リクルートの すごい構“創”力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド
杉田浩章(著)
/日本経済新聞出版
作品情報
「リボンモデル」「不の発見」「価値マネ」「ぐるぐる図」「価値KPI」「型化」……
次々と新しい事業を生み出す「リクルート式」を、
トップコンサルタントが徹底分析!
数々の新規事業を生み出してきたリクルート。
「結局リクルートだからできるのであって、我が社には役立たない」と思い込んでいる人たちは少なくない。
しかし、それは大きな誤りだと著者は言う。
リクルートには、個人のアイデアを拾い上げてブラッシュアップし、
驚異的なスピードと爆発力で展開するしくみを組織全体で共有しているのだ。
昨今話題の「リーン・スタートアップ」「アジャイル」と似た手法を、
シリコンバレーに先駆けて実践していたのがリクルートである。
本書は、第一線の戦略コンサルタントが、その手法を分析し、一般の企業に応用する方法を解説する。
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商品情報
- 著者
- 杉田浩章
- 出版社
- 日経BP
- 掲載誌・レーベル
- 日本経済新聞出版
- 書籍発売日
- 2017.05.01
- Reader Store発売日
- 2017.06.02
- ファイルサイズ
- 5.9MB
- ページ数
- 256ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (59件のレビュー)
-
リクルートの強さの秘密。「リクルートのすごい構創力」
いや~、やっぱりリクルートって会社はすごいです。
元リク、リクルートOBという経営者や、フリーランスの方には、
本当によくお会いします。
これを読むと、だからリクルートの人は、独立したり経営…者になっても活躍できるのか、
という部分だったり、この環境にいれば、それは成長できそう、と納得できる点ばかり。
ではいきましょう。
■リクルートのすごい構創力 のあらすじ
BCGの日本代表の方が書いたということもあって、すごく論理だてて、
体系的に書かれています。
加えて、それぞれを証明するエピソードとして、実際にリクルートで起こったことが、
随所に載っています。
リクルートのモデルを、事業の成長フェーズに合わせて、
0→1
1→10 パート1
1→10 パート2
10を超えて
という流れで説明されます。
そしてその前後で、一般的な企業との違いや、リクルートの経営陣がやっていることが、
記されています。
ポイントは、「リボンモデル」「価値KPI」「価値マネ」「型化とナレッジ共有」など
9つのステップに分けて書いてあるので、すごくわかりやすいです。
そもそも、顧客のニーズではなく、「不」からビジネスを構想しているので、
目先ではなく、本質的に世の中に求められるサービスが生まれやすいことに起因し、
それを、うまく試し、兆しをつかみ、成長させるためのノウハウが詰まっています。
特に経営陣や、マネジメントラインが、何を見て、何に注意してメンバーと
コミュニケーションをとっているかは、すごくリクルートらしいポイントだと思います。
■刺さりポイント
・リボンモデル。このモデルの優れたところは、そもそもの事業の目的を、単に自社の売上や利益を追求するためのものにとどめないところにある。
自社の売上、利益を追求しない結果が、自社の売上・利益につながるという、
何とも禅問答みたいな結果なのですが、それを社員一人一人はもちろん、
マネジメントラインや、経営層が認めていることが大きいのではないかと思います。
普通、現場が自社の利益につながらなそうなことをしていたら、
「いや、お前変なことすんなって。」と思うところを、一定許容できるところがすごい。
・ニーズは言葉通り、お客様が求めているもの。一方の「不」には、それだけでなくリクルートが考える、あるべき社会の姿が反映されている。
この「不」の考え方に、リクルートらしさが詰まっている。
・多くの企業では、この企業の何が本質的な顧客への提供価値なのかですら、意識合わせができていない。どうしても、売上にばかり目が行き、「顧客への提供価値についての意識合わせすること」は後回しにしてしまう。
前述の「不」の考え方や、自社の利益を超えた目的設定ができるところが、リクルートの強みだとすると、
常にその目線に戻す、または、伝えていく経営層や、マネジメント層の役割が極めて大きい。
ここもリクルートの強さの秘密。
■これからやること
この本から学んだことは以下です。
仕事の目的をどのレベルで置けるか
身の回りにある「不」。仕事のまわりにある「不」に目を向ける。
それを自分の生業として、育てていく。
別にどの会社にいても、本質は一緒。リクルートのやり方がすべて正解というわけではないでしょうし、
リクルート自体もこれからまた進化していくのだと思いますが、
ある種マネすることで、アウトプットの質や量が上がる部分があるはずです。
すごく勉強になる本でした!
あきばのBlog →http://akibadokuritu.blog.jp/続きを読む投稿日:2019.02.17
-
2024/02/02読破
一言:「型」を作り、成功した要素を抽出し組織に広げていくノウハウが学べる
感想:リクルートの精鋭部隊の業務の「型」を学べます。エリートたちが集まって、洗練された「型」で…業務を行なっていく姿を想像すると、他を追随させない圧倒的なパフォーマンスがイメージできました。
下記は印象に残ったページ
p157
「型」はあくまで組織全体のパフォーマンスを上げる基礎力を付けるもの。新入社員や中途が入ってきても組織に馴染み、馴染んだ後に発展しやすいような基礎のこと。
p221
WCMシート
will,can,mustで自分の未来や可能なこと、やらなければいけないことを言語化しやすいシート続きを読む投稿日:2024.02.02
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