人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点
木暮太一(著)
/講談社+α文庫
作品情報
ベストセラー『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』がついに文庫化され、会社に左右されない自分資産を積み上げる実践法がさらに追加されました。ビジネス書作家として累計167万部の発行部数を誇る著者が、経済学の原理と自身の体験をもとに解決策を提案。『資本論』のマルクスや「金持ち父さん」が教えてくれるショッキングな社会のルールを知ることから、幸せな働き方への変革は始まります。
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商品情報
- 著者
- 木暮太一
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社+α文庫
- 書籍発売日
- 2018.04.20
- Reader Store発売日
- 2018.04.20
- ファイルサイズ
- 8.1MB
- ページ数
- 320ページ
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この作品のレビュー
平均 4.2 (40件のレビュー)
-
価値と使用価値の違いを再認識出来た。
どちらも大切だが、まずは多少時間をかけても資格や技術ブログなど価値を積み上げていく事が重要だと感じた。
また筆者が「楽しい仕事」というのを「興味を持てる仕事」と…定義していたのもしっくりきた。
働いていく中で笑顔になるには自ら興味持って知りたい解決したいと思えるような仕事につける事が大切なのだと思う。続きを読む投稿日:2022.05.13
このレビューはネタバレを含みます
▪️用語
レビューの続きを読む
価値: 商品を作るのにかかった費用
使用価値: 商品を使うことで得られるメリット
▪️給料の本質
2種類の給与体系がある
・必要経費方式: 働いていくために必要なお金を支給する
・利益分前…方式: 儲けた分で給料がきまる
労働力を商品だと考えると、必要経費方式では「価値」に依存して給料がきまるので、「使用価値」(=売上実績など)では決まらない
▪️資本主義経済の仕組み
会社は利益を出すために活動するが、利益は商品の価値が材料の価値よりも大きくなることで「剰余価値」として発生する。
その剰余価値には以下の3種類ある
・絶対的剰余価値:
労働者をたくさん働かせることで得られる剰余価値(例: 3時間多く働かせたが、その分を回復させるのに1時間分の時間で足りれば、2時間分の剰余価値が得られる)
・相対的剰余価値
生活費が下がることで、働いていくために必要なお金が下がり、支給する給料も下げられる
・特別剰余価値
イノベーションや、自社だけが知っている効率的なやり方でコストを削減すること
▪️資本主義で生きる労働者の運命
企業が利益を上げるために労働者が発明したイノベーションで、(労働者の)生活費が下がれば、給料の基準も下がってしまう(給料が必要経費方式なため)
他社との差別化を図るためにイノベーションを出してもコモディティ化してしまうので、利益創出のためにイノベーションを出し続けるしかない(でも、そうすると生活費が下がり給料も下がる)
▪️高い賃金を払ってもらうための条件
給料を高くするには労働力の「価値」を高めることが重要。
でも、多くの人は「使用価値」を高めることに注力している。使用価値を高めることの具体例は残業することや、売上成績を上げること。
それでも給料は上がるが、一時的なものになってしまう。
▪️自己内利益を高める方法
自己内利益は以下の式だが、QoLのようなもの
自己内利益 = 年収・昇格による満足感 - 生きていくための必要経費
高給だけど、それを上回る激務・プレッシャーだとQoLは低くなる
【満足感を変えずに必要経費を下げる方法】
他の人と比べて精神的苦痛を感じにくい仕事をすること。
必要経費の中には気晴らしをするためのお金も考慮されていて(会社によるが)、精神的苦痛が少なければ気晴らしする必要がなくなるため。
【必要経費を変えずに満足感を上げる方法】
労働力の価値を高めることです。つまり、他の人が真似しにくい能力を身につける、ということです。
こうすることで、自分の必要経費はそのままでも年収を上げられたり、昇格できたりする(そんなに簡単な話でもない気はするが。。。)
ただ、変化の早い業界では身につけた能力がすぐに使えなくなるかもしれないし、スキルの内容によっては賞味期限が短いものもあるので、できるだけ長いもので身につけられるとよい(例として、会計の知識、営業のスキルなどが挙げられる)
労働力の価値を高める取り組みは数年から10年単位での積み上げが必要で、日々の生活の中で労働力を「消費」するのではなく価値を高めるために「投資」することが大切とのこと。
本著の中にあったメッセージとして
「PLだけではなく、BSも考えて働く」
がありました。
PLが目先の利益を、BSが高められた労働量を表しているのだと解釈してます。続きを読む投稿日:2024.01.08
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