破壊者 ハカイモノ
松浦勝人(著)
/幻冬舎単行本
作品情報
稀代の経営者、ヒットメーカー。30年の軌跡。
「GOETHE」の大人気連載がついに書籍化。
天使のようにしたたかに、悪魔のように繊細に。
ハカイモノは古きを壊し、新しい秩序をつくり出す。
「理想的な経営者になるなんて僕には無理だと分かった」
業界の常識はエイベックスの非常識。
貸しレコード店のアルバイトからエイベックスを創業。そして上場。
芸能界のど真ん中で戦い続けた松浦勝人の全思考。
「普通の人生では味わえないような楽しいことを経験してきた。
普通の人生ではありえない辛い目にもあってきた。
そのふり幅が大きすぎて、とても現実の人生とは思えない。」
(本書「おわりに」より)
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商品情報
- シリーズ
- 破壊者 ハカイモノ
- 著者
- 松浦勝人
- 出版社
- 幻冬舎
- 掲載誌・レーベル
- 幻冬舎単行本
- 書籍発売日
- 2018.07.12
- Reader Store発売日
- 2018.07.12
- ファイルサイズ
- 1.8MB
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この作品のレビュー
平均 3.0 (2件のレビュー)
-
日経の宣伝に負けてポチりました。独り言感はかなり多い本ですがやはり興味のあり会社だったし面白かった。オープンイノベーションや新しい働き方など同感できるところがやはりエンターテイメント業界にもあるなと。
投稿日:2018.08.05
読了した本の付箋部分を抜粋します
・僕は、子供の頃からずっと「今のままでいいわけがない」という危機感の中で生きている。
現状というものに満足をしたことがない(P4)
・僕は、業界から見れば邪道…、お客さんから見れば王道ということをずっとやってきた(P13)
・何よりもお客さんの感覚がどういうものかを身体で覚えた(P14)
・嫌われ度が大きいほど、振り子は次に逆に振れる。そう、「嫌い」から「好き」に大きく振れる(P18)
・方程式を作った人間と、それを使っているだけの人間ではまったく違う(P30)
・ただ上から教えられたことだけをそのままやっているだけではダメ。常に「なぜ?どうして?こうしたらダメなの?」と
考えることが重要(P34)
・全然気を使っていないように見えて、実は気を使っているというのが、本当に「人に気を使う」ということだと思う(P53)
・今の音楽のトレンドについていけてるなんて思っていない。「ついていけてる」なんて勘違いをしていたら、大きな
間違いを犯すことになる(P74)
・そもそも、自分の持っている器の七分目程度で生きてきた人間や、勝負から逃げまわって生きてきた人間は成長できないと
僕は思っている(P84)
・とことんやってみなければ何も生まれない(P89)
・嫌なことが来なければ楽しいことも来ない。嫌なことと楽しいことはいつもセットだから(P120)
・「老いる」というのは見た目のことだけではない。それは人生の選択肢が少なくなっていくということ(P125)
・将来への不安から、やりたいことを先延ばし、先延ばしにしているうちに自分の人生が終わっちゃったら意味がないと
いうことに気がついた(P158)
・僕がよく社員たちに言うのは、例えば社内イベントとか、朝礼みたいなお堅いものまで、人を集めることをやるなら
黙っててもみんなが見たくなるような、とにかく面白くてびっくりするようなことをやれと。面白ければ、言われなくたって
行くし、勝手に人も集まるんだから(P169)
・僕は自分に対する評価が低く、自分を褒めない。だから、人を褒めることができない。これは不幸なことだと思う(P197)
・忙しい。今更役に立たない。もっと大事な仕事がある。やらずに逃げるための言い訳なんか、いくらでもつくることができる。
でも、今更であっても、やらないよりやったほうが全然いい。逃げずにやったほうがいい(P210)
・現実的な条件をいっさい無視して、理想だけで考えれば、社員みんなが1カ月くらいの長期休暇がとれたらいい(P231)
・欲しいのは、ふり幅の広い人。MBAをもっているのに、なぜかアニメについてものすごく詳しいとか。・・・中略・・・
振り幅の狭いやつは、もういらない(P240)
・才能は、どこかではなく、自分の近くにある。それを見逃すな。与えられたチャンスは、ひとつも無駄にするな。
結果がでなくても、結果がでるまであきらめるな。その簡単でもあり、難しいことを気合と根性と覚悟でやり抜いた者だけが
夢の続きを見ることができる(P276)
・僕は前から、社員に対して「どこの会社に行っても仕事ができる人になれ」と言い続けてきた。会社にぶら下がるのではなく
自分で仕事を作り出せる人になってほしい(P281)続きを読む投稿日:2018.08.14
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