ビジネスの構築から最新技術までを網羅 AIの教科書
伊本 貴士(著)
/日経BP
作品情報
本書は、これから人工知能(AI)を学びたいと考える人に向けたAIの入門書です。エンジニアではない人、すなわち中高生や文系学部の大学生、文系出身のビジネスパーソンや経営者などでも理解できるように、分かりやすくAIの本質や基礎知識を解説しました。AIのビジネスへの活用法からAIの最新技術までをカバーした、「最初に手にすべきAI本」です。著者は、日本経済新聞社や日経BPのセミナーでAIやIoTの講座を教える人気講師。フジテレビ系列「ホンマでっか!?TV」に評論家として出演もしています。語り口が初心者にも分かりやすいと定評のある著者が、必要最低限のポイントに絞り、できる限り専門用語を使わないように配慮しながら書き上げました。初心者でも人工知能の本質を短時間で理解できるようにするために、それぞれの状況や理解度に応じて学習できるように3部に分けて構成しています。第1部(第1章)は「基礎編」です。ここでは、今後、人工知能が中心となる社会で生きていくために必要最低限の知識についてまとめました。第2部(第2~4章)は「ビジネス編」です。ここでは、ビジネスに人工知能を活用するに当たり、各業界の活用事例や今後どのような使われ方をするのかについて書いています。 第3部は「技術編」です。ここでは、人工知能の仕組みについて解説しています。本書を読めば、AIに関する一般向けの本にありがちな曖昧すぎてよく分からない、なぜそこにAIを使う必要があるのか理解できないといった疑問を解消できると思います。
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商品情報
- 著者
- 伊本 貴士
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - IT・Eビジネス・資格・読み物
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2019.06.07
- Reader Store発売日
- 2019.06.07
- ファイルサイズ
- 24.9MB
- ページ数
- 464ページ
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この作品のレビュー
平均 3.7 (3件のレビュー)
-
AIの網羅本 AIとはどんなものかをぼんやりと理解できるのを目的として読みました。第5章と第6章がキモです
使われ方ではなく、仕組みをメインに気が付いたこと。
・人工知能とは「統計学における確率論の…理論に基づいたモデル生成を行うツール」である
・人工知能には、膨大なデータを前提をする
・人工知能は、脳のシナプスをモデルとした、ニューラルネットワークというアルゴリズムを利用している
・現在の人工知能が得意とする分野は、膨大な情報を含むデータから特定のものを認識するパターン認識
・人工知能ができる分析は、統計的回帰と、分類である
・人工知能のレベルは5段階
レベル1 人工知能によるアドバイス
レベル2 人工知能によるチェック
レベル3 人工知能による人への指示
レベル4 一部置き換え
レベル5 完全置き換え
・人工知能を理解するには、基礎数学が必要。
ブール代数、行列(線形代数)、微積分、確率統計
・ニューラルネットワーク (入力層)ー(中間層)ー(出力層)
行列の演算を繰り返していく
・中間層をたくさん配置したものが、深層学習
・機械学習はデータをどう用意するかで分類できる
教師あり学習 モデルとなるデータを事前に用意する
教師なし学習 分析する膨大なデータを利用する
強化学習 自動で採点できる場合に利用し、採点結果で精度を向上
過学習 正解につかずけない時に修正する
(ドロップアウト、畳み込みニューラルネットワーク、オートエンコーダ)
・機械学習のアルゴリズム デシジョンツリー、単回帰、重回帰、遺伝的アルゴリズム、K平均法
・人工知能を開発するツール
Python(AIに使うライブラリーが豊富)
GPU(グラフィックプロセッサ)画像処理、NVIDIA
ASIC(集積回路)、TPU
クラウド:AWSなど
・AlphaGOに使われたアルゴリズム さまざまなアルゴリズムが使われている
ポリシーネットワーク
教師あり SLポリシーネットワーク
強化学習 RLポリシーネットワーク
畳み込みニューラルネットワーク 次の一手
バリューネットワーク
モンテカルロ木探索 短い時間で、候補手をえらぶ、秒読む対策
目次は、以下です
はじめに
第1章 基礎編 人工知能(AI)の世界
1.1 人工知能とは何なのか
1.2 人工知能の価値
1.3 人工知能は職を奪うのか
1.4 人工知能は世界をどう変えるのか
第2章 ビジネス編 産業別に見た人工知能事例と未来予想図
2.1 製造業の人工知能活用と予想図(製品開発編)
2.2 製造業の人工知能活用と予想図(生産管理編)
2.3 自動車産業の人工知能活用
2.4 農業・漁業・畜産業の人工知能活用
2.5 医療の人工知能活用と未来予想図
2.6 建設業の人工知能活用と未来予想図
2.7 金融業の人工知能活用と未来予想図
2.8 小売業の人工知能活用と未来予想図
第3章 ビジネス編 人工知能活用に関する国の施策
3.1 エネルギーとスマートグリッド
3.2 スマートシティ
3.3 データ流通の現状と課題
第4章 ビジネス編 人工知能プロジェクトの進め方と注意点
4.1 人工知能プロジェクトの企画
4.2 データ収集と管理
4.3 人材不足という問題の解決方法
第5章 技術編 機械学習~これまでの人工知能と歴史~
5.1 人工知能を学ぶ前の必須知識
5.2 人工知能の歴史
5.3 機械学習ができること
5.4 データセットによる分析例
5.5 学習
5.6 機械学習のアルゴリズム
第6章 技術編 ディープラーニング ~現在の人工知能~
6.1 ニューラルネットワーク
6.2 誤差逆伝播(バックプロバゲーション)
6.3 深層学習(ディープラーニング)
6.4 畳み込みニューラルネットワーク
第7章 技術編 人工知能開発と運用管理
7.1 人工知能の設計
7.2 人工知能の運用監視
7.3 Phython言語
7.4 データ分析に必須のPythonのパッケージ
7.5 人工知能関連ライブラリー
7.6 人工知能を動作させるプラットフォーム
7.7 ハードウエアとプラットフォーム
第8章 技術編 人工知能の最新技術 ~これからの人工知能~
8.1 リカレントニューラルネットワーク
8.2 強化学習の歴史とDQN
8.3 AlphaGOとAlphaGO Zero
8.4 A3C
8.5 GANs
8.6 BERT
8.7 ソーシャルデータの活用
8.8 カプセルネットワーク
第9章 人工知能開発に関するいろいろなFAQ
9.1 人工知能に関する一般的な質問
9.2 人工知能の懸念点に関する質問
9.3 企業の人工知能活用に関する質問
9.4 暮らしに関する質問
9.5 人工知能の人材育成と教育に関する質問
9.6 人工知能の未来に関する質問
おわりに続きを読む投稿日:2022.03.30
結局読み始めて、読み終わるまで一年かかってしまった。
読んでいるうちに内容が現実と合わなくなってきているところもあるかも。
すべてを理解することはできなかったが、全体像を掴むという意味では最適であった…のかも知れない。聞いていて、何が話されているかは以前よりわかるようになった気がする。続きを読む投稿日:2022.02.22
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