まだGHQの洗脳に縛られている日本人
ケント・ギルバート(著)
/PHP文庫
作品情報
「戦前、日本は侵略国家だった」「日本人は平和憲法を自ら求めてつくった」――。これらは実は、戦争に敗れた日本が、二度とアメリカやソ連、中国などの戦勝国に逆らわないよう、GHQが占領政策で広めた“真っ赤なウソ”だということをご存知だろうか? 本書は、いまも日本人の精神を蝕み続ける洗脳工作「WGIP」(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の正体を、知日派米国人が解き明かし警鐘を鳴らしたもの。日本人が、自国の歴史に誇りをもてない、「愛国心」という言葉にネガティブな反応をしてしまう、アジア諸国に対して何となく負い目を感じるというのも、このプログラムの影響が大きいのだ。しかも、日本の弱体化を望む中国や韓国、日本国内の一部の勢力などが、それをひそかに“プロパガンダ”として利用し続けていることを知ったとき、あなたの歴史観は根本から覆る。今こそ真実に目覚めるとき! ベストセラーシリーズの第1弾、待望の文庫化!
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商品情報
- 著者
- ケント・ギルバート
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP文庫
- 書籍発売日
- 2017.07.01
- Reader Store発売日
- 2017.07.28
- ファイルサイズ
- 0.6MB
- ページ数
- 272ページ
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この作品のレビュー
平均 4.1 (8件のレビュー)
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戦後の米国による占領政策が俯瞰できる。
戦後の日本で行われた、米国による“ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム”を通して、現在の日本人に親日米国人弁護士が活を入れる。戦後のGHQによる日本の占領政策は、色々なところで耳にはしていた…が、本書はそれによる影響と、現在日本人が陥っている問題点を指摘しながら、内容を俯瞰できるようにまとまっている。
原爆投下については、心情として戦争を早く終わらせるための措置だと良く言われることだが、実際政治的には旧ソ連に口出しさせないためのものだったと、中学の社会でも授業で話を聞いた覚えがある。
ただ、ルーズベルトとスターリンが裏で繋がっていて、チャーチルを疎外するというのは結構印象的だった。本書の内容から、ルーズベルトが病気にならなかったらと考えると、日本は悲惨な道を歩んでいたかもしれない。日本人の力を奪うためには、皇室と神社を破壊すれば良いというのは良く聞いたことがある。もし旧ソ連との分割植民地化が実現していれば、当然皇室はなくなっただろうし、神社は取り壊されていたかもしれない。米国は、対共産圏の砦として日本の重要性を認識したことで、皇室を残したのだろう。
ぼくが小・中学生だった頃はあまりそうした政治的なことはわからなかったが、侵略戦争をした日本の罪の大きさは知っておかなければいけないという話は何度も聞かされたように思う。
本書で印象的だったのは、東條英機に対するイメージが全然違うことだった。自分も「東條英機」というと悪の権化というイメージがあり、欧米諸国の一般人と同じ印象を持っていたと思う。極東軍事裁判の不条理さは自分でも知識を得ていたが、「戦争犯罪人」ということだけで悪人と決めつけられた当時の人々に対して、本当に自分は何も知らなかったのだと認識した。
日本人として、自分の国をどう考えていくかを教えてくれる一冊だったと思う。続きを読む投稿日:2019.12.08
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「戦前、日本は侵略国家だった」
「日本人は平和憲法を自ら求めてつくった」
戦争に敗れた日本が、二度とアメリカなどに逆らわないよう、GHQが占領政策で広めたウソ。
未だに日本人の精神を蝕み続ける「WGI…P(洗脳工作)」(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の正体を解き明かしてくれます。
自国に誇りをもてない、「愛国心」という言葉にネガティブな反応をしてしまう、アジア諸国に対して負い目を感じるというのも、このプログラムの影響が大きいのです。
今こそ真実に目覚めるときです。続きを読む投稿日:2022.07.05
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