まるわかり!IoTビジネス 2019 50の厳選事例
日経 xTECH(著)
/日経BP
作品情報
モノのインターネットと訳される「IoT(Internet of Things)」。いまやIoTは家の中からオフィス、工場、工事現場、農場、養殖場、さらには医療の現場、インフラの裏側にまで浸透し、人々の活動に欠かせない存在になっています。 そんなIoTの事例を「生活・家庭編」「工場編」「フィールド編」「医療・インフラ編」に分けてそれぞれ紹介します。 IoT歯ブラシやIoTコンタクトレンズといった生活に入り込む製品、店舗でのAIスピーカー活用、工場の生産工程や工作機械での採用、稲作や水産業の現場での利用、ガスや水道の遠隔自動検針、病院の先進集中治療室など50を超える厳選事例でIoTの現在を明らかにします。 さらに事例に加えてIoTを支える通信技術の1つであるLPWA(Low Power、Wide Area)などについても詳しく解説します。IoTビジネスのヒントが詰まった1冊です。
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商品情報
- 著者
- 日経 xTECH
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - IT・Eビジネス・資格・読み物
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2018.10.09
- Reader Store発売日
- 2018.10.23
- ファイルサイズ
- 29.8MB
- ページ数
- 216ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (1件のレビュー)
-
# 書評☆3 まるわかり! IoTビジネス 2019 | コマツのスマートコンストラクションなど各社の2018年の最新動向を把握可能
## 概要
日経BP社の出版物 (日経エレクトロニクス,日経コン…ピュータ,日経ものづくり,日経NETWORK) やWebサイト (https://teck.nikkeibp.co.jp) に掲載されたIoTビジネスに関する記事を編集・加筆・修正された内容となっている。
書名通り,各社がIoTビジネスにどう取り組んでいるかが50の事例でまとまっている。書名は2019となっているが,出版日が2018-11-24であるので,2017年から2018年までの最新事例が掲載されている。
最近の各社の取り組みの新しい情報が掲載されており,近年のIoTへの取り組みの動向を探るのには適している。
とくに,冒頭でIoTの分野でKOMTRAXで先進的だったコマツが,次の取り組みとしてスマートコンストラクションに取り組んでいるのが参考になった。IoT化が進むにつれて,データ分析などの重要度がますようだ。
## 参考
> ### p. 24: デジタルツインの通信を担う「OPC UA」
> 産業用IoTにおいて、デファクトスタンダードの通信規格になりつつあるのが「OPC AU」である。
> ___
> OPC UAの仕様とプログラムは全てオープンソース・ソフトウェアであり、ソフトウェア共有サービスの「GitHub (ギットハブ)」で公開されているほか、「IEC 62541」として国際標準化されている。
> ___
> OPC UAは「通信プロトコル」と説明されることも多いが、実体としては「HTTP/HTTPS」「TCP/IP」「AMQP」といった既存の通信プロトコルの組み合わせであり、用途の拡大に合わせて対応するプロトコルや組み合わせの種類も増える傾向にある。
OPC AUという規格の存在を知った。
> ###p. 42: 規格の壁を越える主なAPI連携サービス
> 表1規格の壁を越える主なAPI連携サービス
> * API連携サービス名 | 開発やサービスの提供主体 (企業の設立時期)
> * IFTTT | 米IFTTT社 (2010年)
> * Zapier | 米Zapier社 (2011年)
> * Workflow | 米Apple社 (開発元の米DeskConnect社は2012年設立。2017年にApple社がサービスを買収)
> * muzzley | ポルトガルMuzzley社 (2012年)
> * Stringify | 米Stringify社 (2014年)
> * myThings | ヤフー (2017年にサービス開始)
> * クラウド連携版デバイスWebAPI*1「Symphoney」(開発コード名) | デバイスWebAPIコンソーシアム (NTTドコモとソフトバングモバイル (当時) が2015年に設立。2017年10月初めの時点で会員企業は119社)
> * 統合WebAPI | 大和ハウス工業 (実証実験中)
> *1 デバイスWebAPIは「GotAPI (Generic Opent Terminal API Framework Version 1.0)」とも呼ぶ。
IFTTTは単にSNSに同時投稿するための簡単なWebサービスと思っていが,今やIoTにおいてデバイス間のAPIを連携するために使われており,一種のプラットフォーム化しているようだ。
## 結論
IoTに対する各社の新しい事例が掲載されており,最新動向を把握するのによい本だった。
内容も,生活,向上,フィールド,医療・インフラという業界を絞らず広く扱っており,何かしら自社とも関わりのある情報が得られるだろう。
パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/02/04/続きを読む投稿日:2019.02.03
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