池上彰の世界の見方 朝鮮半島~日本はどう付き合うべきか~
池上彰(著)
/池上彰の世界の見方
作品情報
韓国・北朝鮮を理解するための必須知識。
日本人が学校で習わない韓国と北朝鮮の戦後史をたどり、なぜ竹島、慰安婦、拉致などの問題が起きて解決に至らないのか、そもそもの原因を明らかにする。日本はどう付き合っていけばよいのか、考えるヒントを池上さんが渾身解説。
1.「分断の歴史」から見る朝鮮半島・・・実は現在も朝鮮戦争は休戦中で終わっていない。なぜか?
2.「『金王朝』の始まり」から見る北朝鮮・・・ソ連軍の大尉だった金成柱が、なぜ「金日成」になったのか?
3.「反日のルーツ」から見る韓国・・・韓国が慰安婦問題にこだわるのはなぜか? 歴史への責任はとれるのか?
4.「金正日の国家思想」から見る北朝鮮・・・独裁はどう強化されていったのか? なぜ日本人を拉致したのか?
5.「歴代大統領」から見る韓国・・・支持率が下がると反日、退任後に汚職で逮捕されるのはなぜか?
6.「金正恩と核開発の歴史」から見る北朝鮮・・・北朝鮮が核開発を続けてきたねらいは?
本書は、池上さんが世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの6冊目。
東京都立西高校で行った白熱授業をもとに構成。
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商品情報
- シリーズ
- 池上彰の世界の見方
- 著者
- 池上彰
- 出版社
- 小学館
- 掲載誌・レーベル
- 池上彰の世界の見方
- 書籍発売日
- 2018.04.01
- Reader Store発売日
- 2018.05.18
- ファイルサイズ
- 9.1MB
- シリーズ情報
- 既刊16巻
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この作品のレビュー
平均 4.3 (21件のレビュー)
-
世界情勢に疎い私でも、現在の朝鮮半島情勢は大注目しているし、日本の未来に直結する一大事だと認識しています。それでも系統立てて朝鮮半島分断の経緯を勉強した事は無いし、今に至るまでなんでこの問題を解決でき…なかったのか真剣に考えた事も有りませんでした。正直な所それほど関心が無かったというのもありますが・・・。
第二次世界大戦後からの朝鮮半島が分かりやすく書かれていて、しかも出たばかりだったので、現在めまぐるしく動いているニュースと丁度リンクしていて、タイミング的に読んでとてもよかった。
こういった本で注意しなければいけないのは、情報を消化する際に書き手の主張に同調して考え方迄同じになってしまう事でしょうか。客観的に自分がどう思うのかを確認しながら読むのが必要だと思います。続きを読む投稿日:2018.05.31
このレビューはネタバレを含みます
朝鮮半島の歴史、日本による侵略から現在に至るまでの韓国、北朝鮮について書かれてる。
レビューの続きを読む
朝鮮半島を植民地化した後、第二次世界大戦後日本の敗戦により南北にアメリカ、ソ連の支配下に置かれ、韓国と北朝鮮へ分断さ…れた。しかし、北朝鮮による韓国攻撃により朝鮮戦争が始まるがこう着状態となり現在は休戦協定を結んでいる。
韓国はアメリカの支援により民主化されるが独裁政権が続き財閥ができ、慰安婦問題は現在も続いている。
北朝鮮は独裁政権、世襲制。朝鮮戦争の時はソ連と中国の支援を受けていたが、両国の関係悪化により独自路線と進み、ソ連の支援を受け核開発へと進むようになる
朝鮮半島の歴史について簡単に学ぶことができる。韓国、北朝鮮の歴史はまだ浅い。
韓国が教育に力を入れていることは新聞で読んでいたが初代大統領による財閥の影響が大きかったことに対し日本も戦争前は財閥があったのだと思うとたまたま敗戦により解体されたのであって日本も同じ道を辿っていたのかもしれないと思った。それが良いのかわからないが。
韓国の反日感情も一度侵略したこと、慰安婦問題など一度されたことはなかなか忘れることができない。これも私たち個人で考えても忘れることができないのと一緒だろう。平謝りすれば図に乗る人もいたり、それはそれとして受け取ってくれる人もいる。その駆け引きが難しい。韓国には金銭面において支援をしてきたのだから。ドイツを見習えばいいという簡単な話ではないのだろう。そして日本を敵に回して国民の支持を得たいという気持ちもわかる。私ならどうするだろうか。きっと相手の話を先ず聞き、そこに寄り添っていくしかないのではないか。お金では解決できるものではなさそうだから。そしてできる限り相手の反応に動じないことが大事なのではないか。竹島問題についても歩いてどの抗議はしなければ相手は図にのるのだろう。
この世は単純ではない。本当は単純なのかもしれないが損得感情や感情的な部分が加わると複雑になっていく。話はずれてしまった。。。
韓国の反日感情や北朝鮮の拉致問題などについての歴史について流れを知りたい方は読んでほしい。続きを読む投稿日:2024.03.24
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