武器としての世論調査 ──社会をとらえ、未来を変える
三春充希(著)
/ちくま新書
作品情報
内閣支持率が高い地域では宗教信仰率が高い。野党支持は若年層で伸び悩み。世論調査の見方を知り、精緻に分析していけば、こんなことがわかります。この社会に窮屈さを感じている人も、あなた自身の考えが政治に反映されないことが不満で「世論調査は捏造だ」と考えている人も、この本を読んでみてください。世論調査は、社会をとらえ、未来を変えるための武器です。どの地域に住む、どんな人が、どの政党を支持しているのか、一緒に見ていきましょう。そして彼らに働きかけ、この社会を変える方法を考えてみませんか。
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この作品のレビュー
平均 3.7 (8件のレビュー)
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各社の内閣支持率の調査方法は異なる。日経と読売は、「わからない」と答えた人に対して重ね聞きをする。JNNは「ある程度」「あまり」を含めた4択で聞いて合計する。この3社では、支持率も不支持率も高めに出る…。支持率から不支持率を引いた差は、読売、日経、共同で平均より高く、朝日、毎日、NNN、ANNで低い。
平常時と比較して、選挙時には無党派層が減少し、野党の支持率が上昇する。平常時には、第一党(与党)の支持率は高く出る。
自民党は山口県、富山県、石川県、福井県に強固な地盤を持つ。自民党は、戦後、農協などを媒介した基盤を地方に持っていたことから、地方で強い。一方で、社会党は都市部に出てきた労働者を労働組合に組織することが重要な基盤だった。公明党の支持率は、西高東低の傾向があり、創価学会だけでなくすべての宗教の信仰率と似ている。
東日本は家父長制的で、男の戸主の権力が強く、主を中心とする主従関係が発達したイエ中心の社会であるのに対し、西日本は母系的で、女性・主婦の地位が高く、イエよりもムラ全体を重んじ、婚姻などによって結ばれたイエの協力によって秩序が保たれた村中心の社会である。
無党派は、1990~95年に急激に増加した。その原因として、ソ連の崩壊による社会党の支持率の低下、自民党を離党した議員が新党を結成したことによる自民党の支持率の低下、一時的に旋風を起こした新党の支持率が1年と持たず低下したことがあげられる。続きを読む投稿日:2019.12.12
武器としての世論調査
社会をとらえ、未来を変える
2019/6/10発行
三春 充希(みはる みつき)氏による著作。
1988年、神奈川県生まれ。東京大学大学院理学系研究科卒業。
世論調査や選挙分…析に関心をいだき、
2017年より「みらい選挙プロジェクト」を単独で運営。
独自の分析を公表するかたわら、一人の無党派層として社会に対する発言も行い、
与野党にかかわらず様々な政治的立場の人から注目を集めている。
猫と紅茶が好き。ツイッターアカウントは@miraisyakai。
以上のような経歴を公開している。
これはネット上のペンネームだ。
多くのデータが掲載されている。
しかし本書を一言で言えば公明党、創価学会の影響力は東日本で弱い。
その為、世論の逆風があると自民党は東日本選挙区で落選しがちであるということだ。
確かにその指摘通りに選挙結果を見てみると傾向として当たっている。
ただこの御方が悪質なのは中立を装いつつも実態はほぼ日本共産党の代理人、日本共産党のエージェントと思われる。他にも
大神ひろし@ppsh41_1945
などもそうだ。
これらの発言、日本共産党の代議士達の発言に沿う内容、重複する内容を繰り返しているだけだ。
どこにも自分自身の頭で考え述べた政治的見解など皆無だ。
(だからこそ特定政治団体の代理人なのだ。これは対象が日本共産党以外にも日本維新の会、自民党などの発言をひたすらヨイショするだけの者達も発言内容が異なるだけで実態はほぼ同じだ)
本来あるべき対話による政策の実現など考えているのか疑問だ。
ネット上の工作は現実同様、政治工作も日々行われている。
この著者もその1人なのだと思う。
続きを読む投稿日:2021.12.10
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