北海道が危ない!
砂澤陣(著)
/扶桑社BOOKS
作品情報
小林よしのり氏推薦!!
北の大地で何が起こっているのか?
沖縄だけではない!
アイヌ利権、政治家と役所との癒着、北教組の偏向教育、公正を欠いたメディア、水源地を買い漁る中国……
北の大地を蝕む衝撃の実態を告発!
「砂澤陣は天才彫刻家・砂澤ビッキの息子で正真正銘のアイヌ系日本人であり、
自らを『日本国民』と明言し、アイヌ利権に個人で戦っている。
アイヌ問題は砂澤陣に任せた!」(漫画家・小林よしのり)
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商品情報
- シリーズ
- 北海道が危ない!
- 著者
- 砂澤陣
- 出版社
- 扶桑社
- 掲載誌・レーベル
- 扶桑社BOOKS
- 書籍発売日
- 2016.08.30
- Reader Store発売日
- 2016.10.04
- ファイルサイズ
- 2MB
- ページ数
- 256ページ
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この作品のレビュー
平均 4.4 (6件のレビュー)
-
ここに書いていることは事実なのでしょうか?
ほとんど衝撃に近い感懐とともに読了しました。
まず、著者は、この「告発の書」とも呼ぶべき本書を書くに当たって、「アイヌは先住民族なのか?」という根本的な問い…を立て、疑義を呈します。
「明治以前に東北、北海道、樺太、千島の一帯に住んでいた先住民たちを『アイヌ民族』と一括りにすることはできない。(中略)もっと部族単位の共同体だったのである。それが近代以降、日本に同化され、限りなく混交を繰り返していった」
「日本に同化される前の先住民を仮に『アイヌ民族』と呼ぶとして、それが独自の生活圏、文化圏を持つ共同体として連綿と続いているのか。答えは誰が見ても『ノー』であろう」
さらに、北海道開拓の歴史を「アイヌ民族に対するジェノサイド」という見方には、史実を丹念に追うことで真っ向から反論しています。
そのうえで、北海道に暮らすアイヌ系住民の「2割程度」しかいない北海道アイヌ協会に矛先を向けます。
一読して、北海道アイヌ協会が、これほど腐敗しているとは思いもよりませんでした。
たとえば、本道には、経済的な理由で大学進学が困難なアイヌの子弟に、一人当たり最大で年額100万円を貸し付ける制度があります。
過去に総額24億9000万円が貸し付けられましたが、返済されたのはわずか160万円。
利用実態も、通学する必要のない放送大学や通信大学を受講し、卒業率は極めて悪かったそう。
しかも、道民しか受けられない制度であるにも関わらず、一時的に住所を道内に移して受け取っていたケースまでありました。
アイヌ協会の元役員は、著者にこう述べたそうです。
「放送大学の授業放送を見たのは1回だけ。後は4年間、ただ毎月8万円を受け取り、生活の足しになって助かった。それに払えないと言えば、それだけで返済が免除されるから楽だよ」
アイヌ協会役員が認めた者だけが受けられる「職業訓練事業」というものもあるそうです。
月に13~14万円が支給されますが、協会員周辺の人々の中には、複数回の受講をしている者も。さらに、1年おきに10年受け続け、累計780万円を受け取った者もいたといいます。
交通費の不正受給というものまであるそうで、その方法をアイヌ協会札幌支部が受講生に指南していたそうです。
こうした不正の数々を地道に調べた著者は、道庁や道議に働きかけましたが、一部の道議を除き、ほぼ全員が「触らぬアイヌに祟りなし」(同書)とまともに取り合おうとはしませんでした。
著者が「プロ・アイヌ」と呼ぶ人たちは、アイヌ文化や伝統行事を「金のかかるもの」に変質させたそうです。
たとえば、祭司はいくら、副祭司はいくら、参加者はいくらと支給金が決められ、その数を水増ししてまで多額の助成金を得ているのだとか。
アイヌを語るミュージシャンや伝統工芸師がかなりいるようですが、著者は「彼らの本業は、アイヌ政策の補助金で活動する『アイヌ屋』だ」と手厳しい。
ここに書いたのはほんの一部で、本書では「アイヌ利権」がこれでもかというくらい紹介されています。
本書の内容が説得力を持つのは、ほかでもない著者自身がアイヌの血を引いているからです。
父はあの有名な彫刻家、砂澤ビッキ。
著者はその父から「アイヌで飯を食うな」と物心ついたころから戒められてきたといいます。
「アイヌで飯を食うことそれ自体が、アイヌの血を受け継いだ人々から自立心を奪い、誇りを奪うことになるからだ」
というビッキの言葉に、粛然とする思いがしました。
アイヌ批判を許さない空気が醸成されたのは、北海道新聞や北教組にも大いに非があるといい、いずれも章を割いて批判しています。
それにしても、北海道では恐らく最大とも思われるタブーに、ここまで斬り込んだ勇気はすごいです。
読むのは自由、こうして論じるのも自由(だって言論の自由なんですから)、関係者がどう反応するのか興味深いです。続きを読む投稿日:2016.10.24
在日利権、同和利権、沖縄利権と同様、プロアイヌによるアイヌ利権という存在を初めて知った。
弱者を装い、税金をまきあげるのみならず、日本人を世界に貶める活動を行うところは、名前は違えど新左翼系のやること…はすべて等しい。
また、左翼系はこの本の香山リカも含め、話し合えばすべて解決するといいながら、同じ土俵には絶対に上がってこない卑怯ものばかりだ。
砂澤さんには、逆風が吹き荒れているようですが、頑張ってほしい。続きを読む投稿日:2018.11.30
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