大日本帝国の興亡〔新版〕3──死の島々
ジョン トーランド(著)
,毎日新聞社(訳)
/ハヤカワ文庫NF
作品情報
〔死の島々〕ミッドウェー海戦で四隻の空母を失うなど日本軍は大打撃を受ける。一方勢いに乗る連合国は要衝ガダルカナル島に上陸。日本軍は死闘の末、撤退を余儀なくされる。一九四三年四月、連合艦隊司令長官山本五十六がソロモン上空で戦死、同七月、サイパン島玉砕。戦況は悪化の一途をたどる。
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 大日本帝国の興亡〔新版〕
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 早川書房
- 掲載誌・レーベル
- ハヤカワ文庫NF
- 書籍発売日
- 2015.07.08
- Reader Store発売日
- 2015.07.15
- ファイルサイズ
- 2.9MB
- ページ数
- 406ページ
- シリーズ情報
- 既刊5巻
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 4.0 (5件のレビュー)
-
負のスパイラルへ
ガダルカナルから、グアム・サイパンの戦いで、負のスパイラルに入る。
「失敗の本質」からこの連続した負け戦には興味があったが、辻政信という化け物(怪物)は、
203高地の乃木将軍を彷彿させるが、乃木将…軍との違いは、人に対する愛情の量だと思った。
唯一の収穫は、パール・バックである。何度か手に取り読んでみようかと思ったことはあるが、
まだ読んだことの無い作家の一人である。彼女の本を本気で読んでみたいと思ったのは、
ひとつの救いかも知れない。
今も南海の島、海に眠る両軍の兵士に合掌。続きを読む投稿日:2016.07.20
-
第3巻では、ガダルカナル島からサイパン島陥落までの流れを追う。日本にとって、ガダルカナルとは、最南端の領地であり、一方、アメリカにとっては、太平洋の主導権を握るうえで、重要な地点である。そのような…関係から、両者は必死になって争った。とはいえ、ガダルカナル島は、シロアリやマラリアの発生と、とても人間が快適に過ごせる環境ではない。その為、日米がここをめぐって衝突した際、補給線の確保が重要であったのかは想像できる。ところが、日本軍はこれまでの戦いと同様に、兵站を怠り、精神論で乗り切ろうした。先ほど述べたように、ガダルカナル島は、そもそも人間が長期間いられる場所ではなかったため、当然、飢餓に苦しんだり、マラリアによる感染症など、敵国と戦う以前に、既に、敗北の兆しが見えていた。このように、過酷な環境の下で挑む戦いは長引くほど、悲惨な結果を招くにすぎない。その後、撤退を検討するようになるが、ここでも、現場と参謀本部との齟齬が生じる。ガダルカナル島の例に限らず、中央と実際に戦地で戦う者との対立は発生しており、本書で言及されるが、ラバウルの占領政策で有名な今村均は、中央の意向に反する行為だったためか、一時は地位が危うかったという。そして、いくたびも争いは継続し、サイパン島陥落を契機に、東条内閣は辞職になるが、その後も政府は混乱をきわめた。続きを読む
投稿日:2024.01.28
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。