リブラの正体 GAFAは通貨を支配するのか?
リブラ研究会(著)
/日本経済新聞出版
作品情報
★経済・金融規制・テクノロジーなどリブラの全論点が分かる決定版
★エコノミスト、弁護士、エンジニアなど専門家が、「リブラ」プロジェクトの行方を徹底分析
★著者は、経済の専門家だけではなく、金融に精通した弁護士やエンジニアも!
■「はじめに」より一部抜粋
2019年10月14日のリブラ協会の設立に際し、マスターカード、ビザ、ペイパルは前述の規制当局の反応をもとに参加を見合わせました。
そして、その数日後に米国ワシントンで開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議では、各国は当面の間リブラを認めない方向で合意されました。
これにより、リブラプロジェクトの実施は相当な遅延が見込まれています。
他方で、リブラの関係者による「必要な認可を取得しない限りリブラを発行しない」との言葉を信じれば、
グローバル・ステーブルコインが全面的に禁止される事態にでもならない限り、
当初の予定より時間がかかったとしても最終的には必要な認可を受けてリブラを発行することは不可能ではないと思います。
もっとも、リブラに対しては高度な規制が課される見込みのため、仮にリブラを実際に発行できたとしても、
当初の想定にあるような利便性が高く世界中の誰もが利用することのできる決済サービスとしてどこまで普及するかは未知数です。
■リブラ研究会
福島 良典 (㈱LayerX CEO)
落合 孝文 (渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士)
唐鎌 大輔 (㈱みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト)
鈴木 由里 (渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士)
森下 哲郎 (上智大学法科大学院 教授)
楠 正憲 (JDD㈱ CTO)
増田 剛 (㈱ブロックチェーンハブ COO)
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商品情報
- 著者
- リブラ研究会
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - IT・Eビジネス・資格・読み物
- 出版社
- 日経BP
- 掲載誌・レーベル
- 日本経済新聞出版
- 書籍発売日
- 2019.11.27
- Reader Store発売日
- 2019.12.04
- ファイルサイズ
- 10.9MB
- ページ数
- 248ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (4件のレビュー)
-
リブラのリスク、法的根拠など深く掘り下げている。7名の著者がそれぞれの担当分野で記載。まだ使用出来ないので今一つ興味が湧かない。規制するよりも使用した方が人類の発展には役立つと思うが。。。
投稿日:2020.01.08
リブラについて各方面の専門家がそれぞれの見解を述べたもの.
GAFAに対する課題とその一角Facebookが中心となって発行するリブラ(今はディエム)への課題を分けないといけないな.
オープンな…ID規格も作るらしい.
確かに金融包摂を進める上で個人のアイデンティティとアカウントの確実な紐付けは必須
自分が悪い人だったらことの重大さがわからないUnbankedの人にリブラのアカウント譲ってもらって不正送金,マネロンしようって思ってしまうな
世界で3割の人がUnbanked(2017時点)
仮想通貨ブームやリブラで取り沙汰される「既存の通貨当局が不要になる」は極論.
通貨発行益=その資産の金利*資産額
紙幣とその紙幣の生産原価の差ではない
リブラの影響として考えれること.
自国通貨が脆弱な国がダメージ(みんなリブラを使う)
通貨が機能しない国家ってどんな運命を辿るんだろう?国家としてガバナンスを効かせる道具である通貨がないなら誰も支持しないのでは.
リブラ協会,裏付け資産の運用者と見れば超巨大なヘッジファンドともいえる.
(運用益を目的とはしないが)
だから市場にインパクトを与えうるクジラとしては市場や国にリスクになるな
運用益はすべてリブラ協会がもらう=利用者は金利がつかない
懸念:
・Unbankedにどう届けるのか?
・そもそも収益が出るのか?
JPYCに似ている気がするしグローバル版LINE PAYとも言える気がする続きを読む投稿日:2021.02.01
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