ボルグとマッケンロー テニスで世界を動かした男たち
スティーヴン・ティグナー(著)
,西山志緒(訳)
/ハーパーコリンズ・ノンフィクション
作品情報
「テニスを超えた、人間ドラマだ」(松岡修造氏、本書解説より)
道なき荒野からテニス史を切り拓いた先駆者たちの、熱きストーリー。
いまのテニス界はこうして創りあげられた!!
いまだ語り継がれる名試合――1980年ウィンブルドン男子決勝。
その日センターコートに立っていたのは、ウィンブルドン5連覇がかかる絶対王者ボルグと、
その言動で物議をかもしていた悪童マッケンローだった。
二人が死闘を繰り広げた約4時間。あの時センターコートで何が起きていたのか?
またあの試合がその後の二人の運命をどう変えていったのか?
両選手の知られざるエピソード、ライバル関係、絆に迫りながら
本書はテニス史の中でもひときわ存在感を放つ“70、80年代テニス界”を紐解いていく。
ボルグとマッケンローだけでなく、激動の時代をともに駆け抜けた
ジミー・コナーズ、ビタス・ゲルレイティス、イリ・ナスターゼ、イワン・レンドル――
彼らのエピソードや、タイブレークなどルールの歴史、NIKEを始めとするスポンサーの参入。
そして、いかにしてテニスが“上流階級の娯楽”から“誰もが知る世界的スポーツ”に
変わっていったかが細やかに書かれた、テニスファン、スポーツファン必読の一冊。
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商品情報
- 著者
- スティーヴン・ティグナー, 西山志緒
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- ハーパーコリンズ・ジャパン
- 掲載誌・レーベル
- ハーパーコリンズ・ノンフィクション
- 書籍発売日
- 2018.09.01
- Reader Store発売日
- 2018.08.31
- ファイルサイズ
- 6.5MB
- ページ数
- 392ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (3件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
1980年ウィンブルドン男子決勝。ウィンブルドン5連覇がかかるボルグと悪童マッケンローを軸に、1970、80年代テニス界を紐解く。
レビューの続きを読む
あの頃(中学生)、テニス部だった(軟式だけど)。周りの仲良かった同期たちが、皆、テニス部に入るというので、流行りの乗った感じで始めたものだ。友だちにつられてと思っていたが、世間的にも、テニスがブームだったんだなあ。
ボルグ、マッケンローは、やはりよく覚えている。あの1980年の試合に、これほどのドラマが潜んでいたとは、つゆ知らず、当時は遠い世界の話と思って観ていたが、テニスのプロ化、商業主義の台頭、スポンサーの思惑、テレビ放送時間との兼ね合いによるルール変更(タイブレイクの導入)etc. etc.、 いろんなことが起こっていたんだと面白く読んだ。
が、なんだろう、翌1981年の対決以降、とたんに興味が薄れる。忘れていたが、そういえば、イワン・レンドルとかいたな~、彼が勝つとなんか面白くなかったんだよな~と、当時の記憶が蘇る(笑)
後半、20世紀のテニス界を俯瞰した大きな話となってゆき、その後、然程、テニスに対する興味を失った身としては、やや冗長で倦む内容になってしまった。
ずっとテニス部だった弟なら面白く読んだかな~。
実は、巻末の松岡修造による解説が面白かったりする。引退後、凋落していくボルグとマッケンローの違いを論じている。
「ボルグとの違いはなんだったのか ― それはマッケンローが”テニス以外の生き方”を知っていたからかもしれない。」
深い洞察だ。投稿日:2018.10.19
自分は、マッケンロー・コナーズ・レンドルの3強がしのぎを削った、案外短かった時代に熱中したので、ボルグはすでに神話の世界の人だった。振り返ればボルグにとって、伝説のウィンブルドンはキャリア末期の80年…だが、その時点で絶頂期であり、その直後の引退は事件でしかなかったことを思い知った。その一方で、この本で引退への道程もよく理解できた。
他、コナーズ、レンドル、そしてゲルライテスについて多く記述がなされており、幾分ドラマ仕立てで、かついまだ人気の高い80年代前半のテニス界のリアルを振り返る良書。ただし、今読むにはやや冗長。続きを読む投稿日:2024.01.22
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