50代から上手に生きる人 ムダに生きる人
清水義範(著者)
/知的生きかた文庫
作品情報
人生後半「大切なこと」は、すべて『徒然草』に書いてある!「人生の達人」吉田兼好が説いた処世術を、現代風にアレンジすると、どうなるか?・遊び心――五十代は楽しくなくちゃいけない・五十代からは、「もの」より「心」で贅沢する・「上手にあきらめる」と、人生、一気にラクになる・「シンプルに生きる」から、人生ムダがなくなるなどなど、「大人の人生流儀」が楽しく学べる本。
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商品情報
- シリーズ
- 50代から上手に生きる人 ムダに生きる人
- 著者
- 清水義範
- 出版社
- 三笠書房
- 掲載誌・レーベル
- 知的生きかた文庫
- 書籍発売日
- 2013.01.01
- Reader Store発売日
- 2013.03.15
- ファイルサイズ
- 0.3MB
- ページ数
- 288ページ
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この作品のレビュー
平均 3.6 (9件のレビュー)
-
今月(2013.3)の誕生日で49歳を迎えますので、50歳を迎えるために残されたのは1年と少しです。人生50年というのは織田信長の生きた時代のことですが、昔から私にとって「50歳」というのは、人生の一…つの区切りだと思っています。
仕事も充実してきますし、子供の成長にも責任が残る年齢ではありますが、そろそろ自分の終着点を見据えて、悔いの無い人生を送るために、何に集中して、何を捨てるべきかの判断力を持つべき時が私にとっての50代だと思います。
この本では、50代から上手に生きるためのポイントが、徒然草に記されていることを解説しながら、この本の著者である清水氏により述べられています。人生の充実度を決めるのは「50代の10年」とのことです、今までの人生で経験してきたことを良い教訓にして、上手に生きていきたいと思いました。
以下は気になったポイントです
・50代とは、第二の人生に向けた準備期間である、第二の人生を「上手に生きる」か「ムダに年を重ねて生きる」かは、50代で「何を考え、何をするか」で決まる(p5)
・60歳では遅い、老化が進行する中で老後を考えることは、あまり得策ではない、老人の後ろ向きの気分で考えてしまい、あまり前向きな考えが出てこない(p19)
・世俗のことにかかわって生涯を送るのは愚かであるとも言っている、欲望のためにする努力を叱っている(p32)
・趣味的に学ぶのは反ってよろしい、遊びとしての勉強は問題ない(p42)
・インフレの逆がデフレと思っていたが、実際に起こってみたら、デフレとは、どこもかしこも激安店になること(p68)
・死んだ人のことは、みんなすぐ忘れる、それよりは生きているうちに価値あるものをどんどんやって、有難うと感謝されるべき(p75)
・年を取っていて、身につけていてほしいのが「品位」や「教養」、それがない人はとても情けない(p138)
・あったことを全部しゃべろうとするのは、教養のない人だよ(p143)
・老後にやることがあって退屈しないですむ人は、そうなる前に既に始めているもの(p164)
・人間も50歳になったら、自分が何をしたいのかを知っていなければ愚か(p165)
・サラリーマンにとって仕事のことは、すんだとたんにどうでもよくなるもの(p170)
・本を読まない人では話にならない、また本物をたくさん見ることは重要(p179)
・思い出にふけるのは自分を美化すること、老人が思い出にふけるのは勝手だが、他人に聞かせるのはやめるべき、思い出は共有できる人とのみ語る(p199,200)
・友とするにもっとも良い人は、趣味も似ていて、価値観も似ていて、弱っているときには力を貸してくれる相手、妻である(p246)
2013年3月17日作成続きを読む投稿日:2013.03.17
著者ほどカッコよく出来ませんが兼好さんの死生観やものの見方は身近に感じます。鎌倉時代末期から太平記の動乱期という背景を考えばこの古典が読まれているヒントがあるかも知れません。若い時にはわかりませんねー…。続きを読む
投稿日:2021.04.28
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