「筋肉」よりも「骨」を使え!
甲野善紀(著)
,松村卓(著)
/ディスカヴァー・トゥエンティワン
作品情報
武術研究の第一人者・甲野善紀とスポーツトレーニングの革命児・松村卓による、かつてない革新的な「身体の使い方」を提唱する対談。
古武術の世界から日本人の身体性について発言してきた甲野氏と、
元陸上100メートルのスプリンターで「骨ストレッチ」を開発し短距離の
若きホープ桐生選手の指導で知られる松村氏が、
日本人が伝統的な身体の使い方を失っていることに
警告を発するとともに、誰でも実践できる、
心地よく楽な身体の使い方を指南する。
甲野氏は、スポーツの常識である「筋力に頼った身体の使い方」に疑問を投げかけ、「無駄な力を使わずに最大限の効果を引き出す、日本古来の武術の身体操法」について研究してきた。
身長168センチ、体重68キロほどの体格ながら、一流の柔道家の技を難なくかわしたり、ラグビー選手のタックルを苦もなくかわしたり、真剣を竹刀より速く変化させたり・・・・・・現代武道やスポーツの常識では考えられない動きを見せることができる。
甲野氏の技法にヒントを得て独自に展開させたのが、「骨ストレッチ」というメソッドを開発した松村氏だ。もと陸上100メートルのスプリンターとして自己最高10秒2の記録を残すなど活躍し、トレーナーに転身。ケガの絶えなかったトレーニング法を根本から見直し、「筋肉」ではなく「骨」の動きを重視したメソッドを指導している。このメソッドを取り入れている一人が、陸上100メートルで10秒01の記録を持つ桐生祥秀選手だ。
腕力を使って力づくでねじ伏せようとするより、コツ(骨)をつかみ、無駄な力を極力使わないほうがいい結果が出せる。
このように二人は言う。目に見えるわかりやすいもの(=筋肉)を動かすには、目に見えない。とらえ難いもの(=骨)の活用が必要なのである。
身体を鍛えるために「腹筋」を欠かさない・・・・・・もしかしたら、こんな当たり前のようになっている習慣の中に、生き方を不自由にさせている原因があるのかもしれない。
二人の対談を通じてこうした束縛に気づき、「発想を変えることで、もっと自由な生き方ができる!」という希望を感じていただきたい。
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商品情報
- シリーズ
- 「筋肉」よりも「骨」を使え!
- ジャンル
- スポーツ・アウトドア - スポーツ
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 書籍発売日
- 2014.05.22
- Reader Store発売日
- 2014.06.06
- ファイルサイズ
- 3.3MB
- ページ数
- 256ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (42件のレビュー)
-
その体、上手に使ってますか?
筋肉に頼らず、骨を使うことで
効率的かつ故障せずに動く方法が書かれています。
スポーツする人、体の故障が多い人、ぜひ読んでみてください。投稿日:2016.11.24
-
「脱力」から興味が派生して知った
古武術の甲野善紀氏の本をようやく一冊読めました。
元陸上選手で今は「骨ストレッチ」という
エクササイズを提唱されている方との対談形式なので、
読みやすいと言えば読み…やすいのですが、
やはり言語だけでは限界があるのか、
自分の頭がサイエンス寄りに凝り固まっているのか、
分かったような分からないような
何とも言えない不思議な感じです。
元ジャイアンツの桑田投手や陸上の桐生選手も
お二人の元に通われて、動きを学ばれたそうな。
脱力系の本に有りがちな、
〇〇選手は自分たちの理論に反していてダメ、
〇〇選手は自分たちの理論に近くOKみたいな文調が
個人的にはあまり好みではない上に、
著者たちの主張が正しいかどうかも
よく判断できないのが難しいところです。
一方で、本の中では絶賛されていた桐生選手も
今は袂を分かっている様子(ネット情報なので、
信ぴょう性は?)で、本当にこの理論が正しいのか、
私に全く分かりません。
少なくとも一定数のアンチはいるみたいですね。
彼らの主張は、
・筋肉ばかり鍛えるのはダメ
(筋肉の前に骨を動かすことが大事)
・体幹トレーニングやメンタルトレーニングにも否定的
で、巷で出ている考え方とは真反対の理論なのですが、
彼らの考えが正しいかどうかはさておき、
一見すると当たり前な事象を改めて疑って考察する
重要性には気づかされる本でした。
昔の人の動きはすごかったらしく、
確かに飛脚なんてのはとんでもない距離を
すごい速さで移動していたのでしょうが、
彼らが現代のマラソンに出たら
どれくらい早いんだろうかと考えてしまう今日この頃。
(圧倒するのか、それとも全然敵わないのか!?)続きを読む投稿日:2024.01.24
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