右の売国、左の亡国 2020年、日本は世界の中心で消滅する
作品情報
終わるどころかますます強化される「戦後レジーム」。
もはやわれわれ日本国民に残されているのは、「愛国を装った売国(=保守)」か「ストレートな亡国(=左派・リベラル)」か。
この究極の二者択一をいったいどうとらえればよいのか?
戦後日本政治の正体を白日の下に引きずり出した画期的評論!
第1部 日本は世界の中心で消滅する
I 今、何が起きているのか?
1 この国の現状診断
2 奇妙にそろう左右の足並み
3 もはや保守も「日本否定」だ
4 移民から英語化推進まで
5 集団的自衛権と対米従属
6 「国際社会」の真の意味とは
7 ナショナリズムを否定する安保法制
II このままだと日本はどうなるか?
8 新しい翼賛体制の時代
9 アメリカへの併合というユートピア
10 丸山発言への十二のツッコミ
11 亡国もまた合憲だった!
12 日本消滅こそ翼賛のゴールだ
III なぜ、こんなことになったのか?
13 戦後保守の矛盾した出発点
14 プロレスとしての五五年体制
15 保守が日本を否定した経緯(1)
16 保守が日本を否定した経緯(2)
17 すべての道はアメリカ化に通ず
18 アメリカ一極支配の顛末
IV で、われわれは何をすべきなのか?
20 勝手にしやがれ、天下国家!
21 左翼・リベラルにも期待できない
22 政権交代の不都合な真実
23 憲法改正の、いっそう不都合な真実
24 悪循環を抜け出すために
第2部 「消えゆく国」の風景
01 石原慎太郎から安倍晋三まで
02 恐怖の「ダブルお花畑」
03 さらば、愛の行為よ
04 劇団四季と戦後の顛末
巻末付録 政治経済用語辞典
佐藤健志[サトウケンジ]
評論家・作家。1966年東京生まれ。東京大学教養学部卒。戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞。著書に『戦後脱却で、日本は「右傾化」して属国化する』(徳間書店)、『愛国のパラドックス』(アスペクト)、『僕たちは戦後史を知らない』(祥伝社)、『震災ゴジラ!』(VNC)、『本格保守宣言』『チングー・韓国の友人』(ともに新潮社)、『国家のツジツマ』(VNC、中野剛志氏との共著)など。また訳書に『〈新訳〉フランス革命の省察』『コモン・センス完全版』(ともにPHP研究所)がある。
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この作品のレビュー
平均 3.5 (2件のレビュー)
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このままの日本であれば書かれているようなこともありうるのかもしれない。
だが、右も左も考えない純粋な日本人のための政策を行おうと努力している人たちも存在する。
本当に必要なことは日本国民が…同志でけんかするのではなく一緒になり本当に憂えることをすることだと感じる。
そのためには日本の事を良く思わない国のいいなりにならないことが一つと、日本にすり寄る国から一歩引くことこれがとても重要に思われる。続きを読む投稿日:2017.07.19
右も左も相反することを述べているようでいて、その実無視しえないほどに共通性を有していることを看過し、そうなったいきさつを述べた本。
政治色の強い話、この手の本は色眼鏡で見ないとなんだけれど、説明やそ…うなった流れの解釈は腑に落ちやすいものだと思う。敗戦を迎えて総懺悔をすることとなった日本では「肯定」の思想は受け入れられにくく、右も左もお互いを批判しあうことでお互いを正当化してただけのプロレスだったとの主張は面白いと思った。
>戦後日本はアイデンティティの確立よりも繁栄の実現を優先刺させてきたがゆえに、あらためてアイデンティティを追求しようとすると、自己否定に陥ってしまう
との指摘は現代の日本の状況を考える際にとても大事になっていくんだろうなと、そしてそこから目を背けようとしてきたがゆえに理想も現実も崩れてきてるのが今なんだろうなと強く思う。続きを読む投稿日:2017.08.24
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