ラグビー知的観戦のすすめ
廣瀬俊朗(著者)
/角川新書
作品情報
「ルールが複雑」というイメージの根強いラグビー。試合観戦の際、勝負のポイントを見極めるにはどうすればよいのか。ポジションの特徴や、競技に通底する道徳や歴史とは? 日本初開催となるW杯をとことん楽しむために元日本代表主将が説く、観戦術の決定版!<目次>はじめに第1章 ラグビーをやっているのは、こんな人たちだ ~各ポジションのキャラクターがわかればラグビー理解がグンと深くなる~第2章 ラグビーはこう見ると、よくわかる!なぜパスを放るのかなぜキックを蹴るのかなぜ1対1はビッグチャンスにつながるのかタックルのあと、グラウンドでは何が起こっているのかボール争奪の原則密集戦の反則はどういうときに起こるのかブレイクダウンのもうひとつの見方中世からの伝統を受け継ぐ「セットプレー」スクラムとラインアウトのどちらがアタックを仕掛けやすいか第3章 「世紀の祭典」ワールドカップと、世界ラグビーの勢力図ラグビーを生んだフットボールカップ戦の誕生アマチュアリズムとプロフェッショナリズム加速度的に成長したラグビー・ワールドカップラグビーの代表選手資格(エリジビリティ)はなぜ国籍だけではないのか南半球がワールドカップで強い理由地元開催のワールドカップで、日本代表に期待するものジャパンのライバルたち(アイルランド、スコットランド、ロシア、サモア) ほか第4章 僕がラグビーを大好きな理由ラグビー最大の魅力は「多様性」ラグビーが教えてくれた「議論する」文化代表チームのキャプテンであることの重圧と喜びを越えて僕にとってのラグビーは「多面体」であるみんなで「アンセム(国歌)」を歌ってワールドカップを盛り上げよう! ほか
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- ラグビー知的観戦のすすめ
- 著者
- 廣瀬俊朗
- ジャンル
- スポーツ・アウトドア - スポーツ
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- 角川新書
- 書籍発売日
- 2019.09.07
- Reader Store発売日
- 2019.09.07
- ファイルサイズ
- 7.7MB
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.9 (12件のレビュー)
-
はい
申し訳ございません
ただの「にわか」です
が、しかし本当に面白かったのだワールドカップ!
初めて1からじっくりラグビーTV観戦をした
⁉︎⁉︎むむっ!なんか面白い!
ルールを一つ一つ知る…とどんどん面白くなっていく
久しぶりの高揚感があまりにも嬉しく、楽しく、幸せで…
もっと知りたい!と心から思った
そして、いったい何がこんなに自分をときめかせているのだろう???
ネット情報では何か物足りない
じっくり知識を増やしてみたいと思っていた矢先、書店にあった日本代表の元キャプテン廣瀬氏のこの本が目に留まり、あ、これは神様が「買いなはれ」とご指導してくださったのだ…と導かれるまま…
本書は
各ポジションの役割り、ルール、ラグビーの起源、歴史、世界の勢力図、最後に廣瀬氏のラグビーに対する熱い想い
がわかりやすく書かれている
ルール
まだまだ理解できない部分はたくさんあるが、各ポジション役割を理解し、いかにこの身体を張ったスポーツから選手たちを守るかという目線で考えると少しずつ理解できる気がする
ルーツ
フットボールとしての起源がスタート
ここからサッカーとラグビーが分かれる
何事も歴史を知るのは大切である
なぜ南半球の国が強いか
なんてこともわかってくる
各国の特徴、国民性も面白い
多様性
ポジションにもそれぞれの役割と多様性があり、国籍にも多様性がある
人を受け入れる
違うことを受け入れて尊敬する
個性を認め合い補い合う
今の我々日本人にとても必要なことだと思う
レフリー
他のスポーツのレフリーは公正にジャッジをするためだけの人であり、選手達をある意味裁く人のようにさえ見える
