ドラゴンランス伝説<2 イスタルの神官王>
マーガレット・ワイス(著者)
,トレイシー・ヒックマン(著者)
,安田均(訳者)
/KADOKAWA
作品情報
『ドラゴンランス』(全六巻)と対をなすストーリーで"シリーズ最高傑作"との呼び声も高い『ドラゴンランス伝説』に、原著者が追加説明や創作秘話、付録資料などを大幅に書き足した注釈付き版の邦訳。史上最強の暗黒魔術師となるべく現在と過去を旅するレイストリンの正体と真の野望とは? その双子の兄である心優しき戦士キャラモンはレイストリンを悪の道から救えるのか? そして〈大変動〉はなぜ起こったのか?──など、前作で語られなかったすべての謎が明かされる感動巨編(全六巻)。【2巻説明】〈大変動〉発生目前の日々へと時間遡行したキャラモンらを、史上最強の黒魔術師フィスタンダンティラスの陰謀がつけ狙う。
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- ドラゴンランス
- 著者
- マーガレット・ワイス, トレイシー・ヒックマン, 安田均
- 出版社
- KADOKAWA
- 書籍発売日
- 2004.05.21
- Reader Store発売日
- 2019.02.23
- ファイルサイズ
- 6.7MB
- シリーズ情報
- 全25巻
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.8 (4件のレビュー)
-
やっぱ面白い!
双子の主人公レイストリンとキャラモンの過去への旅の第二巻は目を見開く回と言ってよい
ドランゴンランス伝説のテーマともいえる内容がキャラモンの口から語られる
変化すろことは良いが、それ…は他人から強制されたものであっては良くないということ
自分勝手な押し付けによって誰かを無理矢理変えようするのもよくない!ってこと
人は自分の意志によって変わる
それにしても、ドランゴンランスシリーズもっともっと売れててもいいと思うんだけど(十分世界的ベストセラーなんだけどもっと)本国でごたごたしちゃったしなー
いい感じ映画化とかされてたら日本でももっと有名になったと思うんだよね
安田均さんも正直そんなに翻訳うまくないしw
ただ安田均さんが日本のRPGゲームの先駆者ともいえる大偉人なのは間違いない
そして安田均さんといえばグループSNEですよね?
え、知らない?
うーん
次回はグループSNEについて語ろうかな続きを読む投稿日:2022.09.09
ついに辿り着いた、過去の世界「イスタル」。
そこは、《大変動》によって、海の底に沈んでいた現代とは異なり、「神官王」を筆頭とした多くの僧侶達が治めている、豪華絢爛な神殿が印象的な平和ぶりで、一見、何事…も問題が無さそうに見えるが、勿論そんなことはなく、この辺りは、現代の世の中の縮図を見せられているようで、胸が痛い。
そんな状況の中に降り立った、キャラモンとクリサニアとタッスルホッフだったが、キャラモン達は、瀕死に近い状態のクリサニアとの関連性を疑われて囚われの身となり、そのまま奴隷市場に売られ、闘技場での生活を余儀なくされることになる。
一方、イスタルの神官王の住まう神殿には、通称、『黒きお方』と呼ばれる、危険で力がありすぎる、黒いローブを着た魔法使いが場違いに存在しており、これが、あのレイストリンが探し求めている人物であると同時に、その双子の兄、キャラモンが滅ぼそうとしている人物、「フィスタンダンティラス」であり、その体は長身でいい体格をしており、レイストリンとは対照的に見える。
前巻で、ここからが本編であることを書いたが、前半は、なんとも言えない暗い雰囲気が漂い続けて、しかも展開が遅く、少々もどかしさを感じさせる内容に加えて、更に私が懸念しているのは、いつも陽気なタッスルの沈み込んだ様子で、この辺りは、『戦記』に於ける、タニスやローラナといった、リーダー格の登場人物がいないことも輪をかけて、それぞれに孤独感が強く現れているようで、見ていて辛いものがある。
しかし、だからこそ、このシリーズのテーマも少しずつ見えてきた気がしており、それは、誰かに頼るのでは無く、自分自身の力で運命を切り開いていくところにあるのではないかと思われて、特に本巻ではキャラモンを見ていると良く分かり、最初は闘技場での自由のない状況で、自分の信念に反する事をやらされる事の悲しみを抱えて、鬱屈した状態だったのが、次第にかつての戦士の誇りを取り戻していき、終いには、誰にも頼らず、自分自身の頭と心で考えて、自らのやるべき事を何の躊躇いもなくやってのけるところまで成長し、それは精神的な意味において『戦記』を遥かに超えており、おそらく今の彼を見たら、きっとティカも嬉し涙で一杯になることだろう。
また、肝心のダークヒーロー、レイストリンだが、この過去の地においても、既に盤石な手筈を整えており、そこから明かされる衝撃の事実には、あらゆるものを平気で巻き込んでゆく空恐ろしさがあり、果たして本当に怖いのは、フィスタンダンティラスなのか、それとも彼なのか、何とも微妙なところで、それがキャラモンの成長の要因になっているのが、また皮肉なところである。
そして、終盤は手に汗握る展開となり、あの《大変動》が実際に起こったその当日、レイストリンとクリサニアとキャラモンが一堂に会する場面が、一番の山場となり、ここでそれぞれの野望、欲望、思惑が複雑にぶつかり合い、やはりここでも印象的なのはキャラモンで、その憎悪と愛が一緒くたになった、彼の吹っ切れた姿は注目である・・・のだが。
レイストリンは着々と準備を進めているように見え、その冷酷ぶりに、かつての双子の弟の面影は、もう消え去ってしまったのだろうか?
それとも、それを止める鍵は、実はクリサニア?
何故なら、レイストリンも人間だからであり、ここに来て、彼の何かが疼き出したのは、あれが原因?
そして、タッスルホッフの安否は如何に?
3巻に続く。続きを読む投稿日:2023.04.10
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。