鬼切丸伝(5)
楠桂(著)
/コミック乱ツインズ
作品情報
鬼の肉を唯一断つことのできる神器名剣「鬼切丸」。その剣を携えた少年は、人間の天敵である「鬼」を倒す日々を送っていた。天正十年(1582)の本能寺の変。織田信長は、最愛の小姓・森蘭丸を失った悲観のあまり鬼と化す。残虐非道な鬼と成った信長は、その怒りを一体誰にぶつけるのか!?戦国時代を、縦横無尽に駆け巡る全五話を完全収録。天才女流作家・楠桂によって見事描かれた「日本史の闇に潜む鬼」と「鬼切丸の少年」との戦いに刮目せよ!!特別オマケ漫画「舞台・鬼切丸伝 再演記念漫画」も特別収録!!
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商品情報
- シリーズ
- 鬼切丸伝
- 著者
- 楠桂
- 出版社
- リイド社
- 掲載誌・レーベル
- コミック乱ツインズ
- 書籍発売日
- 2017.11.30
- Reader Store発売日
- 2017.11.30
- ファイルサイズ
- 180.3MB
- ページ数
- 194ページ
- シリーズ情報
- 既刊19巻
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この作品のレビュー
平均 5.0 (2件のレビュー)
-
いやー、この(5)も夢に見そうなくらい、怖かった
鬼が登場する漫画ってのは結構、多いけど、ここまで恐ろしい鬼を描けるのは、藤田和日郎先生、真倉翔先生&岡野剛先生のペア、そして、楠桂先生だろう
残酷さで…は、もしかすると、楠先生が一番かもしれない
そう感じる理由は、楠先生の絵柄が、女性向け漫画誌に掲載されていても違和感がないくらい、美麗だからだ
耽美と言い換えても良いが、そんなタッチの絵柄で、人が鬼に残忍な殺し方をされる様を描くのだ、ギャップで余計に血生臭くなっている
このおぞましさに、私らファンはすっかり酔ってしまっているんだろう
あくまで、私の印象に過ぎないが、この(5)は今までの巻より、面白さが更にディープなものになっている
歴史上で最も、鬼となる可能性があった武将、それが織田信長だ
彼は、これまでも作中に、重要な役柄で登場し、鬼切丸と遭遇してきたが、ついに、と言うべきか、いよいよ、敵対する事になった。そう、怒りと憎しみ、喪失から生じた絶望で、信長は鬼となったのだ
魔王と称された男だけあり、当然、信長はこれまでの鬼とはレベルが違う
人間らしい残忍さを残した鬼が、これほどまでに強大とは驚くべきか、納得すべきか
しかも、この(5)で鬼切丸との決着が付かず、他の有名な武将まで巻き込み、(6)に引っ張っているのだから、楠先生、やってくれる
舞台の再演も喜ばしいことだが、個人的にはアニメ化してほしいな、と切望している
内容と言うか、描写がR18Gなので難しいのは百も承知だが、近しい残酷さを宿した漫画はアニメ化してるのだから、この『鬼切丸伝』だって深夜アニメになってもいいだろうに
やっぱり、素人には分からない、色々な障害があるのだろうか?
できれば、(6)には、アニメ化決定と書かれた帯がついてほしいもんだ。極端な話、DVD付の特装版でも嬉しかったりするんだが
どの回も強烈の一言に尽きるのだが、個人的に印象深かったのは、ガラシャ鬼洗礼の章だ
「女城主 直虎」で描かれていたように、歴史の主要人物の中には女性も当たり前のようにいた。悲劇に見舞われ続けたって意味合いでも、ガラシャはその内の一人に数えても良いし、そんな彼女を主役に据えた回を描くあたり、楠先生の自身の成長に対する貪欲さを感じる
この回を読んで、しみじみと感じたが、やはり、この『鬼切丸伝』は、同族殺しの鬼である鬼切丸が、多くの個性豊かな人と関わっていく事で、少しずつ、人間らしくなっていく、人に強い憧れを抱くまでのストーリーなんだな
彼が、人間らしくなる事で、弱くなるのか、それとも、強くなるのか、それは鈴鹿御前にだってわからない事だ
この台詞を引用に選んだのは、愛だなぁ、と感じたので。確かに、少し、表現が過激すぎる節はあるが、そこには不器用でも真摯に、一人の妻を愛そうとする男の覚悟があった。そんな忠興の気持ちに応えようとし、最期まで、自分達の愛を貫き、人らしさも女らしさも棄てなかったガラシャ、いや、珠は良い女だ続きを読む投稿日:2018.02.23
第5巻になりました。
この巻は信長の巻ですね。
信長のために鬼となった蘭丸と、蘭丸を失った悲しみから鬼になった信長。
そしてあろうことか、鬼になっても自我を保ったままの信長が暴走しています。
最後は鬼…切丸対信長で、信長も鬼切丸に切られるかと思いきや、今回はちょっと違う決着。珍しいです。
さらに最終話では信長がバラ撒いた鬼がたくさんいることが語られ、次巻に続きます。
今後いったいどうなるのでしょうか???続きを読む投稿日:2018.10.13
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