米軍式 人を動かすマネジメント--「先の見えない戦い」を勝ち抜くD-OODA経営
田中靖浩(著)
/日本経済新聞出版
この作品のレビュー
平均 3.3 (12件のレビュー)
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1.引き続き、マネジメントに関する本を読み漁ろうと思い購入しました。マクドナルドでバイトをしていた時期があり、米軍のマネジメント教育を取り入れたことをふと思い出したので本書を手に取りました。
2.P…DCAが叫ばれて長らく立ちますが、これの考えに一石投じる考えた方が「OODA」です。PDCAでは変化の速い現代では対応しきれず、気が付いた時には沈んでいるため、観察、決定、実行、行動を軸にした考え方が必要だと述べています。PDCAでは、綿密な計画を意識しすぎたがゆえに起こってしまう悲劇だと言えます。日本人では特にこの傾向が強く、数多くの企業が失敗をしているにもかかわらず、放置していることを問題視しています。
そこで、本書では部下に任せることを軸にし、上記の4要素をサイクルさせることをモデルとしています。現代の企業を見てみると、過剰な量の報告を要求したり、無茶な計画をしていることで不祥事を招いたりしています。そもそもPの時点で間違えており、結果として会社がつぶれる運命にあります。そこで、本書では、OODAを活用し、どうしたら企業が上手く成り立つのか、どう活用させるのかを事例を基に話しています。
3.前回読んだ本と共通の部分がありました。1つは「ある程度部下に任せること」です。前回はリーダーは部下と一定の距離を置き、ある程度任せるとの述べていました。本書でも同じことが言え、部下に考えさせる機会を持たせることで組織の成長を促しています。しかし、決定的に違う部分は、「ルールを順守させる」ことへのこだわりです。本書は、部下が自ら考えさせることを重視して考えているのにたいし、リーダーの仮面では、「ルールを徹底させたうえで部下にある程度任せていく」ということを述べていました。どちらも変化の速い現代ビジネスに対応するためのモデルだとは思いますが、コミュニケーションに大きな違いを感じました。
自分としては、ルールを整えることは重要だし、組織をまとめる上で大切ということには賛成です。しかし、トップが間違えた時、それは失敗するといえる部下を育てなくてはならないことも事実です。私は、ルールを作るものの、部下に任せる範囲を決めていくことがマネジメントにおいては重要だと思います。また、コミュニケーションは最低限でいいという前回の本にも疑問を抱いており、コミュニケーションは会社を成長させる重要な要素ですし、人間を成長させる一番の要素だと考えています。最低限でいいという前回の本では、物足りないと思いました。続きを読む投稿日:2021.04.10
◆OODA
・Observe(観察)
・Orient(状況判断、方向づけ)
・Decide(意思決定)
・Act(行動)
◆PDCAとの違い
・臨機応変、相手中心、現場中心
⇔硬直的な計画による管…理
◆ミッションコマンド
・作戦の大枠を示す続きを読む投稿日:2020.10.19
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