アリさんとキリギリス
細谷功(著)
/さくら舎
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
アリ社会の限界、キリギリス社会の希望!
『地頭力を鍛える』でデビューした思考系ビジネス書の著者の新境地。「キリギリスの復権」が本書に通底するテーマ。「アリとキリギリス」は、世界的に知られたイソップ寓話の一つ。冬の食糧ために夏の間も働いて溜め込んだアリ、対してバイオリンを弾きながら歌って過ごしたキリギリス。冬になってキリギリスがアリに食糧を分けてほしいと乞うが、断られて死んでしまう。この話は紀元前に作られたものであり、「今の時代の教訓にはならない。これからはキリギリスの時代がやってくる」「アリに変革はできない。世の中を変えられるのはキリギリスである」と著者は説く。
アリとキリギリスの違いを小見出し50本+1コマ漫画で端的に表現し、「アリ社会・日本」の限界と突破口を見つけるヒントを示す。
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商品情報
- シリーズ
- アリさんとキリギリス
- 著者
- 細谷功
- 出版社
- さくら舎
- 書籍発売日
- 2016.11.04
- Reader Store発売日
- 2017.12.08
- ファイルサイズ
- 39.6MB
- ページ数
- 208ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (21件のレビュー)
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コンサルで10年、その後事業会社(大手企業)に転職して5年になる。周りを見ても、コンサルから大手企業に転職した人(特に責任者以外のポジションで転職した人)があまり活躍できずに、比較的早期に辞めてしまう…理由の1つが「アリの巣では跳べないキリギリス」なのだと腹落ちした。
大企業がコンサル頼みをやめられない理由の1つも、川上と川下が不逆性であることと、アリとキリギリスの特性で説明がつくし、コンサルが去った後、うまくいかなくなるのも、アリとキリギリスのバトンを渡すのは難しい、ということで説明がつく。
社会には両方必要で、お互いがお互いの特性を理解し、補完し合うのが良いと理解はしたが、難易度はかなり高いなと。
まずは自分からアリとキリギリスの両方の価値観を理解し、うまく役割分担できるように努めてみようと思った。続きを読む投稿日:2021.09.05
堅苦しいビジネス本ではなく、細かく簡潔に刻まれた章立て、アリさんとキリギリスさんの会話風のテンポ良い文章構成で、サクサクと一気に読めた。(流し読みになってしまったけど)
「川上と川下」という考え方が…印象的だった。川上では創造性重視、抽象的思考、属人的、非分業の”質”勝負。川下では効率性重視、具体的行動、組織、分業の”量”勝負。
企業で研究職に就いている私は、どちらかというか川上で働いている。創造性や抽象的思考が求められているけど、それが難しくて、うまく物事を前に進められなくて、もどかしい。それはきっと、わたしがアリ的思考をしているからだ、と感じた。
出来ない理由を連発する・他と違うことを非難するのではなく、
どうしたら出来るか考える・他と違うところを探し際立たせる・面白いし自由でいいじゃん!と捉えてみる。
そんなマインドセットで仕事に向かいたいと思った。
人事評価を気にして人と比べて、わかりやすい具体的な成果を出そうと意識すると、創造的な・抽象的な、型にハマらない仕事ができなくなっている自分に気づいた。仕事を楽しめない自分に気づいた。
でも、いい評価をもらって給料上げたい気持ちは真だし…。サラリーマン、世知辛いなあ。
大多数の人は、年齢を重ねるにしたがってキリギリス→アリへと不可逆変態をする。あるいは、アリと協力するためにアリの仮面を被ってアリ集団に潜入したキリギリスがいつの間にか本物のアリになって一生を終える。という文章、ゾッとした。
そして、このアリがこれからはAIに置き換わり、どんどん川上側へ侵食してくる…
こわすぎ。
続きを読む投稿日:2023.12.16
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