この作品のレビュー
平均 3.3 (4件のレビュー)
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このレビューはネタバレを含みます
私は外国に行ったことがないですし、さほど今の所外国旅行にも興味がないので海外の文化というか、仕事文化を全く知りませんが、それにしてもかなり違うものなのですね。
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国の違いなので、どちらがいいというものではないでしょうが、違いますね。かなり。
私も社会人ですから、自分に置き換えてシーンを想像しながら読みましたが、少なくとも
私だったらあり得ないことが、当たり前だったりしてます。
その一つが、ストレッチゴールという考え方。ストレッチゴールというのは、現状の技術だけでは解決できない課題に対し、新たな技術を導入することを前提とした目標設定の方法。だそうです。(P41引用)
前提があり得ません。新たな技術は導入されていないわけで、それを前提とした目標はいくらなんでも無茶というか無謀と考えます。が、それは私の感覚で、本で紹介されているサムスンエリートではストレッチゴールがまま設定されるそうです。
ビジネス戦略についても違います。しかしその部分ではふと思ったこともありましたが・・・
例えばスマホについてSONYとサムスンを比べて見ます。
SONYはXperia。サムスンはGalaxyです。私はどちらも使った事がありまして、Galaxyも良いスマホでしたが、使って見るとXperiaはぶっちぎりで高性能です。
もっともビジネス戦略が違うのでしょう。とにかくXperiaはハイスペック。私のXperiaはZという型番で現在はZ3が最新です。Z3は4Kビデオ映像が録画出来るとか、笑ってしまう程のハイスペックです。4Kビデオ映像を撮影出来たって、4Kテレビを持っていなければ、その画質の素晴らしさを映し出し表現することはできません。
4Kテレビを持っている前提でZ3を買う消費者なんて一体何人いるのでしょうか・・・。
ところが一方でGalaxyはボリュームゾーンにターゲットを絞ったスマホと言えるでしょう。Galaxyの消費国の一つに日本があるのかもしれませんが、ボリュームゾーンターゲッティングはコモディティ化をどう捉えるかということです。
しかし、日本においても行き過ぎたコモディティー化によって消費力が逓減してきたために、サムスンスマホの売れ行きに陰りが見えてきたんじゃないでしょうか。
しかしだからといってぶっちぎりスマホXperiaを求めている人が多いかというとそれもそうとはいえないでしょう。それはごく一部です。
アナログテレビ時代、デジタルのハイビジョンテレビが欲しかったです。とても。
ハイビジョンテレビを手にした時の満足度は強烈でした。しかし、ハイビジョンテレビをフルハイビジョンテレビに買い替えた時の満足度はそれよりも少なかったです。
私はまだ持っていませんが、フルハイビジョンテレビから4Kテレビに買い替えた時の効用はもっと少なくなると思います。さらに4Kから8Kはもっとわずかになるでしょう。
大学1年生が勉強する限界効用逓減の法則です。
SONY、サムスンに限らず家電業界は厳しいのだろうなと想像します。
そんな中で最近中国デバイスがすごいのではなかろうかと私は見ています。
実際私は1月に中国製タブレットを2台、2月にも1台買ってしまいました。
これはちょっと行き過ぎた消費行動ですが、かなりすごいのです。しかも割安。性能もさすがにiPadほどではないにしてもiPadに迫る性能です。
後10年後どこの国のどんなデバイスを自分が手にしているか楽しみです。
もしかしたら・・・Teclastで働いてわかった中国エリートの仕事術 なんて本が出ているかもしれません。投稿日:2015.03.07
日立で12年、サムスンで13年働いた著者。現場目線でサムスンエリートの実相を綴る。非現実的なほどタイトで高い目標設定、一番大事なクライアントは上司、イエスマンは当たり前、徹底した激越な競争など。日本人…とは全く異なる感覚と価値観に驚かされる。終章ではサムスンの韓国エリートを生んだ韓国文化についても触れられている。ここでも日本ではありえない生活習慣が紹介されている。お互いの違いを十分に理解し健全な日韓関係を築くことが肝要。続きを読む
投稿日:2014.12.22
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