中央線誕生
中村建治(著)
/交通新聞社新書
作品情報
明治22(1899)年、中央線の前身「甲武鉄道」が新宿~立川間で開通する。さらに新宿~飯田町間が開通し、日本初の専用路線を持つ電車が走る。やがては東海道線と並ぶ本州の鉄道幹線、中央本線開通へのスタートとなった甲武鉄道。その開業に賭けた挑戦者たちの葛藤を描く。また「中野~立川」がなぜ一直線なのか、逆に立川より西、新宿より東の路線がうねっているのはなぜなのか、荻窪や吉祥寺、三鷹より先に武蔵境が開業したのはなぜか…といったエピソードも紹介。 中村建治(なかむら けんじ)昭和21(1946)年、山梨県大月市生まれ。明治大学政治経済学部卒、鉄道史学会会員。 著書に、『山手線誕生』『東海道線誕生』(イカロス出版)『日本初の私鉄「日本鉄道」の野望 東北線誕生物語』『地下鉄誕生』(交通新聞社新書)の「鉄道誕生シリーズ」のほか、『鉄道唱歌の謎』(交通新聞社新書)『明治・大正・昭和の鉄道地図を読む』『東京 消えた!全97駅』(イカロス出版)などがある。
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商品情報
- シリーズ
- 中央線誕生
- 著者
- 中村建治
- 出版社
- 交通新聞社
- 掲載誌・レーベル
- 交通新聞社新書
- 書籍発売日
- 2016.06.15
- Reader Store発売日
- 2016.09.23
- ファイルサイズ
- 12.3MB
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この作品のレビュー
平均 4.0 (2件のレビュー)
-
中央線のもととなる武甲鉄道開業の歴史を辿る。今の路線になった経緯などが分かり面白い。線路のように産まれた時からあるものが何故そこにあるのかを追いかける楽しみ。
投稿日:2017.05.16
多摩地域と都心を結ぶ大動脈、中央線の誕生を描いた1冊。なぜ一直線なのか、なぜ今のルートが取られていたのか、そしてオリジナル5それぞれの駅はどうやって決まっていったのか。中央線のあれこれが詰まった、とて…も勉強になる1冊でした。読んでから乗る中央線はまるでタイムスリップしていくような、過去に思いを馳せる瞬間が増えたりして。もし自分がその時代にこんな構想にかめていたら、ワクワクしながら過ごしていただろうなとも思いつつ、感謝を込めてまだまだ中央線のお世話になっていきたいと思った1冊でした。続きを読む
投稿日:2019.06.08
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