チェーンレター
折原一(著者)
/角川文庫
作品情報
「これは棒の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず棒が訪れます。二日以内に同じ文面の手紙を・・・・・・」。水原千絵は妹から奇妙な「不幸の手紙」を受け取った。それが恐怖の始まりだった。千絵は同じ文面の手紙を妹と別の四人に送ったが、手紙を止めた者が棒で撲殺されてしまう。そしてまた彼女のもとに同じ文面の手紙が届く。過去の「不幸」が形を変えて増殖し、繰り返し恐怖を運んでくる。戦慄の連鎖は果たして止められるのか?
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商品情報
- シリーズ
- チェーンレター
- 著者
- 折原一
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- 角川文庫
- 書籍発売日
- 2004.03.10
- Reader Store発売日
- 2016.03.18
- ファイルサイズ
- 2.4MB
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この作品のレビュー
平均 2.7 (14件のレビュー)
-
いわゆる不幸の手紙のホラー。
でもコレは「不幸」ではなく「棒の手紙」。笑
以前から読みたかったのだがやっと手にしました。
定評のある(…のかな?)作家様だけあって、ストーリー展開は秀逸モノ。
だけど怖…いかと言われれば「うーん」といった感じでした。
昔も今も「不幸の手紙」は嫌なものなのだと実感しましたよ。
むしろ受け取った時点で不幸なのでは?
だって自分を不幸に陥れようとしている人がいるって事が分かるんですからね。続きを読む投稿日:2010.06.18
このレビューはネタバレを含みます
「これは棒の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず棒が訪れます。二日以内に…」 それは、単なる悪戯の手紙だった。真に受けるのも憚られるような内容の。しかし、その一通の手紙がとんでもない事件を…巻き起こしていく!
レビューの続きを読む
***
サスペンス色の強いホラー小説。読み切った後、ホラー小説?とやや首をひねる感じだが、ホラー小説だったと思う。ハラハラしたのでサスペンスミステリーの方がジャンルはあっている気もするが、超次元の事も起こったので、一応ホラーかなぁ。あらすじには一通の手紙から始まる戦慄の連鎖とあったので、読む前は「着信アリ」の様に、連鎖的に振りまかれる呪いのような不幸かと思ったが、違った。 事の始まりは、一通の手紙。「これは棒の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず棒が訪れます。二日以内に同じ文面の手紙を…」という緊張感に欠ける文面の不幸の手紙だ。棒が訪れるってなんだ?と思いながら読んだが、最後まで読んだら何となくではあるが納得できた。なるほどそういう事なのね。 読んでいて非常に頭の中がこんがらがる作品だった。一番最初の章で、一通の手紙から拡散された複数通の手紙を受け取った人間がどうなったかの顛末を書いてあったのだが、兎にも角にも登場人物が多すぎて誰がどうなったのかが、脳内で大混雑した。受け取った手紙を5人に送らないと不幸になるという文面なので、1人がルールに従って手紙を出せばたちまち鼠算の様に増えていくが、その受け取った人物のほとんどが書かれている印象だったので、ちょっと多すぎやしないかしらと思いながら読んだ。しかも、その最中にいろいろな人間の思惑が錯綜しており、それも混乱の元だった。(私の理解力にも問題ありだろう)最後まで読んで事のあらましを大体分かったうえで、読んだら整理がついて読みやすいと思われる。何度も読み直して、やっとそういう事か!とわかった気になるのだが、そこにまた別の人間の思惑が上書きされてその度に「うん?」となる。途中真相を明るみにする辺りはハラハラして一気に読み進めたが、解決したと思われた事件に、別の人物が横入りし、結局何だったのか……。犯人は、実体のある人間と、実体のない幽霊のようなものの二つがそれぞれ不幸をもたらしていたと考えていいのだろうか。オカルト的な部分と、サスペンス的な部分がうまく混ざり合ってないなぁというのが一番最初の感想だった。オカルト的な部分がないほうが、良かったような気もする。続きを読む投稿日:2021.01.09
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