- 最新巻
いまさら翼といわれても
米澤穂信(著者)
/角川文庫
作品情報
「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた〈古典部〉部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田は今、どんな思いでどこにいるのか――会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、瑞々しくもビターな全6篇。
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商品情報
- シリーズ
- 「古典部」シリーズ
- 著者
- 米澤穂信
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- 角川文庫
- 書籍発売日
- 2019.06.14
- Reader Store発売日
- 2019.06.14
- ファイルサイズ
- 1.5MB
- シリーズ情報
- 既刊6巻
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この作品のレビュー
平均 4.1 (142件のレビュー)
-
この作者のデビュー作が「氷菓」だとは知らなかった。最初からハイクオリティだ。古典部シリーズは、最初アニメで見た。画面もきれいだったが、その内容の密度の高さにも驚いた。高校生たちの心理をよく描いてあって…、その心理の綾を衝く推理も面白かった。高校生には高校生の毒があるのもリアルな感じがしたものだ。「やらなくていいものはやらない」とうそぶいているくせに、ついつい人のために頭を働かせてしまうクールなアニメの折木奉太郎がそのまま小説の中にいる。6篇の内、4編は折木の視点、2編は伊原摩耶花の視点で展開する。折木の小学校時代のエピソードが出てきたり、伊原のマンガ家になりたいという夢が一歩進んだり、千反田えるの家の跡継ぎの問題やらが出てきたりと、小説の中でも時はつぎつぎと流れている。折木の推理は相変わらず鮮やか。普通の人はこうはいかない。それにしても高校生もいろいろ大変だ。続きを読む
投稿日:2020.10.31
このレビューはネタバレを含みます
多分10年ぶりぐらいに古典部シリーズ読みましたが、すぐに「そうそうこんな感じだったな」と懐かしい気がしました。
レビューの続きを読む
古典部シリーズ全体にも通ずるものですが、今作はミステリよりも青春小説要素強めですね。
…・箱の中の欠落
箱の数が多いこと自体を見抜くのは難しい気はするけど、おおよその筋道ぐらいはなんとなく見当はつく気がします。
一見穴がない的な評価がされていましたが、この学校の選挙管理制度はむしろ杜撰すぎるのではと言う気がします笑
・鏡には映らない
これは真相を当てるのはかなり難しいと思いますが、この本に収録された話の中では一番面白かったです!
そういや折木が井原に嫌われてる設定あったなと思い出しました笑
すっきりするオチでよかったです!
・連峰は晴れているか
小説だとかなりあっさりした分量ですが、アニメ化された中でもかなり好きな話です
ミステリーとしての難易度はかなり低いんですが、折木の人柄が滲み出ていることもあって、なんとなく印象に残る話なんですよね。
・わたしたちの伝説の一冊
ミステリ要素は薄かったですが、青春ものとして面白かったです。
まやかの退部にこんなドラマがあったとは…
しかし漫研の人たち高校生にしても人間が出来て無さすぎではなかろうか笑
野球部の場合は団体競技なのでわかりますが、漫研なら別に誰が漫画描こうか誰が読むだけだろうがどうでもよくないですか?笑
・長い休日
これまたミステリ要素は薄めの作品ですね
ほうたろうがなぜほうたろうになったのか、的なエピソード0感のある話ですが、お姉さんの言い回しオシャレすぎです笑
ほうたろうの気持ちはまぁわからんでもないですが、あまりに極端な方向転換は不器用というか子供っぽいですね。
・いまさら翼と言われても
タイトルと冒頭部分で予想がついたとおりの内容でした。
千反田の気持ちがわかるかと言われると少し複雑です。
あぁ言われてどうしていいのかわからなくなるというと、本気で継ぐ気が合ったならそう言えばいいだけなので、これまで千反田家を継ぐと言っていたのも単なる思考放棄の賜物だったように思えますが、千反田の置かれていた境遇を考えるとそれも止むを得ないことなのかなぁとも思います。
私の如き下賤のものには高貴なる家の事情はわかりませんね。続きを読む投稿日:2024.02.23
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