なぜリベラルは敗け続けるのか
岡田憲治(著)
/集英社インターナショナル
作品情報
私は本書執筆で「友」を喪う覚悟を決めた──著者。リベラルで知られる政治学者が書き下ろす警世の書。いつまでも「オトナ」になれない日本の野党勢力を痛烈に批判する。 ≪著者の言葉より≫私はこれまで本を書くことで、たくさんの人たちと友人になることができました。思いを共有できるとは、本当にうれしいことです。「思っていたことを代弁してくれた」と言われれば、物書き冥利に尽きるというものです。しかし、今回は、ひょっとすると、これまで友人だと思っていた人たちから「さよなら」をされるかもしれません。「よく言ってくれた」ではなく、「そんな人だと思わなかった」という言葉が返ってくるかもしれません。でも私はこの本を書きました。見たいものだけを見て安心し、もう決めてしまったことを再確認することを続けていても、これ以上に友人を増やすこともできませんし、それでは世界は変わらないと思ったからです。友を失い、そしてまた新しき友を得るための「安心しにくい」答えと、それを導くきっかけを、身もだえしながらこれから示そうと思います。(「はしがき」を再編集)
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商品情報
- シリーズ
- なぜリベラルは敗け続けるのか
- 著者
- 岡田憲治
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 集英社
- 掲載誌・レーベル
- 集英社インターナショナル
- 書籍発売日
- 2019.05.29
- Reader Store発売日
- 2019.07.26
- ファイルサイズ
- 0.5MB
- ページ数
- 256ページ
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この作品のレビュー
平均 3.7 (7件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
まあ、この著者は少しはまともなんだけど、
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でもなんでリベラルが負けるのか?
芯の処を理解していない。
安倍政権が憲法をないがしろにしていると言うけど、
じゃあ何でないがしろにせざるを得ないのか?
ということに関しては何も考えていない。
結局は徴兵だとかスパイ容疑で逮捕されるとか、
そんな思考のままでリベラルが受け入れられるようにしようと言ってるだけ。
ま、結局リベラルの薄っぺらさが表出されるだけの著作。
お疲れさんでした。投稿日:2019.12.09
私自身はリベラルの考え方は好きですが、左派のやり方は苦手です。
(「保守」政党も革新政党も支持していません)
岡田さんは比較的まともなほうだと思いました。ただ、こんなに難しく書く必要はなくて、「リベ…ラル」の人たちは、ちょっとでもスタンスの違う人とは一緒に行動できないからと「異分子」を排除して、細分化してきた。ある組織で「排除」をしていくということは、そこにいてもいつか自分が「排除」されるかもしれないという不安が常につきまというということ。「保守」支持でなくても、リベラルを支持しない人たちは、それに気がついているんです。
共産主義もある種性善説に基づいていると思いますが、戦後日本の民主主義も結局、どちらかというと性善説に基づいているから、今の政治腐敗につながっているような気がします。「人間は悪いことをするもんだ」という前提に立たないと、民主主義ってうまくいかないのかな、なんて、ちょっと落ち込んだりもしました。
あらゆる「政治」は、共生のための落としどころをさぐっていく、特に民主主義は非常に面倒なシステムです(そういう意味では、戦後昭和の保守政党は、わりと本当の意味での保守だったような気がします)。白黒ハッキリすることは人間社会ではほぼなくて、だいたいがグレーなのです。そのグレー、「清濁併せのむ」ことができるかどうか。面倒事が嫌だというなら、どうぞ全体主義になってください、ということだと思います。われわれ有権者には、その面倒事を引き受ける覚悟が必要なんだと思いました。続きを読む投稿日:2022.11.15
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