3月のライオン 8巻
羽海野チカ(著)
/ヤングアニマル
作品情報
新人王となった零は多くの期待を受け宗谷名人との記念対局に臨むが、宗谷の重大な秘密を知り・・・。一方、島田八段は棋匠戦で初タイトルをかけ柳原棋匠と死闘を演じる。お互いのすべてを出し尽くした勝負の行方は・・・? 「託される想い」その重さを読者の方に問いかけます。
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 3月のライオン
- 著者
- 羽海野チカ
- 出版社
- 白泉社
- 掲載誌・レーベル
- ヤングアニマル
- 書籍発売日
- 2012.12.14
- Reader Store発売日
- 2013.12.13
- ファイルサイズ
- 35.3MB
- シリーズ情報
- 既刊17巻
※この商品はタブレットなど大きなディスプレイを備えた機器で読むことに適しています。
文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
この作品のレビュー
平均 4.5 (205件のレビュー)
-
マンガという表現のすごさ
もうマンガを買うのもなぁ。たまにちょっと読めればいいや...と思っていたのですが、この作品と出会って、改めてマンガはいいなぁと思いました。
特にこの表紙になっているシーンが、映像でも、小説でもない表…現で伝えられる「すごさ」を感じました。
マンガをちょっと離れていた方に特におすすめです。
続きを読む投稿日:2013.12.28
-
このレビューはネタバレを含みます
将棋の真剣勝負の描写が美しくもひりひりする。
レビューの続きを読む
敗着の駒から手を離す時指の表面を引きはがすような感覚があった
のような表現が本当に秀逸だ。
感想戦で手を見る零ちゃんに、そういうものだよ、と言う宗谷名人…。
何も言わないのにわかりあえている2人。
静かで明るくて何もこわくない所にいた というのが
真剣勝負で敵同士だけれどこれ以上無い理解者同士でもあることがよく分かる。
台風という日常から少しはみ出した最中の出来事でもあり
対戦した相手、しかも自分より格上の人と行動をともにするまるで夢を見ているようなエピソードがとても好きだ。
僕のあとを静かに神様がついて来る
現実感が無かった。でも不思議な高揚感があった
という表現が素晴らしい。
宗谷名人が零ちゃんの分まで会計を済ませてもう先にチェックアウトしていて
ホテルを探す時もそうだけれど、そういうところはちゃんと大人な振る舞いで。
そうしたことと相まって
青い空が嘘みたいで昨日までの嵐が夢の中のように遠く
現実感がなくなっていく感覚がある。
島田さんが零ちゃんに、
「楽しかったろ?宗谷との対局。また会いたくなるだろ?盤の前で」
と言ってくれるのが良かった。
自分も棋士だからこそ言える言葉だと思う。
読者としてはもちろん島田さんを応援しているけれど
柳原さんに降り積もる襷の数々 の描写で柳原さんの背負うものを知り、単純に島田さんに買って欲しいと
思えなくなってしまう。
頑張っている人に降格したら引退するのかとか
いつまでA級にいられると思いますかとか
質問を投げかけることがもう無礼だと思うのだが
メディアというのはどの業界でもこんなものだろうし
悪気もないのだろう。
柳原さんがふと負けるかもしれないと思った時に
わからんがこれは俺が絶対に手離しちゃいけねぇもんだ
オレが担いで届けるものだ
精一杯頑張った人間が最後に辿り着く場所が
焼野ヶ原なんかであってたまるものか
と必死の形相でくらいつくところの迫力に圧倒される。
棋士としての力だけでなく、人生の重みなのだと思う。
時が経てば焼け野原も一面の緑になる、それを一緒に見るんだ。
一緒に、というのが簡単なようで難しく
しかし重要なところだ。
そしてそうまでして進んでいく人の姿は、見ている人にとって自分も頑張ろうという力になる。
タスキは期待であり重いからこそ、
恐怖から逃げ出せないようにもしてくれていたというのは
きついけれど力にもなる、不思議なものだなと思う。
来年はもう無理だろうな、というの去年も言ってた
というのもまた面白い。
喉元過ぎればというが、こんなに辛い思いをして
もう駄目だろうと思っても、その場になったら踏ん張って
必死で食らいついてくのだろう。
あまりにも恰好良かった。
お祭りのお話は可愛かったし、零ちゃんがきっちり借り出されているところも良かったけれど
ちほちゃんがまだ辛いのが当然でありつつとても悲しいエピソードでもあった。
こんなにも人の心をめちゃくちゃにしてしまうことなのい
ちほちゃんはしなくてもいい辛い思いをしている。
でもだからこそこうならなければできなかっただろう
梅シロップを作るとかそんな経験もしつつ
いつかひなちゃんとお祭りを回ったり、一緒に甘味を売ったりできるようになったら良いなと思う。続きを読む投稿日:2023.09.17
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。