グローバル社会における異文化コミュニケーション―身近な「異」から考える
池田理知子(編著)
,塙幸枝(編著)
,青沼智(著)
,宮崎新(著)
,神戸直樹(著)
,石黒武人(著)
,鳥越千絵(著)
,師岡淳也(著)
,河合優子(著)
/三修社
作品情報
異文化コミュニケーションへの理解を段階的に深める
「グローバル社会」のなかでみすごされがちな「異」を通して異文化コミュニケーションの概念を学び、理解を深める入門書。
基礎的な概念の説明と、現象を批判的に分析する提言を盛り込んだ「基礎編」、その概念を応用してさまざまな現場の分析を行う「応用編」、時間軸と空間軸をさらに広げて考察する「発展編」の3部構成。
各章いずれも身近な「異」を導入とし、章末には考察を深めるための問いとディスカッションのヒントを提示。
-----「はじめに」より-----
これまでとは違った視点でまわりを見わたすと、意外と身近なところに自分とは別の文化背景をもつ人たちがいるのに気づくはずです。自分と変わらない日常を送っていると思っていた隣人がそうではなかったと気づく、つまり自らの「あたりまえ」がそうではなかったと知ると、これまで平気で他者を傷つけていた自分がみえてくるかもしれません。あるいは、社会で通用している「あたりまえ」に傷つけられた自分を通して、その理不尽さがまかり通る社会をどう変えていけるのかを考えはじめるかもしれません。「異文化コミュニケーション」の学びは、「あたりまえ」を疑うことから始まるといっても過言ではないでしょう。
本書では、グローバル社会のなかでこれまでみすごされてきた「異」を取りあげ、差異が生み出すさまざまな関係性がどういうものかを明らかにします。そこに生じる不均衡な力関係を維持していくのか、それとも変えていこうとするのか、コミュニケーションの〈想像/創造する力〉が試されているといえるでしょう。
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参考図書
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…
『「国語」の近代史―帝国日本と国語学者たち』中公新書(2006.12.1) https://booklog.jp/item/1/4121018753 (第3章 ことばというシンボル)
あべやすし『ことばのバリアフリー―情報保障とコミュニケーションの障害学』生活書院(2015.6.8) https://booklog.jp/item/1/4865000399 (第4章 ことばにできないメッセージ)
鈴木謙介『ウェブ社会のゆくえ 〈多孔化〉した現実のなかで』NHKブックス(2013.8.27) https://booklog.jp/item/1/4140912073 (第5章 グローバル化とメディア)
ジョシュア・メイロウィッツ『場所感の喪失 電子メディアが社会的行動に及ぼす影響』新曜社(2003.9.1) https://booklog.jp/item/1/4788508699 (第5章 グローバル化とメディア)
桜井厚『インタビューの社会学―ライフストーリーの聞き方』せりか書房(2002.1.1) https://booklog.jp/item/1/4796702377 (第6章 コミュニケーションの〈想像/創造する力〉)
北川達夫 平田オリザ『ていねいなのに伝わらない「話せばわかる」症候群』日経ビジネス人文庫(2013.1.9) https://booklog.jp/item/1/4532196701(第7章 英語という言語選択)
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阿部潔『スポーツの魅惑とメディアの誘惑―身体/国家のカルチュラル・スタディーズ』世界思想社(2008.7.1) https://booklog.jp/item/1/4790713474 (第10章 スペクテーター・スポーツの異文化論)
関根政美『多文化主義社会の到来』朝日選書(2000.4.1) https://booklog.jp/item/1/402259750X (第11章 移民・難民問題から考える多文化社会)
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