洗脳支配の正体
高山正之(著)
,馬渕睦夫(著)
/ビジネス社
作品情報
●アイゼンハワーの功績、ルーズベルトの大罪
●アメリカの大統領候補を決めるのは国民ではなくキングメーカー
●ジャーナリストに「言論の自由」がないのは常識
●北方4島をプーチンが返せないこれだけの理由
●グローバリズムの本当の脅威を知らない日本
●中国に在駐している13万の日本人は即刻帰国させろ
●部数急落の朝日は団塊の世代とともに滅びる
●メディアとの対立激化、“トランプ暗殺”の可能性
●イスラム教よりもはるかに「不寛容」なキリスト教
●世界の首脳も感動した伊勢神宮
●どんなにメディアが叩いても支持率が低下しない安倍政権
●いま必要なのは日英関係の強化と「日本ファースト」
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この作品のレビュー
平均 3.7 (6件のレビュー)
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もう何回か読まないと理解できない感じではあるけれど。
タイトルにある「洗脳支配」は、国の上に立つグローバリズムによる支配だ。
その一端をになうものが、新聞などのメディアであり、
彼らはグローバリズムの…資金(奨学基金を含む)により直接・間接的に飼いならされている。本書では自慢するなんて、とバッサリ切り捨てている。
表向きは平等、自由、ダイバージェント、といった言葉で煙に巻いているけれども、トランプちゃんはじめ白人は有色人種への差別感は歴然とあるし、それが行動を伴って表に出ている。
不寛容の宗教は、宗教だけに留まらず考え方・生き方までも不寛容となって表に出てくるものだ。これが日本人の考え方と相容れない。
差別はこれからもなくならない。
言っているのはただの理想論。
差別はない、と思って付き合うなら痛い目に合うだろう…
グローバル化は開かれた明るい未来を指すものではない。
日本の田舎のどこでも、コンビニがあり、スーパーができた。
同じブランドのコンビニ、スーパーはどこに行ってもイオンばかり。
どこの町にもあった小さな商店街は姿を消した。
海辺にあった小さなお食事処。これもコンビニ化。
規制緩和、グローバル化が国レベルで進むとどうなるか。
どの国に行ってもマックやケンタッキーで食事がとれるようになるだろう。
便利ですね。品質も安定してますし。
すべての国から街並みは消え、イオンですら淘汰され、世界チェーンになるのかな。
通貨はドルに統一され、製薬会社はファイザー、考え方・宗教はユダヤ教に統一、なのか?
アメリカファースト、という言葉。
これは自国を守る。グローバル化しない、という意味です。
横暴でもなんでもないです。
国のお金を握る銀行、FRBや日本銀行など民間資本の彼らによりコントロール。戦費、コロナ対策、社会保障費が嵩めばかさむほど国債発行が増えて彼らが潤う。彼らのシナリオ。
自分の国、ふるさとは大事にしなくては、とおもいました。
イギリスがEUを離脱したのは、国を守ろうという決意なのでしょう。続きを読む投稿日:2022.03.04
私にとっての高山正之氏は、メディアの欺瞞に気付かせてくれたコラムニストの一人。元産経新聞記者でもあり、右寄りながら、この国に潜む報道の問題について、舌鋒鋭く指摘してくれるジャーナリストでもある。
や…や違和感を持ったのは、未だに日本の工業製品が世界をリードする程優れているという感覚と、白人が恰も一枚岩であるかのような論調。それと、関ヶ原で収穫作業をする農民を戦より優先させた例や異教徒の洗い出しを踏み出で済ませた例を引き、日本人には残虐性が無いかの様な主張。いや、残虐性は一部にはあったし、別にあっても良い。問題は、それを歴史修正した上で、現在に政治利用する事である。
洗脳支配するものは誰か。アメリカのメディア界はユダヤ人が統治する。トランプバッシングにも関与したと。そして日本は、そのアメリカに気を遣ったプレスコードの中にある。加えて、中国に対しても。扇状的に戦争をリードしたのは、儲かるから。こうした構図を問題視する。
私が本著で気になったのはもう一つ。ポリコレの走りともする、ジョージタウン大学における黒人奴隷への謝罪。当時、奴隷を売却した費用で校舎を修復。今や、奴隷の子孫を優先的に入学させているらしい。それと2016年の三菱マテリアル。戦時の三菱鉱業時代に中国人を強制労働させた事に謝罪と賠償。この和解に関与したのも、ユダヤのサイモン・ヴィーゼンタール・センターというユダヤ人権団体だという。韓国も日本企業を訴えていたが、こうしたユダヤ絡みの話は知らなかった。
中国やアメリカ、その裏にあるユダヤ人の存在。ボーっと生きてはいられない、緊張高まる一冊。続きを読む投稿日:2022.03.13
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