戦国大名の通知表
八幡和郎(監修)
/PHP研究所
作品情報
最強の戦国軍団はどこだ?戦国軍団を軍事、内政、外交、成長、団結力の5項目・計100点満点で採点!!年代毎の支配領土の変化を記した「版図の変遷」、主な合戦のポイントを分析した「戦いの系譜」と併せて戦国大名を多角的に分析する。総計100人以上の戦国大名、家臣の個人採点も掲載した充実の一冊。(本書で取り上げる主な軍団)織田軍団、豊臣軍団、徳川軍団、武田軍団、上杉軍団、毛利軍団、島津軍団、北条軍団、今川軍団、長宗我部軍団、大友軍団、伊達軍団、細川軍団、大内軍団、尼子軍団、浅井軍団、真田軍団、斎藤軍団、本願寺軍団、龍造寺軍団・・・
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 戦国大名の通知表
- 著者
- 八幡和郎
- 出版社
- PHP研究所
- 書籍発売日
- 2010.12.13
- Reader Store発売日
- 2014.09.19
- ファイルサイズ
- 37.9MB
- ページ数
- 240ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 2.5 (2件のレビュー)
-
戦国時代に活躍した有名な大名及びその軍団について、矢幡氏が評価を行っています。個人だけの能力でなく大きな組織を活用できたのかという観点からも序列がされていて興味深いです。
織田・豊臣・徳川軍団がベス…トスリーを占めるのは分かっていましたが、その後の序列(毛利、本願寺、上杉、真田、浅井、島津、北条、武田)についてはその根拠も解説してあります。
また、各々の軍団ごとに、時代とともに石高がどのように変遷していったのかをグラフにしてあったのは、私が昔から興味のあった事柄であり、私としてはこの点を最も評価したく思いました。
以下は気になったポイントです。
・よく知られている石高は、関ヶ原の戦いが終わってからの石高、そして江戸300年のあいだに生産力はかなりアップしたが、殆どの大名はこの時の石高をそのまま表高として使い続けた(p16)
・桶狭間の戦いで、織田信長はほぼ尾張の平定を終えていたので57万石、今川は駿河・遠江・三河で65万石なのでほぼ互角、信長に数千しか集まらなかったのは形勢不利と見られたから(p17)
・島津氏は家臣からの自己申告を合計して22万石程度であったが、太閤検地により61万石に増えた、そのうち5万石を直轄地として差し出した、それまでの家臣たちの知行地は増やさなかったので、島津本家の直轄領が増えた、その後に、琉球分(琉球:8、奄美:4万石)が加わって72-77万石と言われた(p17)
・信長以前の軍団は、その兵力の大部分を農民兵に依存していたので、大名が1万人を動員しても、士分は1割程度、他は領内から招集された農民なので農繁期には軍事行動が起こせない(p24)
・豊臣秀吉は小田原征伐による天下統一で日本全国1800万石を統
一、その後の大陸侵攻分をあわせると2000万石が最盛期(p46)
・関ヶ原の戦いの敗戦で防長30万石に押し込められたが、開発の成功により幕末には100万石の実力があった(p126)
・吉川広家の嘆願により毛利は周防、長門を領することができたが、本家からは江戸時代を通じて裏切り者扱い、吉川家が大名に準じる扱いを受けたのは、明治になってから(p139)
・島津軍団の特徴は、鉄砲の威力を活かすため、鉄砲を足軽ではなく士分に持たせたのが特徴(p145)
・慶長の役で島津軍の活躍で忘れてはならないのは、露梁の戦い、李舜臣の水軍が撤退しようとする小西行長軍に襲いかかったのを救援した(p149)
・尼子軍団は、大内氏の防長を除く中国地方をほぼ統一するまでに勢力を拡大した、そして8か国の守護として認められて石高合計は90万石以上あった(p211)
2012年7月22日作成続きを読む投稿日:2012.07.22
戦国軍団と大名を軍事、内政、外交、成長、団結力で採点。現在の評価と史実に基ずく評価の違いが興味深い。
投稿日:2014.05.05
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。