酩酊!怪獣酒場2(ヒーローズコミックス)
青木U平(著)
/月刊ヒーローズ
作品情報
東京の私鉄沿線に店を構える、ごくごく普通の居酒屋。だけどそこは、店員もお客もウルトラ怪獣だらけの「怪獣酒場」だった──。おかげさまで第1巻は発売以来ゾクゾク重版。円谷プロもノリノリ(?)で公認の「怪獣酒場」定点観測コメディ、待望の第2巻!!
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 酩酊!怪獣酒場
- 著者
- 青木U平
- 出版社
- ヒーローズ
- 掲載誌・レーベル
- 月刊ヒーローズ
- 書籍発売日
- 2016.04.01
- Reader Store発売日
- 2016.04.06
- ファイルサイズ
- 31.5MB
- シリーズ情報
- 既刊4巻
※この商品はタブレットなど大きなディスプレイを備えた機器で読むことに適しています。
文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
この作品のレビュー
平均 5.0 (1件のレビュー)
-
今、一番にキてるのか、は同意し辛い。そもそも、これはグルメ系の漫画になるのか、ってツッコミは帯に対してしたいが、少なくとも、面白さの質が(1)より高くなっているのは確かだ
本来、破壊の限りを尽くし、人…間をビビらせて何ぼの怪獣や異星人が、こうも、人間臭さを醸し、地球の生活に馴染み、居酒屋にいても違和感を生まないってのは凄い
最初こそ、シュールさに笑わされる、この『酩酊!怪獣酒場』だが、幾度か読むと、案外、内容が深いな、と感じ出した
怪獣ですら、他の勢力と衝突せず、親しい関係を築けるのに、たかだか、肌の色や宗教観、金の有無で争う人間は矮小な存在である。つまらない隔たりを失くせば、世界平和って夢物語なんて、如何様にも実現できるのに、それをしないから、怪獣に地球の支配権を狙われるのだろう、と青木先生は警告したいに違いない
そんな事を、友人に話したら、鼻で笑われ、「この先生に限っちゃないわぁ」と否定されてしまった
その友人は、青木先生の他の作品もチェックしていて、私より、先生の作風を理解しているっぽいので、私と違い、この『酩酊!怪獣酒場』を変な方向から読まず、純粋に楽しめているようだ
どうも深読みしちゃうのが私の悪い癖だなぁ
この(2)では、改めて、人間の主人公・うるまの、『左門くんはサモナー』の左門くんに劣らぬ清々しいほどのゲスっぷりが明らかとなったり、店員同士の友情が諍いを経て逆に強まったり、可愛いらしい女性店員が新たなメンバーに加わったり、と変化が多かった
ダダとハルちゃんの恋模様の行方も気になるが、やっぱ、卑劣に徹しきれないザラブ星人の営業妨害が今後、成功するのか、も期待所。しかし、最も注目すべきは、やはり、チーフのケムール人の正体、そして、カネゴンの安否だろう
あと一つ、文句じゃないのだが、巻末の怪獣図鑑。これは、ちょっと、ウルトラマンシリーズに対する造詣が浅い読み手には、ちょっと解かり辛いかな、と思う。できりゃ、一回ごとに話と話の間で、1pを使って紹介して欲しい
個人的に、この(2)で好きなのは、宇宙怪獣・ベムラーが登場する、23杯目「おっととっと縄だぜ!」だ。私、この手の、面白可笑しいコメディの間に挟みこまれて、感動性が意図的に強められたのが丸判りな、人の温かさにグッと来る話に弱いんですよねぇ。ちなみに、上記の友人は海獣・ゲスラが登場する、28杯目「私、意外に私じゃないの」を読んで、「青木先生、やりやがった」と肩を震わせて笑っていた。どこにツボったのか、はサッパリだが、ミクロ化器、恐るべし、世のビッグマウスは気を付けるべきだな、と私は思った
この台詞を引用に選んだのは、やっぱり、この作品、深いなあ、と思い直せたから。青木先生も、色々と自分を曲げようとする「何か」と戦い、跳ね除け、自分らしさを守りながら、これまで漫画を描き、これからも漫画を描き続けるんだろう。カッコいい大人の定義は、やっぱり、私にはまだ分からないが、悪しき権力に迎合せず、自分の道を歩き続け、デカい結果を出した男には憧れを抱ける続きを読む投稿日:2016.05.25
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。