まんが人物伝 西郷隆盛
山本博文(監修)
,広江礼威(カバーイラスト)
/角川まんが学習シリーズ
作品情報
まずしい下級武士の子として生まれた西郷隆盛。敵でも友だちになってしまう、ケタ外れの大きな愛とまごころの持ち主。たくさんの仲間とともに激動の幕末を駆け抜け、命がけで武士の時代を終わらせると、新しい日本の夜明けを作る。そして維新に輝く英雄となっていった!<目次>第1章 薩摩武士の少年第2章 運命の出会い第3章 維新に向かって第4章 戦わずに勝つ第5章 日本の夜明け■『西郷隆盛』監修 山本博文先生のポイント紹介薩摩藩の西郷隆盛は、下級武士の家に生まれながら実質的な薩摩藩の指導者となり、江戸幕府を倒します。明治新政府では、政府内の対立から鹿児島に帰り、専制的な政府に反抗して西南戦争を起こし、敗死します。今回の人物伝では、新しい日本を作り上げた西郷の働きや西南戦争にいたる過程を丁寧に描いています。なぜ、今でも西郷を慕う人が多く、人気が高いのかを考えながら読んでください。
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商品情報
- シリーズ
- まんが人物伝
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- 角川まんが学習シリーズ
- 書籍発売日
- 2017.11.30
- Reader Store発売日
- 2017.11.30
- ファイルサイズ
- 67MB
- シリーズ情報
- 既刊26巻
※この商品はタブレットなど大きなディスプレイを備えた機器で読むことに適しています。
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この作品のレビュー
平均 3.7 (3件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
息子に読んでもらおうと思って図書館で予約していたんだけど、借りられる頃には息子は興味なくなってしまったらしく・・・でもせっかくなので私だけ読んでみた。
レビューの続きを読む
西郷隆盛といえば小学校の歴史にも出てくるくらいの人物だし、もちろん知っていると思ってはいたけど浅かったと思い知るに至る。
キーワードとして、幕末、薩長同盟、明治新政府・・・ぐらいのことを知ってるに過ぎなかった。
漫画だし、子供向けだろうし、ここに描かれていることですら浅いのかもしれないけれど、下級武士の子として生まれるも武道や学問に励み、頭角をあらわしていく。
中でも島津斉彬や大久保利通との関係性がアツく、お互い深く信頼しあっているところにじーんときた。
また、勝海舟や坂本龍馬、橋本左内との出会いにもワクワクした。
これらの人物についてより詳しい本で読んでみたくなった。
(特に島津斉彬と勝海舟!)
薩摩藩に取り立てられてからはずっと順調に出世していったのかと思っていたけど、二度も島流しにされたり、危ない橋を渡ったり、まさに波瀾万丈の人生だったのにびっくり。
最後は西南戦争で命を落としてしまったのがあまりにもったいない。。。困っている士族を放っておけない仁の人だったのかなと想像。
最後までアツく生きた西郷どんのドラマを読めて良かった。投稿日:2023.05.26
■きっかけ
西南戦争を起こしたきっかけをそういえば知らないなと思って読みました
■島津家家臣編
- 島津斉彬(なりあきら):薩摩藩主。お互いかなり信頼関係があったが、息子の島津忠義(ただよし)の祖父…島津斉興(なりおき)は勤王派の西郷とは合わず、西郷の友人・月照(げっしょう)を日向送り(斬り捨て)せよと命令を受け、月照と抱き合い海に身投げ。西郷だけは助かり大久保に奄美大島に隠れるように言われ、菊池源吾という名で隠れた。忠(テニス選手の菊池玄吾はここから名付けられた?)
- 1858年に忠義が藩主になったがその1年後、斉興が死に、斉彬の弟の島津久光(ひさみつ)が実験を。
- 西郷と久光は最後まで相性が悪かった。
- 斉彬の娘(養子)は13代将軍の御台所・篤姫
■明治維新
- 1864年禁門の編(蛤御門の変)で長州軍と薩摩会津連合文。長州軍を半日で撃破。後に長州軍の責任を戦わずして調停。
- 1866年 桂小五郎(後の木戸孝允)に頭を下げた薩長同盟
- 1867年 坂本龍馬暗殺(京都の近江屋)
- 1867年 形だけの大政奉還。続いて王政復古の大号令。徳川慶喜の扱いを決める会議でや山内容堂(ようどう)が徳川おかばっていたとき、会議に出ている岩倉具視に「いざとなれば短刀一本で片がつく」と西郷が伝え、それが山内の耳に入り会議は徳川排除で落ち着いた。西郷どんかっけー
- 1868年 戊辰戦争開戦(鳥羽伏見の戦いで始まった幕府軍との戦い)
- 1868年 江戸城無血開城
■西南戦争へ
- 一度は薩摩に帰ってゆっくりしていたが、大久保利通によばれ再び江戸に。
- 御親兵(天皇を守る直属軍隊)を作った。
- 廃藩置県は藩主の反発があると予想されたが、「何がおきても後はわしが御親兵とともに引き受ける」という西郷のことばで決定した
- 征韓論をめぐって、岩倉使節団として欧米に渡った盟友・大久保利通ともめた。留守政府だった西郷とは考え方が違っていた。大久保は欧米列強に追いつくには外交ではなく、まずは国内制度の充実を訴えた。西郷は話しあいに行くと決めていたが、大久保はそれで殺されれば戦争になると伝えた。西郷は一度決まった韓国行きを白紙に戻され、政府をやめ鹿児島に返った(明治6年1873年の政変)
- 鹿児島で私塾を開いていたが政府から視察(刺殺)にきたという者がいたのと、もともと士族の不満が溜まっていたことから、西南戦争へ(1877年)。熊本城を兵糧攻めするが、熊本城は物資があり、政府軍も素早くやってきたため、敗北
- ごめんなったもんし!と言った別府晋介に介抱してもらい切腹。
- 1878年 大久保利通暗殺続きを読む投稿日:2022.03.03
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