一流ビジネススクールで教える デジタル・シフト戦略―――テクノロジーを武器にするために必要な変革
ジョージ・ウェスターマン(著)
,ディディエ・ボネ(著)
,アンドリュー・マカフィー(著)
,グロービス(著)
/ダイヤモンド社
作品情報
ITを本業としない企業が、既存ビジネスをデジタル化する際にに立ちはだかる障害を乗り越えるにはどうすればよいのか? 世界400社以上におよぶリサーチからあきらかになったフレームワークを初公開。 MIT流デジタル戦略なら飛躍的成長を実現できる。
もっとみる
商品情報
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.5 (2件のレビュー)
-
非IT 企業がデジタル変革を推進するためのプロセス、ポイントを解説。
・デジタル技術を活用し、競合企業より優れた業績を上げている企業は、様々な業界・分野に存在する。このような企業を「デジタルマスター…」と呼ぶ。
・デジタルマスターは、次の2つの能力に優れている。
1.デジタル能力:どんなテクノロジーを持つのか
2.リーダーシップ能力:いかにして変化を導くのか
この2 つが組み合わさることで、明らかな優位性を築ける。
1.デジタル能力を構築、テクノロジー活用で、ビジネスのやり方を変える。顧客体験を変革する場合、以下の4つを組み合わせて行う。
①顧客行動を理解し、顧客起点の体験を設計する。
②デジタルに投資し、顧客との関わり合いを強化する。
③顧客データをすべての顧客体験の中心に据える。
④実際の体験とデジタル上での体験を結び付ける。
2.経営幹部が強力なリーダーシップ能力を発揮し、変革を進める。変革を成功させるためには、将来のデジタルビジョンが不可欠。描く際は、次の3 つの角度から検討する。
①顧客との関わり合い方を見直す。
②業務のオペレーションを再構想する。
③上記2 つを組み合わせ、ビジネスモデルを見直す。
・デジタル変革を阻む要因は、経営の慣性、つまり変化の必要性を感知し損ねることにある。
これを乗り越えるには、課題を認識し、自社の出発点を知り、ゴール地点を決めること。続きを読む投稿日:2019.07.25
デジタル・トランスフォーメーション(DX)に関心が強く本書を購入しました。読後の率直な感想としては、DXに関係するであろう事柄を実直かつ網羅的に説明している本だという印象です。まずデジタル技術の活用度…合いについて、デジタル能力の高低、リーダーシップ能力の高低で4象限の分類を提示しています。両方高い企業は「デジタルマスター」、反対に両方低い企業は「初心者」です。この判定は企業の経営幹部に対するアンケート調査(自分の企業を自己評価する)からきていますが、本書によれば、デジタルマスターは同業他社と比較して売上高では+9%、利益率では+26%高いとのことです。興味深かったのは、デジタル能力だけが高い企業の場合、売上高は同業他社より高くなりますが、利益率はむしろ低くなるということ。つまり先端的なデジタル技術に手を出しすぎたり、各部署がバラバラにデジタル投資をしているため、コスト面で状況が悪化したということでしょう。
そのような状況説明ののちに、デジタル能力、リーダーシップ能力を細かく分解して、それぞれの能力をいかに高めていくべきかを、企業事例をベースに説明されています。このあたりの解説はよく言えば非常に丁寧なのですが、かなり退屈な個所や、「そんなにうまくいくわけがないだろう」と反発心を覚える個所もありました。第3部では「実践する」ということで、デジタル・シフトのための羅針盤なるものが紹介されていますが、似たような項目が複数回出てきたり、無理やり各項目の項数をそろえた感が否めないところもあり、正直あまり感銘を受けませんでした(頭に入ってきませんでした)。本書、丁寧に真面目に書かれた本という意味で良書だとは思うのですが、書かれていることは想定内の範囲であり、ハッとする気づきや分析の切れ味はほとんどなかったかもしれません。続きを読む投稿日:2023.05.02
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。