編集者という病い
見城徹(著)
/太田出版
作品情報
僕はこうやって生きてきた――出版界に大旋風を巻き起こす見城徹(幻冬舎社長)の仕事・人生の総決算の書。
「顰蹙は金を出してでも買え!」
「薄氷を薄くして踏み抜け」
など過激なスローガンを掲げて見城徹が創立した幻冬舎は、驚異的成長を続け、沈滞する文芸出版界に強烈な衝撃を与え続けている。
その総帥の著者が、半生の生き方と仕事の仕方を振り返り、
七転八倒と感動と苦悩の日々を惜しみなく書き綴った類希な人生の書。
勇気と感動、悲惨と栄光、この本には人間の情動のすべてが詰め込まれている。
尾崎豊との出会いー仕事ー別れに始まり、坂本龍一、石原慎太郎、村上龍、五木寛之、中上健次、松任谷由実、など綺羅星の如く並ぶ物書きたちとの深い交流とドラマチックな日々。
現役の編集者が作家たちの素顔をここまで踏み込んで書いたことはないだろう。
誰よりも深い劣等感を抱く著者が、誰にも負けない努力と情熱を傾けて戦い続けた日々を感動的に描き出す、人生記録の白眉がここに誕生した。
老若男女に関わらず、表現と文学と感動にこだわるすべての人々への無上の贈り物。
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商品情報
- シリーズ
- 編集者という病い
- 著者
- 見城徹
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 太田出版
- 書籍発売日
- 2007.03.01
- Reader Store発売日
- 2014.10.17
- ファイルサイズ
- 0.5MB
- ページ数
- 304ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (41件のレビュー)
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編集者、見城徹。
幻冬舎を創業し、数々のベストセラーを生み出してきて見城徹。
編集者だけでなく経営者としても敏腕を振るう彼ですが、その生き様をまとめたのが本書、『編集者という病い』です。
石原慎太郎、尾崎豊、松任谷…由実…
一時代を築いてきたクリエイターたちと真正面から向き合い、名著を送り出して来た彼。
いわゆる編集者像を代表する人であり、時には作家を怒らせるぐらい、本気の物言いで相手に迫ります。
狂気に近いまでの情熱と、それを支える圧倒的な努力がひしひしと伝わってくる本書。
見城自身が「僕の人生の総決算」と語るこの本は、並々ならぬ彼の熱気を帯びています。続きを読む投稿日:2014.12.09
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ほれた人に、本を書いてもらうため、狂ったように入れあげて、時間をそそぎ、ありとあらゆる努力をする
とことん考え抜いて、用意をして、眠れずに、迷いながら、躊躇しつつ、最後には前に進む
ベストセラーを生み…出すためだけにすべての力を注ぎこんでいく。
なんという幸せな漢なのでしょうか。
気になったことは以下です。
僕はつねづね、売れるコンテンツは4つの要素を具えている
①オリジナリティがある
②明解であること
③極端であること
④癒着があること
・生きることは暗闇のなかでジャンプの連続だ
・自分を感動させてくれた人と仕事をしたいと願う
・どんなに無駄に思えても、無駄なことなど何ひとつない
・麓でぬくぬくと太って平和に飼いなされている羊よりも、頂上をめざして飢えながら牙をむき続ける豹でありたい。ここではない、どこか他の場所を求めて。
・長く生きていると、人はみんな、さみしいね。
・ぼくは時代に恵まれた
・一人一人とどれだけ深く関係し合えるというだけです。ぼくの場合はまず人ありき。
・自然とあらゆる努力をしてそいつと仕事をするように近づいていく。音楽でこれだけ感動させるんだから、こいつを活字にすれば売れるに決まっている
・自分で感動したものを、とにかく観にいけ。とにかく、読めと、みんなにいえること。それは独断的でも、他の人が見て、「なんだ」といわれてもいい。
・劣等感のないやつはだめですね。ぼくは劣等感のかたまりで、人間の暗黒の感情というか。負の心理というのにわりあい通暁しているんです。
・入れあげるということができない編集者はだめですよ。
・凶暴って、結局臆病なんです。臆病だからいつも最終決戦なんですよ。やるべき努力は総てやったうえで、どうやって鮮やかに勝つかってことでしょう。
・小さなことにくよくよせずに、大きなことをプロデュースできるわけがない。小さな約束も守れない奴に大きなことをできるわけがない。
・しかし結局迷ったときに前に出るしかない。
・彼等が10やってほしいことがあれば僕は10やってきたと思う。でも、どうしてもこれをやりたいという1の仕事のため僕は10をやってきたんです。
・どんな本でも、売れる本はいい本なんです。
・人間で何かに狂ってきたか、狂ってこなかったかというのが大きいと思うんです。
目次
序章 悲惨の港を目指して
愛1章 SOUL OF AUTHOR
第2章 SOUL OF EDITOR
第3章 SOUL OF PUBLISHER
ISBN:9784778310509
出版社:太田出版
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2007年06月05日第6冊続きを読む投稿日:2023.04.04
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