テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図
泉田 良輔(著)
/クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
作品情報
10年後、あなたの仕事はどうなるのか? 55歳以下の「逃げ切れない」世代は全員必読! 気鋭のアナリストが、「テクノロジー」を切り口に読み解く、最強の産業・仕事予測。
AIやロボットなどのテクノロジーの発展で、人間の仕事が奪われるといわれる中、さまざまな疑問や不安を抱えている人は多い。
そうした人たちの声は、たとえば次のようなものだ。
「これから転職するならどこが狙い目なの?」
「うちの業界は『斜陽産業』だし、どう転換していけばいいのか」
「子どもはどんな仕事を選べばいい?」
「いま調子いい業界でも、先はわからないし不安だ・・・・・・」
「就活にあたって、将来的によい就職先を考える手がかりがほしい」
本書は「産業」や「仕事」に関する多くの人が持つ疑問に対して、公開情報やデータに基づいて「いま何が起きているのか」を把握しようというものである。
しかし、それだけではない。本書が目指しているのは、現状を理解した上で、テクノロジーによって将来起こりうる「産業」と「仕事」の変化を読み解き、その「未来予想図」を描こうとすることだ。
テクノロジーによってこれから起ころうとする変化をより正確に把握するために、「産業」を縦糸、また「仕事」を横糸ととらえ、それらが織りなす布を「未来予想図」に見立てて全体を俯瞰する。
「電機」「自動車」「銀行」の未来を正確に予測してきた気鋭のアナリストが「テクノロジー」の観点から、各業界の未来を精緻に予測する一冊!
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商品情報
- シリーズ
- テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図
- 著者
- 泉田 良輔
- 書籍発売日
- 2018.07.02
- Reader Store発売日
- 2018.07.02
- ファイルサイズ
- 14.4MB
- ページ数
- 240ページ
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この作品のレビュー
平均 1.0 (2件のレビュー)
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若い世代の採用問題は、これまで見てきた出生数の減少だけにはとどまらない。「若い世代が家を出たがらなくなっていること」が採用問題に拍車をかけている可能性が高いのだ。若者が外出しなくなっていることを知る上…で、面白いデータがある。国土交通省の「平成27年全国都市交通特性調査」によれば、20代(20~29歳)の若者の1日の移動回数は、1992年の2.4回から、2015年には1.8回に減少している。ちなみに、70代は1.5回から1.9回へと増加しており、70代のほうが20代よりも移動回数を見ればアクティブだといえる。
買う物次第ではあるが、アマゾンとゾゾタウンで欲しいものが手に入るという前提に立てば、買い物に出かけることを娯楽までに転換させるか、または1万円近くの意味がある行為として意味を持たせなければ、人は「買い物にでかける」ということに疑問を感じ始めるかもしれない、ともいえる。
ここで第二章の冒頭で触れた、オックスフォード大学のオズボーン/フレイの論文「雇用の未来」を思い出してみたい。その論文の中で、もっともコンピューターに置き換えられにくい職業は何だったか?
第一位は「レクレーション・セラピスト」だった。
日本では聞きなれない職業だが、レクレーション・セラピストのSOCをもとに「ONET Code Connector」の仕事内容を見てみよう。ちなみにONET Code Connectorは、米国の労働省が運営しており、職業内容を定義したデータベースを管理している。
「(レクレーション・セラピストは)病院、(自立した生活が困難な人向け等の)ナーシングホームやその他機関における患者の為に医学的に認定されたプログラムを計画、管理、調整を図る。(そのプログラムには)スポーツ、旅行、芝居、社会活動、美術工芸を含んだ活動がある。(レクレーション・セラピストは)患者の状態を評価したり、適切なレクレーション活動を薦めたりすることがある」続きを読む投稿日:2018.10.22
10年後にAIやロボットなどのテクノロジーの普及により、産業がどのように変わっていくかを過去から現在の産業や企業などの売上、就労者数、年収などの比較や変化から説明している。
証券アナリストの著作ゆえに…、「テクノロジー自体よりもテクノロジーの導入により統計的な数字がどのように遷移するか」が中心的な議論となっている。
・製造業・小売業・卸売業・情報通信業・銀行業・サービス業など主要産業はこれからどうなるのか?
・平均給与が高い業界、低い業界はどこか?
など、統計的な分析が主眼である。
ー感想ー
期待を下回った。最新のテクノロジーが産業を代替していく様をシリアスに、しかも現実身を帯びながら描いてくれるものと期待していた。マッキンゼーの公開レポートの方が本書のタイトルにふさわしい内容であったと記憶している。続きを読む投稿日:2019.02.09
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