ラグビーのレフリーの運動量、選手達とのコミュニケーションが素晴らしい
一緒にゲームを作り、各選手を守り、試合を進行させる「仲間」なのだろう
まとめ
チームプレイ
そこに感動するのだということはわかっていたが、他にもチームプレイのスポーツはいくらでもある…
以下本書のまとめ
〜同じチームで毎日汗を流している仲間と、お互いに国を背負って戦うことがしばし起こる
普段からお互いに認め合っている人間と国を背負って本気で戦う
対戦するチームやレフリーといっしょにいいゲームを作り上げたいというラグビー文化がある〜
→
なるほど…
どんなに激しい戦いの中でも守るべきルールを守って全力でぶつかり合う
お互いが多様性を認め、助け合い、リスペクトし合って試合に臨む
レフリーもそれをサポートしている
そしてワールドカップ等では野球やサッカーみたいに敵味方と観客席を分けることなく、仲良く観戦できるのも魅力だ
選手もサポーターも敵も味方もひとつになれる感が魅力的なのだろう
廣瀬氏の本を通してますますラグビーの魅力にハマった
彼もラグビーを心から愛し、ラグビー界に貢献しており、とても素晴らしい!
悔しい思いを乗り越えてラグビーに恩返ししている姿勢が立派だ
また趣味が増えてしまった(笑)
------以下は各章内容のまとめと抜粋------
第1章 ラグビーをやっているのは、こんな人たちだ
~各ポジションのキャラクターがわかればラグビー理解がグンと深くなる~
身体が大きい人にも小さい人にも
足が速い人にも遅い人にも
力が強い人にもそれほど強くない人にも
それぞれの個性を活かしたポジションが用意されている
第2章 ラグビーはこう見ると、よくわかる!
なぜパスを放るのか
なぜキックを蹴るのか
なぜ1対1はビッグチャンスにつながるのか
タックルのあと、グラウンドでは何が起こっているのか
ボール争奪の原則
密集戦の反則はどういうときに起こるのか
ブレイクダウンのもうひとつの見方
中世からの伝統を受け継ぐ「セットプレー」
スクラムとラインアウトのどちらがアタックを仕掛けやすいか
第3章 「世紀の祭典」ワールドカップと、世界ラグビーの勢力図
ラグビーを生んだフットボール
カップ戦の誕生
アマチュアリズムとプロフェッショナリズム
加速度的に成長したラグビー・ワールドカップ
ラグビーの代表選手資格(エリジビリティ)はなぜ国籍だけではないのか
南半球がワールドカップで強い理由
地元開催のワールドカップで、日本代表に期待するもの
ジャパンのライバルたち(アイルランド、スコットランド、ロシア、サモア) ほか
第4章 僕がラグビーを大好きな理由
ラグビー最大の魅力は「多様性」
ラグビーが教えてくれた「議論する」文化
代表チームのキャプテンであることの重圧と喜びを越えて
僕にとってのラグビーは「多面体」である
みんなで「アンセム(国歌)」を歌ってワールドカップを盛り上げよう! ほか
続きを読む投稿日:2019.11.14
2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップに向けて書かれた観戦ガイドのようなもの。
とはいえ、ラグビー観戦において分かりにくいところや分かると面白いところについての普遍的な解説もあるのでいつ読…んでも面白いと思う。
基本的なラグビーのルールを知っている人向け。
個人的には、タックルからブレイクダウンが発生するまでに刻々とどのようなことが起こっているのかが分かったのが大きかった。
倒れた(膝をついた)瞬間に選手は無となりグラウンドと一体化する。
だから倒れた選手はボールを操ってはいけないし、倒れた選手に寄りかかっている選手は立っているとは言えない。
ラグビーの良さを熱く語っている部分も良かった。その良さは試合やその前後の選手を見ていれば自然と伝わってくる。続きを読む投稿日:2024.04.05
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。