AI白書 2019
独立行政法人情報処理推進機構AI白書編集委員会(編)
/単行本
作品情報
▼国内と海外の人工知能の最新動向がすべてわかる、網羅的な白書の2019年版 “ディープラーニング”(深層学習)の登場以降、大変な盛り上がりとなっている人工知能(AI)。すでに研究段階から、社会への実装へとステージが進んでいて、一過性のブームでないことは明らかです。 しかし、海外、とくに米国・中国に比べて、AIの社会実装という面では、日本は大きく遅れをとっていると言われています。そして技術面においても、先行しており、かつ人的にも資金的にも大きなリソースを投入している米中に、日本が追いつくことは容易ではありません。これからの産業構造に大きな変革をもたらすであろうAIに、日本企業は、社会は、この先どう向き合っていけばいいのでしょうか。 本書は、AIの基礎的な技術解説から、国内外の多様な先行導入事例、制度・政策面での取り組み、中国のAI動向データや企業経営者の意識調査結果まで、AIにまつわる幅広い話題を網羅して収録しております。企業や社会がAIを実装するにあたってのひとつの指針として、本書をご活用いただけます。
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商品情報
- シリーズ
- AI白書
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - IT・Eビジネス・資格・読み物
- 出版社
- 角川アスキー総合研究所
- 掲載誌・レーベル
- 単行本
- 書籍発売日
- 2018.12.11
- Reader Store発売日
- 2019.04.10
- ファイルサイズ
- 100.6MB
- シリーズ情報
- 既刊5巻
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この作品のレビュー
平均 4.0 (2件のレビュー)
-
『AI白書』なので、現時点でのAIに関する技術概要とグローバルでの取り組みが記載されている。
ディープラーニングについてはかなり実装が進み、ツールもそろってきたという印象がある。ImageNetやW…ordNet、MNIST、word2vecなどオープンデータもそろってきているのかもしれない。語彙データやWebのLOD化(Linked Open Data)という話はおもしろい。AIは精度や暴走の防止が担保されていないことが問題にもなっていたが、そういったものも深層モデル化によって使えるようになるのかもしれない。ディープラーニングとは「シグモイド関数等の活性化関数を使って非線形性を入れ、多層に構成した関数を使った最小二乗法」という説明は正確ではないが、わかりにくいかもしれない。
ちょっと横道にそれた意識の話も面白い。グローバルワークスペース理論(GW理論・大局的作業空間理論) ... 意識は、無意識の中からフォーカスを選択され、他の知覚をマスクする、といった理論まで詳解されている、GAN(敵対的生成ネットワーク)が生物の行動と自己モニタリングに相当するのかもしれない。
AIの進歩として挙げられた次の線表はわかりやすくて、直感的にもそれくらいかなと思う。
・画像認識 → 医療診断 (2014)
・マルチモーダルな認識 → 防犯・監視・セキュリティ・マーケ (2015)
・ロボティックス → 自動運転・物流・農業・製造 (2016)
・インタラクション → 家事・介護・
・シンボルグラウンディング → 翻訳・海外向けEC・
・知識獲得 → 教育・秘書・ホワイトカラー支援
・対象のモデル化 → 経済・社会・研究支援 (2030)
・意識/自己 → 哲学・言語学・シンギュラリティ (20XX)
自動運転、人事などの社内システム、物流・小売りなどのサプライチェーン、スマート農業、スマートファクトリー、FinTech、などなどその影響は甚大ではある。ツールとして使いこなせるようになることがまずは必須だな。
この分野では、米国と中国が抜きんでている実態もわかった。GAFAM+IBMやBATなどの巨大テック企業と無数のベンチャが生態系を作っている。UC Berclayなどのアカデミアも存在感を見せている。特許と論文の数も米国と中国の寡占状態だ。大学の研究も同じ。それにしても日本の政府系のAIの取り組みは各省庁にまたがっていてわかりにくいな。
500ページもあり、覚えきれる量ではないけれども、ざっと見て知識を付けるのはよい本かもしれない。決して全文通しで見る本ではない。
『AI白書2017』が350ページだったので、『AI白書2021』が出たら何ページになるのだろう。編集委員の顔ぶれが変わっていないのは、ある程度一貫性を持たせるには今のところよいのでしょうね。
※最近では、SIPと言うとSession Initiation Protocolではなくて、Strategic Innovation Programの略の方が有名になっていくのかな。続きを読む投稿日:2019.01.21
行き着くところって、完全記憶のゼロイチ型の仕組みと、人間型の物質型の仕組みが残るんですかね。クリーンエネルギーと歩行ができるようになったら、人間より強い生物にもなる可能性はあるよね。
投稿日:2019.05.01
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