図解!江戸時代
作品情報
大人気の「戦国」と「幕末」の華々しい両時代に挟まれて、肩身の狭い思いをしている(であろう)「江戸時代」。地味な「改革」ばかりで長く退屈な260年・・・。ところが江戸時代は、世界的に稀に見る平和な時代。驚くべき速さで近代化できたのも、この時代に蓄えた「国力」があったからこそと、世界でも江戸時代のシステムは高く評価されています。近年の時代小説ブームも、江戸への眼差しを熱いものにしています!しかし、複雑な貨幣制度や暦・時刻、不思議なしきたりや多様な刑罰など、時代劇などでお馴染みのこの時代も、誤解や間違いも含めて、実際のところは知らないことだらけ!江戸の開発から幕府の統治、武士や庶民の暮らしぶりに至るまで、江戸の町と江戸時代に関する「基本としくみ」を、徹底図解でわかりやすく解説します。
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商品情報
- シリーズ
- 図解!江戸時代
- 著者
- 「歴史ミステリー」倶楽部
- 出版社
- 三笠書房
- 掲載誌・レーベル
- 知的生きかた文庫
- 書籍発売日
- 2015.11.01
- Reader Store発売日
- 2016.03.29
- ファイルサイズ
- 71.4MB
- ページ数
- 240ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (2件のレビュー)
-
本の題名が「図解 江戸時代」とあるように、江戸時代のことを図を交えて、手短に解説した本であります。
第1章 江戸の開発 将軍の町の基本
第2章 江戸の暮らし方 住居とインフラ、暦と貨幣
第3章 江戸の…しくみ 行政・防犯・防災
第4章 江戸の支配者 武士の生活
第5章 江戸の一般庶民 町人の生活
一般的に言われる、身分制度も、日本流に風通しがよかったようで、融通無碍、無思想の思想というようなことで、世界的にも珍しい、暮しやすい時代が続いていたようです(笑)。続きを読む投稿日:2016.09.18
私達は現在、平成時代を生きていますが、天皇陛下は代ろうとも、明治・大正・昭和・平成と一つの流れの中にいると思います。明治維新の前の江戸時代は、武士が治めていた時代ですが、これは260年以上も続きました…。
歴史の授業においては、少なくとも私が高校生時代に興味があったのは、歴史的に有名な事件の流れを追っていくことが面白くて、その間に庶民はどのような生活をしているのかに興味を持つことがありませんでした。
あれから30年以上経過し、庶民の生活はどうだったのかということに興味を持つようになりました。そんな私にとって、この本は、江戸時代に庶民はどのように過ごしていたのかを垣間見ることができました。どの時代に住みたいか、という質問に私は答えることができませんが、みんな一緒にどこかの時代に瞬間移動するのならば、江戸時代に適応できると思いました。
ネットも携帯電話もないけれど、それに代わるものがあるような気がしました。
以下は気になったポイントです。
・江戸市街地の総面積のうち、町地はわずか14%、大半は武家地・寺社地であり、町人たちは過剰な人口密度のなかで生活を営むことを余儀なくされた(p26)
・関所は全国に50か所以上設置された、箱根関所は東海道を通行して江戸に入るときの最大の関門であった、手形には、往来手形(男性)、および関所手形(女性と武器を運ぶ男)があった(p35)
・上屋敷(江戸における本部)の面積の上限は、幕府によって、大名の石高別に決められていた、旗本も同様(p52、54)
・不定時法とは、日の出を明六つ(午前6時ころ)、日没を暮六つ(午後6時ころ)として、その間を六等分して、昼の一刻とした(p62)
・金貨と銀貨は商取引の際に用いられた、江戸では金貨、大阪では銀貨、銭貨は庶民が使用した。1両=4分=16朱=60銀匁=4000-10000文(p69)
・金1両は、現在の価値で10-15万円、1文=25円程度(p72)
・1675年まで、庶民は駕籠にのることは禁じられていた(p78)
・長屋へ通じる路地や各町の境には「木戸」が設置されていた、木戸は明六つに開いて、夜四つ(午後10時頃)になると、閉ざされた(p108)
・享保の改革の一環として、町奉行:大岡忠相が、1718年に「町火消」、隅田川以西の町を48に分けた、以東は16に分けた(p117)
・吉宗の時代に、飛鳥山、隅田川の堤、御殿山などに桜が植樹されて、庶民も花見を楽しめるようになった(p126)
・江戸近郊の、葛西・岩淵・戸田・中野・品川・目黒、の6か所を鷹場に指定した(p146)
・徳川家康が幕府を開いたころは、183家の大名、その後分家等により、1664年には225、幕末には266家まで増えた(p150)
・旗本のなかで能力により出世が期待できたのは、書院番・小姓番という、将軍の親衛隊的番士であった(p174)
・武士には門限が定められていて、子の中刻(午前0時)前には必ず家に戻っていなければならなかった(p180)
・隠居は70歳を過ぎていれば許された、また、ちょんまげが結えなくなっても隠居した。(p185)
・江戸のファーストフードとは、天婦羅・だんご・いか焼き・寿司・そば・しるこ、1804年には江戸市中に6165軒あった(p209)
・吉原では、三度目にようやく「馴染み」となった、庶民たちが行ったのは、品川・千住・内藤新宿・板橋の江戸4宿をはじめとした岡場所であった。深川が賑わっていた(p227)
・幕府の法により、婚姻届は不要であったが、離婚には離縁状が必要であった。離縁状なしに女が再婚した場合は、重婚罪・姦淫罪に問われた(p230)
2016年8月21日作成続きを読む投稿日:2016.08.21
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