ビジネスの限界はアートで超えろ!
増村岳史(著)
/ディスカヴァー・トゥエンティワン
作品情報
かつて、ビジネスの世界では、MBAを持つことがステータスとなり、一つの勲章とされていました。しかしながら今、アメリカではMBAよりも、MFA(美術学修士:Master of Fine Arts)を持っている人材のほうが重宝されています。給料も待遇も、MBAを持っているより、MFAを持っている人のほうが圧倒的に高くなる時代になっているのです。
不景気になってもモノだけはあふれ続ける世の中で、魅力的な商品を生み出せるか、商品を買いたくさせられるかには、デザイン性・アート性が鍵となります。そのため、それらを大学院で徹底的に研究してきたMFAを持っている人々は、右脳と左脳を統合してバランスよくものごとを考えることが可能であり、売上に直結するスキルを持っているということで高く評価されているのです。MFAは、当然、MBA取得者より人数が断然少なく、その稀少価値も評価されていることの一因です。
複雑で変化がとても激しく、不確実性が高い今日のビジネス環境において、従来の知識や論理的思考・分析のみに頼った発想や思考では限界があります。ビジネスにおいても、全体を直感的に捉えることのできる感性や、課題を独自の視点で発見し、創造的に解決する力の重要性が日増しに高まってきています。
今まで我々は、左脳が主につかさどるロジカルシンキングを鍛えてきました。論理が持つ力ももちろん重要ですが、これからの二十一世紀をしなやかに生き抜いていくためには、アートが持つ感性の力も同じぐらいに重要なはずです。
本書では、さまざまな事例の紹介を交えながら、みなさんが日々対峙しているビジネスと、日頃あまり接することのないアートの相互関係について探っていきます。
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商品情報
- シリーズ
- ビジネスの限界はアートで超えろ!
- 著者
- 増村岳史
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 書籍発売日
- 2018.10.19
- Reader Store発売日
- 2018.10.25
- ファイルサイズ
- 10MB
- ページ数
- 216ページ
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この作品のレビュー
平均 3.6 (15件のレビュー)
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日本の美術の授業では、とにかくまずエモーショナルに描くという行為から始まるが、海外ではそうではなく、まず美術を鑑賞してから始めて実践に入る。そして、また実践後は鑑賞と同じサイクルを回しながら教育する。…感性や感覚を一切除外し、モチーフを模写するスキルから教えることもある。
東京芸大では数学が得意な人が多い。いかに美術にはロジックが必要かということを物語っている。
美術をロジカルに鑑賞して自分なりの問いについて考える行為は、頭の中を整理し創造性を生み出す訓練となる。続きを読む投稿日:2020.07.26
著者はビジネスパーソン向けに、デッサンを通して創造性を刺激するプログラムを提供する会社の社長。
アメリカでは最近、MBAよりもMFA(美術学修士)を持っている人材のほうが重宝されるという潮流がある。M…FAホルダーは、右脳と左脳を統合してバランスよくものごとを考えることができ、魅力的な商品やサービスを生み出す力を持つ。
アート思考とはアーティストのように視点を変え、より創造的で革新的な解決策を見つけるプロセスのこと。これを通じてイノベーションを推進し、リスクを取ることがビジネス成長の鍵となる。
アート思考を身につけていたCEOとして、アップルのスティーブ・ジョブズ、ソニーの大賀典雄などが挙げられる。
アートとデザインの違い
- アート …自分の思いを表現したもので、問題提起が目的。ゼロから1を生み出す
- デザイン …他人の思いを表現したもので、問題解決が目的
著者の仮説「絵を描くということが、すべての創造の源になる」。絵を描くことは思考のプロセスを刺激し、新たな視点やアイデアを生み出すきっかけとなる。このプロセスは、論理的または分析的アプローチでは到達できない解決策やアイデアに到達する手助けをしてくれる。続きを読む投稿日:2023.11.13
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