小説 仮面ライダーファイズ
井上敏樹(著), 石ノ森章太郎(原作) / 講談社キャラクター文庫
作品情報
2003年1月~2004年1月放送の仮面ライダーファイズを、テレビシリーズの脚本家、井上敏樹がノベライズ化。数奇な運命に振り回された巧と真理。啓太郎、雅人、直也、勇治、彼らの出会いと別れ――。新たに登場した光る戦士の正体とは。何もかもすべてが去ってしまった今、巧と真理は幼い頃に感じた温もりと鼓動を胸に、再び歩き始める……。
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商品情報
- シリーズ
- 小説 仮面ライダーファイズ
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社キャラクター文庫
- 書籍発売日
- 2013.01.29
- Reader Store発売日
- 2013.02.08
- ファイルサイズ
- 0.3MB
- ページ数
- 272ページ
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この作品のレビュー
平均 3.2 (17件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
本編・異形の花々の方については残酷で凄惨な雰囲気の中に閃く、人間の愛・願い・希望・正義が清冽に美しい物語で☆5つ付けているが、今回は追補版「5年後」について。
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これは書かないでほしかった……というのが正直な感想。
勇治の名を受け継ぎ、直也に連れてこられた啓太郎の息子である勇介が、オルフェノクと人間の間に生を受けたことで「光の人」として特別な力を持ち、新生ファイズに変身するという内容。
この辺りは「いずれ地球の代表者として”何者か”と戦うために生まれてきた」「人間の種としての進化形」であるオルフェノクという設定に準じているような雰囲気。
TV編ではオルフェノクを食らうことで不死身となったオルフェノクの王が登場するが、小説版ではもしかして人間とオルフェノクが交わって生まれた勇介こそが、灰化の運命を逃れ、いずれ人類と地球を守る救世主となるのでは…なんて妄想が膨らむ。「お前は夕焼けか朝焼けか? 闇に向かうのか光に向かうのか」という問いかけの詩情も実にカッコイイ。
しかし小説版のあの美しいラストで「強く生きる、正しく生きる」ことを選んだはずの真理が五年経ってもまだ迷い多きやんちゃな少女のままなのには少々ガッカリだし、草加もTV編の孤独死や本作でのダルマ化に比べると、印象の薄い死に方だった(ただあの見苦しさは草加らしくて良かったと思う)。
なにより小説版ラストでの巧の死が暗示される印象的なシーンがあったのに、巧が生きていたことが残念だった。
もちろん巧のことは大好きなのだが、本作のラストシーンからは「生きていることが救いなのではなく、巧の生命から真理が生きる希望を受け取ったということが何より大事である」(誰かを失っても、その命を心に宿して生きていける。自分が死んでも、命を誰かに伝えることができる)というメッセージを感じていたのに、巧が生きていたことでそのメッセージが失われてしまったように感じた。
生きて動いてる巧が見られたことが嬉しいのは確かにあるのだが、やっぱり元通りのラストが一番良かったと思う。投稿日:2013.03.03
このレビューはネタバレを含みます
正伝が刊行された頃は、第一子の産前産後で、小説が出ていたことを知らずにいました。そしてこのキャラ文庫が図書館にあったので初めて読んだのですが。
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テレビシリーズのファイズで、初めて仮面ライダーを好きにな…った私には、途中までしんどすぎました。
真理が主人公なのは良いとしても、殆どのキャラクターが違いすぎて。
また、テレビシリーズを観ていた人向けなのか、固有名詞に対する説明や場所などの描写が省かれており、映像が浮かぶ人でないとちんぷんかんぷんかもしれません。小説としてはちょっと……なのですが、女性陣にズームさせて恋愛を軸にした展開は興味深いものがありました。
また、テレビシリーズを観ながら、巧と木場は早く正体を打ち明ければいいのにとやきもきしたものですが、この中ではさっさとバラして、私が妄想していたような会話をしていた点は、読んで良かったと思いました。
勇介が、元の木場のような心情で揺れている後日譚。正伝本編と共に、巧はどうなるのか曖昧なままなのが良かったと思います。テレビシリーズでも、手を透かして見るシーンでそういう曖昧さが沁みたので。
総合的にみて、ファイズ未視聴の人には勧められない本ですし、好きな人にも勧められない本、というのが個人的な感想です。
勿論、ファンの方々はとっくに既読であると思うのですが。続きを読む投稿日:2020.01.09
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