十字架
重松清(著)
/講談社文庫
作品情報
いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。のこされた人々の魂の彷徨を描く長編小説。吉川英治文学賞受賞作。
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商品情報
- シリーズ
- 十字架
- 著者
- 重松清
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社文庫
- 書籍発売日
- 2012.12.14
- Reader Store発売日
- 2016.01.30
- ファイルサイズ
- 0.2MB
- ページ数
- 400ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (341件のレビュー)
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感情の鈍くなった大人より、多感な時期の中高生に是非とも読んでほしい一冊。
重松氏の小説に外れは無いな~というのが読後の素直な感想。ここ数年の氏の小説は重いテーマが多い。癌による死をテーマにしたものがいくつかある:『その日のまえに』という読みやすい短編から、『カシオペアの丘』…のように非常に重いものまで。これらに加えて、本書『十字架』はいじめによる同級生の自殺、それを背負い続ける人たちのその後の歩み。重松氏にしかできない表現もたくさんあった。内容の出来・不出来/好き・嫌いではなく、登場人物たちの思考・感情の表現そのものに賛否両論はあろうと思うが、中・高校生の多感な時期に読んで欲しい一冊。続きを読む
投稿日:2016.12.21
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「押しつけがましい」
重松氏の著書は、3,4冊しか読んでいません。特に好きでも嫌いでもなかったのですが、この本に関してはまず「押しつけがましい」話しだと感じました。確かに重要な題材なのですが、実の親は気づいてやれなかったの…に、同級生だったから、助けなかったからといって長年にわたって息子の友達を責め続けることに違和感を覚えたし、また責められた子もそこまで負い目を感じ続けたことが不自然に思いました。続きを読む
投稿日:2017.01.05
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