IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ
室脇 慶彦(著)
/日経BP
作品情報
「2025年問題」を正面からとらえ未来につながる解決策を示す。<本書「はじめに」より> 基幹系システムの老朽化は日本で特に深刻だが、問題自体は米国でも指摘されている。米国ではそうした状況を「Technical debt」と呼び、日本語に訳すと「技術的負債」となる。日本はさらに悪い状況にもかかわらず、この問題を「レガシーシステム問題」として長い間放置してきた。この問題を放置していると、国際競争力の観点で重大な、もしかしたら致命的な状況を引き起こすことも十分考えられる。 技術的負債を解決する方法として、米国企業では「マイクロサービス」による基幹系システムの再構築が進んでいる。マイクロサービスを導入すれば、DXに対応できると考えられている。<出版社より> 著者は長年、野村総合研究所にて大規模システムに携わっており、現在指摘されている「2025年問題」を自分の問題として取り組んでいる。その著者が米国のクラウドベンダーやユーザー企業を見てたどり着いた1つの答えが、「マイクロサービスによる基幹系システムの刷新」だ。単純に刷新するのではなく、業界共通部分はエコシステム化を提唱するなど、意欲的な内容である。 本書では、日本企業の経営層に厳しい指摘もしている。だがそれは、期待の裏返しでもあるように思う。著者の思いが、ぜひ経営層に届いてほしい。今を生き抜くビジネスパーソンが読んでおきたい1冊だ。
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商品情報
- 著者
- 室脇 慶彦
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - IT・Eビジネス・資格・読み物
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2019.06.14
- Reader Store発売日
- 2019.06.14
- ファイルサイズ
- 6.2MB
- ページ数
- 264ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (13件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
無茶苦茶示唆に富む本。今の時代だからDXって言わなければいけないのかもしれないけど、DXがあってもなくても、基幹系システムの更改はとても問題。ウォーターフォールモデルが体に染みついてしまっているので、なかなかアジャイルとかユーザーエクスペリエンスとか懐疑的なのだけど、とにかく結合テスト、無影響確認にはウンザリ。もっとやることあるとは思っていて、システムもそういう作りにしないとどうしようもないなと思っていたところに出てきたキーワードはマイクロサービス。もう少ししっかり勉強しようと思いました。
レビューの続きを読む投稿日:2019.10.14
マイクロシステムの優位性を学べた。特にエストニアのX-Roadの事例(ワンスオンリー・個人情報の分離)は参考になった
投稿日:2024.03.30
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