖をしてきた観点から、小堀氏は食道がん専門医として臨床の現場体験から「死」について語っておられるのですが、どちらかというとお二人とも、死については寛容に「皆いつかは死ぬ」という前提のもとで、人が死ぬということに(良い意味でも悪い意味でも)重きを置いていないという感じがしました(重きを置いていたら、それこそ職業が務まらなくなってしまうのでしょうが)。
「二人称の死」というワードが登場しますが、こちらに興味を持たれた方は『死の壁』(養老孟司・著)を読んでみてください。
面白い一冊でしたが、以前に養老氏の著作を読んでおられる方でしたら、養老氏の発言については新たな発見は無いので、その辺り注意が必要かもしれません。続きを読む投稿日:2023.02.24
養老孟司の対談ものは他にも読んだことがあるが、一気読みしたのは初めてかも。それくらい引き込まれ、そして話の展開も面白かった。
投稿日:2023.04.01
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。