ニーチェが京都にやってきて１７歳の私に哲学のこと教えてくれた。

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  哲学者の慧眼にふれると、
  目の前の霧が
  晴れるように感じます。
  
  なぜなら、
  捉えどころのなかった
  違和感を言語化してくれるから。
  
  そして、
  違和感の正体がはっきりすると、
  自分がとるべきスタンスが…見えてきます。
  
  他人からの評価や
  社会的な価値観を
  意識するのは自然なこと。
  でも、そればかりに
  とらわれて生きていくのは
  もったいない。
  
  むやみに道徳に振り回されて
  自分を否定する必要はない。
  あるいは、
  手に入らないものの価値を貶めて
  自分の心をごまさかなくてもよい。
  
  そうやって人生に
  無気力になるくらいなら、
  無欲を気取らず
  子どものように
  欲しいものを「欲しい」と
  素直になればよい。
  
  「権威やお金がほしい」
  「より快適に生きたい」･･･
  人が利己的になるのは自然なこと。
  
  それは、
  周りの意見に流されず、
  自分の頭で考える
  ということでもある。
  
  本当に欲しいものは何か、
  答えは自分の中にある。
  だからこそ、
  客観的真理ではなく
  主体的真理（自分にとっての真実）、
  ダスマンではなく
  ダーザイン（いまここにある存在）、
  通俗的時間ではなく
  根源的時間（限りある時間）で考える。
  
  その先に、生きる喜びがある。
  
  「運命がトランプのカードを
  　シャッフルし、我々が勝負する」
  手持ちのカードは
  変えられないけど、
  どのように勝負するかは
  当人にかかっている。
  勝負に勝つための
  道と方法は数多ある。続きを読む

  投稿日：2023.01.23

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  SHIN_episode666@しばらく予定なし

  哲学入門ラノベ。現世に降臨した哲学者たちが17歳の女子高生に哲学的思考を教授します。見た目がオタクなニーチェ、女好きのサルトル、ぶっきらぼうなショーペンハウアー、堅物のハイデガーなど、著名な哲学者がわ…かりやすく書き分けられているので特徴を覚えやすかったです。
  ニーチェ、キルケゴール、ショーペンハウアー、サルトル、ハイデガー、ヤスパースの思想が紹介されています。
  まだまだ勉強中の哲学ですが、哲学的思考で自分の中に様々な対象を評価する基準が出来上がってくるということは実感しています。続きを読む

  投稿日：2022.07.30

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