2025年、人は「買い物」をしなくなる
望月 智之(著)
/クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
作品情報
われわれが日常的にしている「買い物」をテーマに、およそ5年後の近未来を鋭く予測するのが本書だ。
ITの発展によって、いま「買い物」をめぐる動きや勢力地図が大きく変わっている。
たとえば、ウェブはスマホにシフトし、5G(第5世代通信技術)やDtoC(Direct to Consumer)といった新しい技術や考え方が本格化。
AI技術のさらなる進展やAmazonの動向も気になるが、一方でリアル店舗の数は減少を始めている。
戦前からの約100年間という時間軸でショッピング史を見ていくと、それは「棚の奪い合い」を続けてきた歴史だった。
その舞台はいま、確実にデジタル上に移っている。
そうした中、Eコマース(EC)の世界で大きな変化として語られる最新の考え方が「デジタルシェルフ」である。
これは直接的には、いままでお店にあった「リアルな棚」が、手のひらのスマートフォンの中にある「デジタルの棚」に置き換えられることを指している。
ただ、変化はそれだけにとどまらない、これからはメディアや道行く人、家電など、あらゆるものが「商品棚」になるのだ。
こうした変化が進展していくことで、人々は間違いなく「買い物をしなくなる」。
もちろん、お金を支払って何かを買うことがなくなるわけではない。
なくなるのは、これまでの買い物におけるさまざまなプロセスだ。
店に行くことや、商品の現物を見ること、さらには商品を自分で選ぶことさえも含まれる。
これまで当たり前だったプロセスが次々に省略され、そのうち「買い物をしている」という感覚さえなくなっていくのだ。
こうした変化をまとめつつ、約5年後の近未来を占う一冊、あなたにもぜひ読んでほしい。
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商品情報
- シリーズ
- 2025年、人は「買い物」をしなくなる
- 著者
- 望月 智之
- 書籍発売日
- 2019.11.15
- Reader Store発売日
- 2019.11.15
- ファイルサイズ
- 4.9MB
- ページ数
- 192ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (96件のレビュー)
-
タイトルが気になり読んでみた。
「買い物」をまったくしなくなるわけではなく、なくなるのは、これまでの買い物におけるさまざまなプロセスだということ。
お店に行くことや現金を用意すること商品の現物を見…ることなどを省略するということ。
実際、コロナ禍になってから買い物をネットで済ませることが増えたと思う。
商品の良し悪しは、テレビCMよりも友人やインフルエンサーが、「これいいよ」とすすめるもの。
SNSでは、フォロワー数が多ければ、それが価値となる。
デジタルシェルフ=世の中の電子化が進む中で、日常の身の回りにある、ありとあらゆるまのがシェルフ(商品棚)になること。
実店舗の棚よりデジタルの棚(スマホ)。
哀しいかな、年々スマホでの買い物が増えてきている。
百貨店も足が遠のいている。
イオンモールも目指す店のみで短時間で済ませている。
スーパーも短時間だ。
コンビニは、ほぼ発送のみで買い物しても10分足らず。
変化はあるが、ネットに頼らざるを得ない部分もある。
また、次の10年がどのように変わっているのかわからないが、取り残されないようその流れについていくしかないだろう。続きを読む投稿日:2022.01.04
感想
個人の欲望を充足させる消費は限界を迎える。共有のための経験を獲得することが買い物の目的となる。消極的な消費と積極的な共有。投稿日:2023.08.06
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