できる人はなぜ「情報」を捨てるのか
奥野宣之(著)
/講談社+α文庫
作品情報
30万部超え大ヒット『情報は1冊のノートにまとめなさい』の著者が新聞記者時代の経験を元に書いた、情報の取捨選択の仕方。「効果的なアウトプットをするために、頭を寄せ鍋状態にする」「化石化した情報を選択することで、情報の間違いがなくなる」「ウラを取ってある(であろう)情報には乗る」など、情報に対する目からウロコのアプローチが多数。情報整理術の第一人者が贈る、情報の洪水をうまく乗りこなす1冊。
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商品情報
- シリーズ
- できる人はなぜ「情報」を捨てるのか
- 著者
- 奥野宣之
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社+α文庫
- 書籍発売日
- 2013.01.21
- Reader Store発売日
- 2013.09.06
- ファイルサイズ
- 4.7MB
- ページ数
- 256ページ
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この作品のレビュー
平均 3.3 (6件のレビュー)
-
【ノート】
・タイトルに偽りあり。少なくとも自分が期待していた内容とは違った。期待していたのは、スマートな人が情報を捨てることによってどのようなメリットを得ているのか、その考え方や思考の構造についてだ…った。それに対して本書は2009年に刊行された「情報は『整理』しないで捨てなさい」の文庫化であり、内容的にもそちらのタイトルの方がしっくり来る内容だった。
・自分はrtmなりevernoteなりに情報を記録、蓄積しているが、どうもそのことによるメリットをあまり感じられていない。このことが本書を読む動機になったのだが、そんなわけで、期待していたものは得られなかった。
・読んでみると、既に実践していることや考え方も多かったので、それらについては意を強くできた。
・「縦と横に散らす」。たとえば「環境」をテーマにするなら、
横:友達の家ではどうやって節電しているか、中国のリサイクル事情は、ヨーロッパの政策は、他社の環境報告書はどうか。
縦:原始時代のゴミ問題は、江戸時代のリサイクルの仕組みは、戦時中に物資不足になったときの省エネ方法は。(P92)
・生の情報を取り分けるトレーニングとしてテレビを見ながらノートを取る。30分程度のニュース番組やNHKの高校講座など。(P110)
・「司馬遼太郎の小説は歴史書ではないが、正確な事実だけを並べた歴史書に触れるよりはずっと日本史に対する基礎知識がつくでしょう(P128)」とあるが、これは佐藤優の指摘とは合わない。自分としては佐藤さんの意見を採る。
・情報を入手するコストについての意識を持つ(P156)。
・青空文庫全文検索サイトってのがあるらしい。http://www.su-ki-da.com/
・時事ドットコムがよいらしい。(P187)
・やっぱい文藝春秋は面白いらしい。(P189)
・「資料を読んで疑問が湧いたら、気後れせず「リリースを読んで、もっと知りたくなったのですが」と「問い合わせ先」に電話してください。(P196)」
・書類に「×」を書く。自分が目を通したものには「痕跡」を残すと再読時の手間がグッと軽減される。(P211)
・「思いついた『ネタ』を書いておくときの大事な心構えは、『決して恥ずかしがらないこと』です。」「会議で腑に落ちないことがあっても発言できない、セミナーでわからないことがあっても手を挙げて質問できない、面白いと思っている企画があるけれど提出できない...。『目立ちたいだけと勘違いされるのでは』『バカだと思われるんじゃないか』『ヘンなヤツだと思われるかもしれない』こういう心配をしていたら、未来永劫『人と違うアウトプット』はできません。僕が思うに、わが国の教育や社会文化は、このような自己規制の思考パターンをつくり上げることにかけては天下一品です。誰でもこうなってしまいます。だから、こんなケースに心当たりがある人は、『戦略的インプット』の前に、その事なかれ主義や自己検閲の癖を捨てる努力をしてください。(中略)ノートに手書きすることは、この『タブーのなさ』を確認する効果もあります。(P240)」
・横着(知的怠慢)しない。資料を配られたら一番重要な部分はどこかチェックする。「うまい話」をささやかれたら、その信憑性や発信者のメリットを想像する。いちいち考える、いちいち自分で判断する。(P251)続きを読む投稿日:2018.10.28
10年以上前なので、具体的な箇所でやや古く感じる箇所はあります。
そうでなくても「ついていけないなあ」と思うところをあります。
でも、考え方はとてもよく分かりました。
どの「情報捨て本」よりも納得でき…ました。続きを読む投稿日:2021.05.14
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