銀行員 大失職
岡内幸策(著)
/日本経済新聞出版
作品情報
◆銀行員の質の低下、銀行自体の自壊も始まる
銀行と金融マンの質の低下が止まらない! 金融の最新情報は聞きかじり、本部が薦める金融商品をマニュアル通りに売りつけるばかりで、顧客側のニーズには応えられない。バランスシートも読めなければ、地域情報も自分の足で稼いでいないから、融資のための案件組成など望むべくもない。対人折衝の機会も少ないため、コミュニケーション能力も失われている。それでも銀行員は一生安泰。行内での出世競争に敗れても、取引先が拾ってくれる? いや、そんな時代は完全に過ぎ去ろうとしている。
◆AIでほとんどの業務が代替可能に
AI活用で現場から人がいなくなるのは製造業だけの話ではない。すでに、AI搭載ロボットによる投資アドバイスが導入され、近い将来、窓口業務全般にも活用される。そこに蓄積された情報で、さらにAIは進化していく。そのうえ融資や案件組成のための企業分析におけるAI活用も始まれば、多くの銀行員・金融マンは当然、お払い箱になる。
さらに最近は、企業の銀行からの人材受け入れが極端に減少。まさに大失職時代の幕開けである。
◆銀行大淘汰の時代に銀行と金融マンは何をすべきか?
本書は、実務はもとより銀行のウラ事情にも通じ、銀行員の質の低下を憂え続けてきた筆者ならではの視点で、AI時代の銀行のあり方を切り取るもの。IT化、ブロックチェーンなどネット社会の進展で銀行そのものの存在意義が問われるなか、相変わらずの横並び経営を続ける銀行と、そのなかで自己変革のできない金融マンたちが直面している課題を解説するとともに、一般読者も金融(銀行)の最前線で起こっている変化がわかりやすく理解できる。
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商品情報
- シリーズ
- 銀行員 大失職
- 著者
- 岡内幸策
- 出版社
- 日経BP
- 掲載誌・レーベル
- 日本経済新聞出版
- 書籍発売日
- 2017.06.01
- Reader Store発売日
- 2017.06.19
- ファイルサイズ
- 14.5MB
- ページ数
- 284ページ
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この作品のレビュー
平均 3.6 (9件のレビュー)
-
金融機関がそもそもここまで凋落してきた背景と現在、それを踏まえた失職のプロセスが分かりやすいです。
その上で、何をすべきか?の指針にもなります。投稿日:2023.10.03
銀行員 大失職
2017/6/2 著:岡内 幸策
フィンテック、AI,ブロックチェーンなどIoT化やデジタル化による第4次産業革命の波が、従来の金融機関の役割や業務内容を激変させる。
従来の権威や…評価が崩壊するなかで、IoTをうまく活用できる人材が求められていることは事実だが、何よりも必要なのはコミュニケーション能力であり、とりわけ金融の世界では、人とのつながりがこれまで以上に重視される。
本書の構成は以下の7章から成る。
①変わる市場とニーズにどう応えるのか
②金融機関はいつからサービス業でなくなったのか
③AIでいらなくなる行員
④フィンテックが変える銀行業務
⑤デキる人材は埋もれている
⑥地域金融機関の存亡
⑦大手行の存亡
IT・AIにより今後近い将来もどう変わるのかわからない。そしてそれは金融にも言えることである。変わらないから不安は募るばかりである。しかし、確実に訪れる変化。目を背けるわけにはいかない。それは全く見えないわけではなく、ある程度の仮説をもって対応していくしかない。
それは間違っているかもしれないが、その努力を怠ってはいけない。逃げず、立ち向かい、試し、間違いまた修正するということを繰り返す人だけが付いていけるのかもしれない。
変わることは怖い。
しかし、変わらないことはもっと恐ろしい。
見えないことが多すぎるものの、知識という眼鏡をもって少し先を見る努力は続けていきたい。そしてがむしゃらに対応していく気概だけは忘れたくない。続きを読む投稿日:2018.08.06
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