カデンツァ 1 ~青の軌跡〈番外編〉~
久能千明(著)
,沖麻実也(絵)
/リンクスロマンス
作品情報
ジュール=ヴェルヌの帰還後、傭兵に戻った三四郎の元に要人警護の依頼が舞い込む。依頼主はアーイシャ。以前少しだけ関わった植物学者だ。気弱で臆病な少年だった彼は見違えるような青年に成長し、テロリストに狙われているにもかかわらず、楽しげに三四郎を引っ張り回す。戸惑いながらも付き合っていた三四郎だが、ついに事件は起こって――。『タイトロープ ダンサー5』後の三四郎と、船上でのカイを描いた「それから。」も同時掲載。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
商品情報
- シリーズ
- カデンツァ
- 出版社
- 幻冬舎コミックス
- 掲載誌・レーベル
- リンクスロマンス
- 書籍発売日
- 2011.02.28
- Reader Store発売日
- 2015.06.12
- ファイルサイズ
- 0.8MB
- シリーズ情報
- 全7巻
以下の製品には非対応です
カデンツァ 1 ~青の軌跡〈番外編〉~
久能千明
この作品のレビュー
平均 4.0 (11件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
『俺が足りないなら、さっさとそう言え』
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本編 「青の軌跡 タイトロープダンサー STAGE 5」 が終わって2年になろうとしている2月末に待望の番外編が出ました。
最初にこの情報を知ったのは、絵師さま、沖麻実也さんのHP、その後、アニメイトオンラインで発売日をしり心待ちにしていました。
本編の舞台は、宇宙船の中~惑星探査船ジュール=ヴェルヌ。
この船に乗って旅するセカンドクルー、三四郎・カイ・ロード・サンドラが中心になって本編は進みました。
本編の方は一応「青の軌跡 タイトロープダンサー STAGE 5」で終了。
ファンとしては、ちょっと名残惜しい終わり方だったのと、この本の巻末で「番外編を書いている」とのことだったので待ってた~(笑)
今回、番外編ということで本のタイトルは「カデンツァ ~ 青の軌跡(番外編) ~ 」ですが、そう言うタイトルのお話はありません。
短編?が2話収録されています。
1話目 「Ever Green」
舞台は、木星の第三惑星「ガニメデ」
三四郎・マキノ、彼は惑星探査船ジュール=ヴェルヌノ任務が終わった後、また傭兵稼業に戻っています。
そんな三四郎の元に要人警護の依頼・・・三四郎が木星の第三惑星「ガニメデ」の空港に降り立つところから物語は始まります。
三四郎がいて事件が起こらないなんてありえない。
早速、空港でドンパチ(笑)
三四郎、お帰り~待ってたよ~
このドンパチに三四郎が護衛を頼まれる要人が絡んできます。
本編、クリスタル・クラウンに登場した少年、アイーシャ。
すっかり成長して昔の面影まるでなし・・・変わらないのは緑の瞳だけ。
植物学者、博士です。
対する三四郎は、相変わらず亜高速の船に乗り続けているせいでウラシマ効果?外観的にまったくかわってない(歳をとっていない)
そして、案の定、三四郎は、アイーシャのことを覚えていませんでした。
「あんた、誰?」
よく言ったこの薄情者!
本編を読んだことのある人ならわかるよね~。
三四郎は、アイーシャの初恋の人です。
子どもの頃の別れから、アイーシャは、三四郎を思い続け・・・そのあこがれをずっと大切に成長してきました。
もともと健気な子だったけど全然変わっていないよアイーシャ。
でも・・・ちょっとだけ違うのは、多少、跳ねっ返りになっていたというか・・・結構、自分から事件の渦中へ飛び込んでいくような無鉄砲さもあって、三四郎をハラハラさせます。
三四郎・アイーシャ・SP・テロリスト・・・起こるべくして事件は起こり、解決していきます。
お約束通り、三四郎は大怪我します。
そして、つきそう、涙目のアイーシャの緑の瞳を見て過去を思い出し・・・過去を再現する。
ちょっと切ないけどなんとなく結末は見えていたかな。
相手が三四郎だから・・・分が悪いよ、アイーシャ。
このお話の中でちょっと嬉しい知らせも~ロードとサンドラが結婚して娘がいる!
サンドラそっくりの娘・・・見てみたい。見たい。
デレデレしているパパ、ロードも見てみたい。見たい。
カデンツァ 1 だから、2 もあるよね。楽しみです。
そして、三四郎・・・「ガニメデ」から「月」へ向かいます。
まっすぐ行くかどうかは甚だ疑問・・・でも、無事に入国できるといいね(大笑)
「鼻で笑って締め出されるのか・・・それとも一発ひっぱたかれるのか」
と~っても楽しみだよ
2話目 「それから。」
前作、「青の軌跡 タイトロープダンサー STAGE 5」その後のお話です。
舞台は、惑星探査船ジュール=ヴェルヌ。
みんな知りたかった。
読者はもちろん、ジュール=ヴェルヌのセカンドクルー、サンドラ・ロード・カイも・・・。
カイと別れて絶体絶命、瀕死の大ピンチから三四郎がどうやって惑星探査船ジュール=ヴェルヌに戻ってきたか・・・。
しかし・・・さすがというか、やっぱりというか、わかったのは、三四郎の左目が何故なくなったかということだけで他の詳細は、またまた三四郎はごまかしましたね。
そして、カイ・・・。
この航海で一番変わったのはカイだったんじゃないかな~。
まだ変わっている途中なんですけど・・・。
なんていうの、三四郎とカイはホント正反対なんだけど私的にはカイには三四郎が必要だと思ったんですよね。
でも、この航海が終わったらきっとふたりは離ればなれになる。
ふたりの生活は交わらないんです。
カイ、ひとりで大丈夫かな?ってちょっと心配だったわけです。
三四郎の双子の弟、近衛凱も不穏だし(笑)
その心配にもこのお話で一応の決着がついていました。
「あんたの声が俺を呼ぶから・・・だから、戻ってきたんだぜ」
三四郎、あんたって本当にいい男だと思う。うんうん
最後は、甘々ラブラブなふたり・・・だよね?
・・・って本当にここまで来るの長かったわ(爆)
ツンデレってよく言うけど、カイはツンツンだったから・・・ツンツンにも程があるというくらい。
最後、ちょっとだけですが、可愛いカイが読めて幸せでした(笑)
1話目の「Ever Green」は、三四郎がメインの話だったけど、この最後で三四郎は月への入国をSPのチーフに頼みます。
カイと再会するかな~。
月には、カイときっと近衛凱がいるに違いない。
カデンツァ 2 誰がメインのお話になるかな~早く読みたいです。とても楽しみです投稿日:2012.02.19
「クリスタル・クラウン」で出ていた成長した植物学者アーイシャが三四郎を雇うお話。アーイシャは三四郎が初恋なので、もしかしたら・・・あわや浮気!?と思ったのですが、きっぱり三四郎はアーイシャを振ってしま… また、「タイトロープダンサー」で語られなかった、三四郎がどうやってカイのもとへ戻ってきたのか、二人がその後どんな会話を交わしたのか・・・というお話し。カイが三四郎の生死が分からない間、どんな気持ちでいたのか・・・がわかります。
レビュー
→http://soranekotan.blog.jp/archives/1719032.html続きを読む投稿日:2016.02.22
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